ユニバーサルデザイン駅事例10選!駅で見かける身近なもの編

by twistdesign

私たちの生活に密接な公共機関。中でも通勤や旅行などで電車や新幹線を使う人も多いのではないでしょうか。そんな身近な乗り物を快適に利用させてくれるのが、駅です。駅には私たちが普段気付かないような、デザインの工夫がされているのをご存じですか?

ユニバーサルデザインと呼ばれる今注目のデザインは、駅の至る所に潜んでいます。そこで今回は、駅で使われているユニバーサルデザインの例をご紹介します。ユニバーサルデザインのメリットと合わせてチェックしていきましょう。

ユニバーサルデザインとは?バリアフリーとは違う?

ユニバーサルデザインとは、さまざまな文化、言語、年齢や国籍、性別や能力の違いに関わらず、多くの人が快適に使えることを目指したデザインのことです。建築物はもちろん、日用品などにも採用されているため、私たちの生活に深く関わっています。

ユニバーサルデザインとよく似た言葉に「バリアフリー」があります。バリアフリーは、対象者が障害を持った人や高齢者に限定。生活をしていく上で不自由に感じる物理的原因を取り除く目的のものです。

よってユニバーサルデザインは、バリアフリーより多くの人をターゲットにしていることがわかりますね。

駅の中にユニバーサルデザインを取り入れるメリット3つ

ユニバーサルデザインは、多くの人が利用する駅でも活躍しています。ここでは駅にユニバーサルデザインを取り入れるメリットを3つご紹介します。

駅の中にユニバーサルデザインを取り入れるメリット①:多くの人が使いやすい

駅には小さな子どもからお年寄りまで多くの年代の人が集まります。そのため、どの年代の人でも利用しやすく快適に過ごすことが求められるでしょう。ユニバーサルデザインを導入することで、スムーズに移動できるのは、私たちにとってメリットでしかありませんね。

 

駅の中にユニバーサルデザインを取り入れるメリット②:誰でもわかりやすい

まだ文字が読めない子どもから、日本語がわからない外国の人まで利用するのが駅です。誰でもわかりやすいユニバーサルデザインを取り入れることで、一目見て問題解決することができます。そのための工夫が駅の中にはたくさん隠されていますよ。

 

駅の中にユニバーサルデザインを取り入れるメリット③:利用客の増加

使いにくい上にわかりにくい駅は、利用者にとってストレスでしょう。そのため、自然と客足が遠のくもの。ユニバーサルデザインを取り入れることで、誰でも快適にお出かけがしやすくなります。利用客が増加することで、駅自体も盛り上がりますね。

 

駅で使われるユニバーサルデザインの事例10選!

駅でユニバーサルデザインを取り入れることのメリットがわかったところで、実際にどのようなデザインがあるのか実例を10選ご紹介します。

駅で使われているユニバーサルデザイン例①:ピクトグラム

ピクトグラムとは、一目見ただけで何を指すものなのかわかるアイコンのような絵文字です。世界にはさまざまな言葉や文字で生活している人がいるため、言語だと利用者の目的を伝えきれないこともあるでしょう。

しかし、ピクトグラムだと一見して何を指しているのかわかるため、どんな国の人でも使いやすいのが特徴です。また文字がまだ読めない小さな子どもも絵を見ると指しているものが理解できるため、駅にはなくてはならないユニバーサルデザインのひとつでしょう。

駅で使われているユニバーサルデザイン例②:多目的トイレ

出典:つくばエクスプレス

普通のトイレのほかに、駅には多目的トイレが設置されていることがほとんどです。多目的トイレには車いすの人も使いやすい広々した空間に、手すりや音声案内など通常のトイレにプラスαの機能が搭載。高齢者や障害者も使いやすいデザインになっています。

そのほかにも赤ちゃんのオムツを替えられるシートなどもあるため、親子で利用することも可能です。

駅で使われているユニバーサルデザイン例③:大きなエレベーター

駅に設置されているエレベーターは、大きく広々とした作りが特徴。それは、車いすやベビーカーがそのまま乗り降りできるためです。また駅構内のエレベーターはガラス張りのものも多く、狭いところが苦手な人にも考慮されたデザインなのだそう。

開放感あふれる広々としたエレベーターは、駅はもちろんデパートなど多くの人で賑わう施設には多数取り入れられていますよ。

駅で使われているユニバーサルデザイン例④:昇降口

電車の昇降時に列車とホームの隙間が気になった経験はありませんか?これらの隙間は、車いすの人やベビーカーにとっては大敵です。そのため、ユニバーサルデザインではこの隙間をなるべくなくしたものを採用しています。

隙間に加え段差をなくすことで、昇降しやすさが格段に良くなります。またホームの端に色をつけることで視覚的に転落を防げるように。最近ではホームと電車の間に壁面を作り、物理的に落下を防げるものも登場しています。

駅で使われているユニバーサルデザイン例⑤:スロープ

駅では路線の移動などで階段を使用する場面も少なくありません。しかし車いすやベビーカー、足の悪い人にとって段差が負担になることもあるでしょう。多くの駅では階段に併設されてスロープが設置されています。

車いすやベビーカーに乗ったまま移動できるため、利用者の負担を軽減。スムーズな移動が叶います。

駅で使われているユニバーサルデザイン例⑥:車いす専用席

電車の中には高齢者や妊婦さん、ケガをした人が優先的に座ることができる「優先席」が設置されています。それに加えて「車いす専用スペース」が設けられていることも。広いスペースで車いすの人も快適に電車を利用することができるでしょう。

駅で使われているユニバーサルデザイン例⑦:広めの改札口

出典:つくばエクスプレス

改札口には、通常のスペースのほかに幅を広くとったものもあります。これは車いすやベビーカーの人のほかに、キャリーケースなどを持っている旅行客やビジネスマンに向けたユニバーサルデザインです。

通常の細い改札口だと、車輪やキャリーケースが邪魔になってしまうこともあります。広々した改札口を通ればストレスなく通行可能です。

駅で使われているユニバーサルデザイン例⑧:つり革

つり革は同じ高さでそろえられておらず、さまざまな高さを用意されているのをご存じですか?これは成人男性と学生やお年寄りなど、さまざまな身長の人がいっしょになる電車だからこそ工夫されたユニバーサルデザインなのです。

身長によって使いやすいつり革の高さは異なり、場合によっては不自由を感じることもあるでしょう。高さ違いが用意されることで、多くの人が快適に乗車時間を過ごすことができますね。

駅で使われているユニバーサルデザイン例⑨切符販売機

駅の券売機は、タッチパネルでわかりやすいデザインになっています。またコイン投入口が広くなっていたり視覚に障害がある人はテンキーで金額が入力できたりと、使う人にやさしい工夫が隠されているのです。

音声で読み上げしてくれるものや、券売機のそばに案内カウンターを設けるなどサポート体制も抜群。

駅で使われているユニバーサルデザイン例⑩電光掲示板

電光掲示板は、聴力に障害がある人が目で見て運行状況がわかるようになっています。またLEDライトを使用することで、母国語のほかに英語など多国籍の言語で表示が可能。外国人にもわかりやすいものになっています。

そのほか、路線と駅をアルファベットと数字で表しているため、電光掲示板と路線図を合わせて見てもわかりやすいでしょう。

まとめ

ユニバーサルデザインは、多くの人が利用する場所にこそなくてはならないデザインです。普段何気なく使っている駅の中にもたくさんのユニバーサルデザインが隠されていますよ。紹介した以外にも駅にはたくさんのユニバーサルデザインがあります。ぜひ探してみてくださいね。

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