話題のサンフランシスコ創業スタートアップ b8ta:後編
カントリーマネージャー北川卓司(きたがわたくじ)

by twistdesign

PR QAIS

b8ta Japanは2015年にサンフランシスコで創業されたb8taとベンチャーキャピタルEvolution Ventures(カリフォルニア州サンフランシスコ、創業パートナー・シャージール・ハサン氏)の外資系企業です。「サービスとしての小売(RaaS:リテール・アズ・ア・サービス)」と呼ばれるソリューションを提供している会社です。

前回に続き、今回はそんな話題のサンフランシスコ創業スタートアップb8ta Japanカントリーマネージャー北川卓司さんの個人としての仕事への取り組み方から、今後の生活スタイルまで幅広くお話をお伺いしました。

 

―暮らしの中のデザインとは何でしょうか? これまで北川さんのご経験として、暮らしを豊かにするアイデアや考え方について、北川さんが考える意見や方法があったら教えてください。

私は歩き回るのが好きなので新しい商業施設などにもよく見に行きます。最近では、新しくできた宮下パークなどオープンしてすぐ行ったりしました。昨今はコロナ禍で難しい状況ですが、新しい商業施設があればまずは行ってみます。街の変化を敏感に感じ取るようにしています。実際に影響のある施設があれば、まずは実際に足を運び、肌で感じるようにしています。

 

―北川さんは普段の仕事の中で、世の中のトレンドやニーズの変化をどうやってとらえていますか?どんなところで、どんな方法で仕事上のアイデアを得ていますか?

トレンドはネットから調べたりすることが多いです。また、是非出品いただきたい企業様は社内の全社員が参加したスラックなどを活用し、チームで情報共有を図るなどして新たな情報を得るようにしています。また、今はコロナの影響で海外にはいけませんが、海外にはよく行く方だと思います。最近ではミネアポリスやサンフランシスコなどにも行きました。前職の本社があったことから、イギリスなどにもよく行く機会がありました。Zoomなどのオンラインツールでは、現地ことを深く知るのには限界があるので、その土地に実際に行って、肌で感じたことを大切にしています。

 

―当サイトは「デザイン」をテーマにしています。北川さんなら、自由に暮らしや生活をデザインできるとすれば、どのようにされますか?

私は、以前より室内空間と屋外空間の両方で使えるものに興味がありました。例えば、室内空間と屋外空間の両方で使えるものとしては、スマートフォンやパソコンぐらいでは無いでしょうか。例えば、アップル製品は、そのようなデザインプロダクトの代表例だと思います。もし私が自由に何かをデザインできるなら、そういった室内と屋外で使えるものをデザインしてみたいと思います。私は、肌身離さず使っているものに特に興味があります。 

 

―コロナ禍の状況において、リモートワークが進んでいます。郊外に住むことに関してどのように考えをお持ちでしょうか?また、そのような状況下において、b8taの出店戦略を考えると、今のb8taは、新宿や有楽町など、都心の中心的な地域にあるかと思いますが、例えば、鎌倉などの郊外でもあってもよいのでしょうか?

 私はビルの真ん中に住みたいタイプではないです。都会に住むよりも、川や公園があるようなエリアの方を好みます。かといって、東京から離れるのは交通の便も気になります。コロナ禍の状況においてライフスタイルのパラダイムシフトが起きてきているとは思っております。私の場合は、郊外に住むのもアリだと思いますが、今は、お店や会社に通勤する必要性があるので状況によってですね。

b8taの出店戦略についてですが、出品したい方が出品したい場所にあるかどうかをb8taでは大切にしています。出品したい企業は、一般にはトラフィックの集まるエリアを好むので銀座、渋谷、新宿などが対象となります。地方にニーズがあれば鎌倉のようなエリアも出店の対象エリアになることも考えられます。あくまでお客様のニーズ次第ですね。仮に、六本木ヒルズの会員制ラウンジのような、年収1億しか入れないラウンジが存在し、その中に出品したい企業様が存在したとします。出店する企業のニーズがあれば、そうした店舗をオープンすることも検討の対象にはなります。個人的に好みかどうかというより、出店したい方がいるかどうかがまずは大切だと考えております。

 

 

―本サイトをプロデュースしているGUMの歯磨きで有名なサンスターが、『「お口」「カラダ」だけではなく、「生活空間」から健康に。』というテーマを掲げ、『カラダがよろこぶ空気。』をコンセプトとした脱臭除菌システム『QAIS -air-』を発売しました。こうした取り組みをどう思われるでしょうか。

在宅勤務が長くなる中で、脱臭除菌はいろいろな場所で使え、持ち運びできるサイズはいいですよね。昼間は生活空間のリビングや、寝る際は寝室など、どこでも使えるのは、今の時代にマッチしている商品かと思います。コロナで室内にいる時間が長くなっているので、室内環境を整えることは重要だと思っております。部屋の中の空気が実は屋外の空気よりも汚いと言われる時代なので、私も空気清浄機は常につけています。掃除機であれば、ロボットを使うなどすると、すごく楽ですよね。テクノロジーの発展で、生活が豊かになることは、素晴らしいことだと思います。

一方で、こう言った新しいコンセプトの製品を体験してもらうのが強みのb8taですが、脱臭除菌など目に見えないものはデモンストレーションが難しいので、これが課題になるかと思います。出店いただく企業や生活者のニーズを丁寧に拾いながら、課題解決できればと思います。

b8taでは、店舗スタッフの気づきなどもメモして出品企業へチャット機能などでフィードバックしています。お客様の生の声には、たくさんのヒントがあります。アンケート調査を取るにしてもコストがかかります。お客様の抱えている悩みや買わない場合は、どんな理由で買わないのかなどを分析する必要があります。例えば、カラーバリエーションでも、3色好きか聞いて、3色全てがお客様から不評であれば、開発の設計でカラーバリエーションの設計が間違えている可能性も考えられます。そうしたお客様からのインサイトは常に大切にしています。

 

―いま、北川さんが個人的に気になっていること。興味をもっていることは何でしょうか?

直近では、コロナ禍で体験型ストアをオープンしたわけですから、日本のマーケットにb8taを受け入れていただけるかは一番気になっています。一人でも多くの方にいい経験だったなぁと感じてもらえるように、日々オペレーションも改善を重ねています。気になっていることは多々ありますが、コロナ禍で活動や発表の場が限定的になってしまったアーティストの皆さんを何か支援できることができないかは考えています。せっかく都内でも有数の好立地に店舗をオープンしましたので、何かしらの形で作品を展示できるような試みを近いうちに試してみたいと思います。

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