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特徴

アールヌーボー

アールヌーボーとは何か知っていますか?歴史や特徴、芸術家などをご紹介

by twistdesign 2021年1月15日

「アールヌーボー」という言葉を聞いたことがありますか?アートに詳しい人や、ミュシャのファン、ステンドグラスやデコラティブな工芸品が好きな方たちにはなじみのある言葉だと思います。しかし、実際アールヌーボーの意味や歴史などを知らない方も多いはずです。

そこで、今回はアールヌーボーについて様々なことを、なるべくシンプルに分かりやすくご紹介させていただきます。

●アールヌーボーとは

アールヌーボーとは、フランス、ベルギーを中心にヨーロッパで起こった芸術運動の一つです。「アールヌーボー」という言葉は、フランスの日本美術商サミュエル・ビングがパリに開いた画廊「メゾン・ドゥ・ラール・ヌーボー」に由来します。

アールは「芸術」、ヌーボーは「新しい」という意味です。直訳すると「新しい芸術」という意味になりますね。

何が新しかったのかというと、アールヌーボー以前は、工芸は美術よりも劣ると考えられていましたが、それを否定し、建築物、家具、食器などの工芸品、さらには商業用ポスターなどのグラフィックデザインを「芸術」にまで高めました。

また、新しい素材であるガラスや鉄を多用したことも当時の人々には斬新でした。アールヌーボーという総合芸術により、芸術家たちは自然と調和した「新しいライフスタイル」を目指しました。

●アールヌーボーの歴史

アールヌーボーは、19世紀末から20世紀初めにかけて、ヨーロッパを中心に広まり流行した芸術運動です。

アールヌーボーに影響を与えたのは、19世紀後半のイギリスに起こったアーツ・アンド・クラフツ運動でした。当時、産業革命によって大量生産の安価で質の低い製品が出回っていました。この運動はウィリアム・モリスが中心となって進め、産業革命による工業化を批判し、職人の技や中世の芸術を通じて生活の美化を推進しました。

民衆の生活に溶け込むアーツ・アンド・クラフツ運動の思想が、ベルギーやフランスで、鉄やガラス中心とした新しい素材を使いながら社会や生活に芸術性を取り戻そうという動きにつながり、アールヌーボーに結実したのです。

アールヌーボーはその時代を象徴する装飾美術様式として認知され、1900年のパリ万博は「アールヌーボー展」とも呼ばれるほど、流行の頂点となりました。ヨーロッパ各地にも広まっていき、各国呼び方もさまざまで、イギリスでは「モダン・スタイル」ドイツ語では「ユーゲント・シュティール」、イタリアでは「スティレ・リベルティ」、スペインでは「モデルニスモ」など、主な名称だけでも二十を超える数があると言われています。

第一次大戦勃発による、社会の変化により、装飾性が高く大量生産に向かないアールヌーボーは時代遅れとなり、約20年で幕を閉じてしまいました。その後、流行は近代的な装飾様式のアールデコへと移行していくのです。

一度衰退したアールヌーボーですが、1960年代にアメリカでアールヌーボー様式の建築の再評価がされ、その後、ヨーロッパ各地に眠っていたアールヌーボー建築が次々に発見されました。現代においても、アントニオ・ガウディの建築物やアルフレッド・ミュシャの絵をはじめとするアールヌーボーの作品などが世界中人々を魅了しています。

●アールヌーボーの特徴

アールヌーボーの特徴は、自然な曲線や曲面を用いることで装飾的に表現されていることです。また、花、草、蔦、昆虫など、有機物をモチーフにしていることが多く、階段の手すりや木製家具の形態としてそうしたモチーフが取り入れられたり、さらには壁に描かれることもありました。そのようなモチーフは、さらに抽象的な形態に簡略化され、自然を想起させるような自由な曲線によるデザインになることもありました。

