ユニバーサルデザインフード例12選!

by twistdesign

昨今では年齢、人種、性別、障害の有無などに関わらず多くの人が利用できるように作られたデザインとして「ユニバーサルデザイン」という言葉をよく耳にすることがありますが、食品にも「ユニバーサルデザインフード」というものがあります。では、いったいユニバーサルデザインフードと呼ばれる食品はどのような目的でどのような消費者に向けた商品なのでしょうか。今回はそんなユニバーサルデザインフードについてと商品を12品に絞ってご紹介いたします。

 

ユニバーサルデザインフードとは

ユニバーサルデザインフードとは「UDF」とも呼ばれ、年齢・障害の有無に関わらず、通常の食事から介護食まで多くの人が利用できるように作られている食品のことです。

ユニバーサルデザインフードは日本介護食品協議会によって定められた基準に基づき、会員企業が製造・販売をしたことを証明する「UDFマーク」がパッケージに表示されています。このようなマークがついていれば高齢者の方や歯の治療中の方、体調を壊してしまった方、食べ物をうまく飲み込めない方も、それぞれ自分の状態に合った食べやすい食品を選ぶことができるのです。

 

ユニバーサルデザインフードの種類

ユニバーサルデザインフードには冷凍食品、レトルト食品、加工食品、とろみ調整食品などがあります。(とろみ調整食品とは、食べ物・飲み物に加え、混ぜてとろみをつける食品のことです。)食べる人の状態にあった食品を選べるように、冷凍食品、レトルト食品、加工食品などには「食品の食べやすさ」を、とろみ調整食品には「とろみの強さ」をそれぞれ分けて「UDFマーク」といっしょに表示されています。

食品の食べやすさの区分

冷凍食品、レトルト食品、加工食品などには、食べやすさの目安になる基準を4区分にわけて表示されています。
【区分1 容易にかめる】
噛む力:硬いもの・大きいものが少し食べづらくい
飲み込む力:普通に飲み込むことができる

【区分2 歯ぐきでつぶせる】
噛む力:硬いものや大きいものが食べづらい
飲み込む力:食品によっては飲み込みづらいものもある

【区分3 舌でつぶせる】
噛む力:細かくてやわらかい食品は食べられる
飲込む力:水・お茶が飲み込みづらいことがある

【区分4 かまなくてよい】
噛む力:固形物であると小さくても食べづらい
飲み込む力:水・お茶が飲み込みづらい

出典:わかるユニバーサルデザインフード

とろみの強さ

とろみ調整食品にはとろみの目安を4段階に分けて表示されています。
【とろみの強さ1】
とろみの状態:フレンチドレッシング状
使用料目安:1gほど

【とろみの強さ2】
とろみの状態:とんかつソース状
使用料目安:1g~2gほど

【とろみの強さ3】
とろみの状態:ケチャップ状
使用料目安:2gほど

【とろみの強4】
とろみの状態:マヨネーズ状
使用料目安:3gほど


出典:わかるユニバーサルデザインフード

 

ユニバーサルデザインをフードに取り入れるメリットとは?

規格基準を設けることで食品メーカーごとの仕様のバラつきをなくし、利用者が安心してスムーズに利用することができます。 また、パッケージのデザインや仕様を統一することで、消費者がどのメーカーのものでも分かりやすく、使いやすい商品を提供することができます。

 

ユニバーサルデザインフード12選

では、ここでユニバーサルデザインフードを12商品に絞ってご紹介いたします。

ユニバーサルデザインフード例①:アサヒグループ食品「バランス献立 デミグラスハンバーグ」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分1の「容易にかめる」食品です。
ふっくらとしたハンバーグと香味野菜で煮込まれています。ソースはトマトがはいったコクのあるソースで、具材もおおきめで見た目もおいしく仕上げています。その他にも白身魚だんごのかき玉あんかけ、白身魚だんごと帆立の寄せ鍋、京風がんもの含め煮が販売されています。

 

ユニバーサルデザインフード例②:キューピー「やさしい献立 肉じゃが」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分1の「容易にかめる」食品です。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎを牛肉のうま味で煮込こんでいます。キューピーのホームページには肉じゃがのアレンジメニューとして肉じゃがのコロッケなどが紹介されています。その他に鶏だんごの野菜煮込み、海老だんごのかきたま、煮込みハンバーグ、貝柱のマカロニグラタン、鶏と野菜のシチューがあります。

 

ユニバーサルデザインフード例③:和光堂「食事は楽し 中華風まぜごはん」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分1の「容易にかめる」食品です。
中華おこわ風の混ぜご飯になっています。ごまとねぎの香ばしい香りが食欲をそそります。他に、5種野菜の卵あんかけ、いろどり野菜のチキンライスなどが販売されています。

 