また、アールヌーボーの美しい装飾的な表現は、当時流行していたジャポニズムの影響を強く受けていると言われています。アールヌーボーの絵画、建築、家具、ジュエリーなどのあらゆるデザインは、浮世絵に見られるようなアシンメトリーのレイアウト、花や植物、昆虫など自然をモチーフにしたゆるやかで曲線的な形状や構造など、華やかさが特徴です。

●アールヌーボーの芸術家

アルフォンス・ミュシャ(Alfons Maria Mucha 1860 – 1939)


出典:Pinterest
アルフォンス・ミュシャ[黄道十二宮]

本の表紙、雑誌の挿絵、宣伝ポスター、新聞のタイポグラフィ、絵はがきなどのグラフィックデザインやイラストレーションのアーティストの中でも、最も影響力があったのはチェコのアルフォンス・ミュシャでした。

パリの街頭に貼り出されたヴィクトリアン・サルドゥの演劇「ジスモンダ」のミュシャ作のポスターは一夜にしてセンセーションを巻き起こしました。

ミュシャの大半の作品は、女性を中央に据え、自然の要素からなるアラベスクで取り囲んだ繊細なデザインでした。このスタイルは世界的な評判を獲得し、当時のイラストレーターたちに広く模倣されました。

ドーム兄弟(Daum Frères)
兄オーギュスト(Auguste Daum 1853 – 1909)
弟アントナン(Antonin Daum 1864 – 1930)


出典:Pinterest
ドーム兄弟[冬風景文ランプ]

ドーム兄弟は、アール・ヌーボー期に国際的な脚光を浴びたフランスのガラス工芸家です。「1897年のブリュッセル万国博覧会で金賞」「1900年のパリ万国博覧会で大賞」などを授与され、ナンシーを代表する会社としてその名を世界に広めていきました。

ドーム兄弟の作品には新種の園芸品種、珍しい外国の温室植物など、幅広い種類の植物がデザインされていました。また、野原や森、四季、雲の流れ、夕暮れなど、美しい風景デザインもドーム兄弟の作品の魅力です。

ルイス・カムフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany 1848 – 1933)


出典:Pinterest
ティファニー[キングサリのランプ]

ルイス・カムフォート・ティファニーはアメリカの宝飾デザイナー、ガラス工芸家で、アメリカにおけるアールヌーボーの第一人者として知られています。とくにステンドグラスやモザイク加工で名を馳せ、当時発明されたばかりの電気スタンドを美しく彩るステンドグラスを制作し、今でも「ティファニー・ランプ」として世界中で愛されています。

ヴィクトール・オルタ(Victor Horta 1861 – 1947)


出典:Pinterest
ヴィクトール・オルタ[タッセル邸]

ベルギーのヴィクトール・オルタは非対称的な曲線模様を特徴としたアールヌーボー様式を装飾芸術から建築へと取り込んだ最初の建築家と言われています。 オルタの「タッセル邸」は世界初のアールヌーボー建築作品です。「建築家ヴィクトール・オルタの主な都市邸宅群」は世界遺産に登録されています。

エクトール・ギマール(Hector Guimard 1867 – 1942)


出典:Pinterest
エクトール・ギマール[パリ・メトロ出入口]

エクトール・ギマールは、フランスの建築家で、アールヌーボーの代表者です。ギマールは、パリ最初のアールヌーボー建築であるパリ16区の住宅「ラ・フォンテーヌ・アガー集合住宅」を設計して高い評価を得ました。

その後、パリのメトロ出入り口のデザインを任されます。草が絡まるような不思議な形のメトロの出入り口は代表的な建築となり、現在はパリのイメージシンボルのような存在です。

●おわりに

アールヌーボーとは何か、なんとなくお分かりいただけましたでしょうか?デコラティブでとても美しい作品が多いですよね。漫画に出てきそうな装飾やラインは、日本人にも大変人気が高いです。

アールヌーボーは、日本の影響を受けた物も多くみられますが、逆に、日本の芸術家たちにも強い影響をあたえました。優れた芸術は、国境や時代を超えて人々を感動させるのでしょう。

アールヌーボーに触れる旅に出てみるのはいかがでしょうか?