ユニバーサルデザインフード例④:マルハニチロ「もっとエネルギー トマトソースのスパゲッティ」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分2の「歯ぐきでつぶせる」食品です。
MCTの主成分である中鎖脂肪酸が配合されているため、消化・吸収がはやく、少しの量でも高エネルギーを摂取することができます。野菜のうまみとトマトがたぷりはいったソースになっています。その他、牛肉のおじや、カレーうどん、ちゃんぽん、豆腐と卵のあんかけ、肉じゃが、中華五目あんかけが販売されています。

 

ユニバーサルデザインフード例⑤:クリニコ(森永乳業グループ)「やわらか亭 麻婆丼」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分2の「歯ぐきでつぶせる」食品です。
ごはんは国産の米を使用しており、水の割合にこだわってご飯粒のかたちが残るようふんわりとやわらかく炊いています。ごはんにじっくり煮込んでやわらかく仕上げている甘口麻婆の具材をかければ完成です。その他、カレーライス、ハヤシライス、中華丼、牛丼、があります。

 

ユニバーサルデザインフード例⑥:キューピー「やさしい献立 海老と貝柱のクリーム煮」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分2の「歯ぐきでつぶせる」食品です。
えびと貝柱をやわらかく仕立て、玉ねぎやじゃがいも、にんじんといっしょにクリームソースで煮込んでいます。キューピーのホームページには海老と貝柱のクリーム煮のアレンジメニューも紹介されているので、幅広く活用できる商品ですね。区分2のやさしい献立シリーズには主食4品、おかずは6品展開となっています。

 

ユニバーサルデザインフード例⑦:大和製罐 エバースマイル「やわらかムース ビーフシチュー」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分3の「舌でつぶせる」食品です。
牛肉、じゃがいも、ほうれん草、にんじんを柔らかいムース状に仕上げ、赤ワインを使用したデミグラスソースで煮込んだビーフシチューになっています。調理液と和えながらつぶしてお好みのやわらかさに調整することができます。電子レンジ使用可能なカップ入りのため、持ち運びしやすく、温めるのも簡単で便利です。ムース食シリーズは和食メニュー、洋食メニュー、中華メニューがあり幅広いメニューから選べるようになっています。

 

ユニバーサルデザインフード例⑧:キユーピー「やさしい献立 やわらか鶏釜めし」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分3の「舌でつぶせる」食品です。
電子レンジにも使えるカップ容器のため、扱いが便利に。そのまま食べても、10秒ほど電子レンジであたためても、家庭でつくるような味が楽しめます。こちらもキューピーのホームページにやわらか鶏釜めしのアレンジメニューが紹介されています。その他、チャーハン、カレーライス、オムライス風が販売されています。

 

ユニバーサルデザインフード例⑨:ハウス食品「おいしくサポートゼリー バナナ」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分3の「舌でつぶせる」食品です。
濃厚なバナナの甘みとさっぱりした酸味も感じられる、滑らかで、柔らかい味わいのゼリー。このゼリーでタンパク質、鉄、亜鉛、カルシュウムなどの栄養を取ることができます。その他、抹茶ミルク味、ミルクティ風味、ヨーグルト風味、イチゴ、コーヒーが販売されています。

 

 

ユニバーサルデザインフード例⑩:アサヒグループ食品「バランス献立 なめらかかぼちゃ 含め煮風」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分4の「かまなくてよい」食品です。
かぼちゃと玉ねぎを裏ごしし、ふくめ煮風に仕上げています。メインの料理にもう一品加えたい時に重宝します。その他、なめらかにんじん ポタージュ風、なめらかほうれん草 ポタージュ風、なめらかさつまいも 芋きんとん風が販売されています。

 

ユニバーサルデザインフード例⑪:ハウス食品「やさしくラクケア とろとろ煮込み 親子煮風 」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分4の「かまなくてよい」食品です。
むせたり誤嚥する原因となる離水やべたつきがすくなく、食べやすいペースト状となっているお惣菜です。その他、ハンバーグ味、ビーフカレー味、クリームシチュー味、肉じゃが味、すき焼き味、かつ煮風、中華うま煮風が販売されています。

 

ユニバーサルデザインフード例⑫:キューピー「すりおろし果実 りんご 」


出典:楽天市場

ユニバーサルデザインフード区分4の「かまなくてよい」食品です。
りんごの果実を78%使用しているため、果実そのもののおいしさを楽しめます。果肉をすりおろして食べやすい滑らかな仕上がりで、デザートとしても楽しめます。その他、ももとりんご、パイナップルとりんごが販売されています。

 まとめ

このように、ユニバーサルデザインフードは手にとった時にUDFマークと表示をみて、自分にあった食品がどれなのか分かりやすく、そして誰もが安心して利用できるようになっています。
また今では幅広い品揃えで多くの人の食生活を支えてくれています。ネットショップやスーパー、ドラッグストアなど身近なところでも販売されているので、ぜひユニバーサルデザインフードをうまく取り入れて、毎日の食生活をよりよいものにしてくださいね。

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