2021年1月15日
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デザイン家具

デンマーク家具の特徴とは?具体的な事例とともに

by twistdesign 2020年10月28日

近年、北欧家具は人気の衰えを知りません。北欧とは主にスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランドのことで、北欧インテリア家具はそれらの国で誕生した家具を指します。そして、北欧家具の中でもダントツで、技術やデザインに優れているのがデンマーク家具なのです。

【魅力的な国デンマーク】


出典:Pinterest

デンマークは、国連が2012年から発表している「幸福度調査」で2013年、2014年、2016年に1位を獲得しています。その理由としては、学力、勤務時間の少なさ、そして仕事の労働生産性が、世界上位。消費税は25%と大変高いものの、医療費、学費が無料なうえ、年金制度もしっかりしています。その「世界一幸せな国」とも言われるデンマークでは昔から「ヒュッゲ」という言葉が大切にされています。「ヒュッゲ」とは、英語ですらも直訳できる単語がない独特なニュアンスがありますが、イメージとしては「幸福」や「心地よさ」を表す言葉です。昨今ではこの「ヒュッゲ」が欧米でも注目を集めており、日本でも雑誌やテレビ番組などで特集されるようになってきました。

【デンマーク人の家具へのこだわり】


出典:Pinterest

デンマークでは 長く使い続けられたヴィンテージ家具のある家がとても多いです。デンマーク人は家具を選ぶのが上手で、選び抜いた家具を、愛着を持って長く使うのです。もし使わなくなることがあれば、子供たちに譲ったり、フリーマーケットで売るなどします。資源の少ないデンマークでは家具は使い捨てではなく、使い続けてシェアすることが一般的なのです。デンマークでは、家具を大切に長く使う社会の仕組みが定着しており「家具は我が家の財産」だと考えて購入している人がほとんどなのです。

【家具の巨匠を多く輩出している国デンマーク】


出典:Pinterest

デンマークでは、ハンス・J・ウェグナーやアルネ・ヤコブセンをはじめとする「巨匠」と呼ばれる有名デザイナーが数多く輩出されています。
世界的な家具デザイナーが多く輩出された背景には、家具デザイナーになるためには多くの試練があったことが理由の一つです。当時は、家具職人として経験を積んだ後にようやくデザインの勉強が許され、家具デザイナーとして活躍するまでには非常に長い時間と厳しい試練があったと言われています。職人として製造現場を知り、その経験を活かしたうえでデザインをすることで、実用性や生産性なども考慮した家具作りをすることができ、結果的に洗練された家具が作られたのです。

【デンマーク家具の歴史】

歴史的に見て、デンマーク家具を代表するものは、1940年代から60年代の約30年という限られた期間にデザインされたものがほとんどです。デンマークでは1900年代以前はオリジナルと言える家具デザインは存在していませんでした。1900年代初頭から工業的な大量生産を前提としたバウハウスに影響を受け、それが独自の進化を遂げ、木材の材質を重視し、伝統的なクラフトマンシップを維持しながら、一般市民にも手が届きやすく使いやすい家具を作ることにいたりました。

【デンマーク家具の人気の秘密】


出典:Pinterest

日本で紹介される北欧家具で、代表的なものはデンマークのデザイナーによる家具が数多くあります。デンマークは、「ヒュッゲ」に則り、集中して質の高い仕事をした後は残業などせず、空いた時間は家族や友人と家で食事をしたりして、ゆっくり一緒に過ごします。そのため、そのようなライフスタイルを豊かにする為に、デンマーク人は家具や食器、日用品 デザインにとことんこだわるのです。そんなデンマークで作られてきた家具だからこそ、世界中の人々が魅力を感じているのです。

とても寒い冬を快適に過ごすために、その寒さをしのぐ知恵や工夫が家具作りに反映されています。機能的で心が落ち着く暖かみのあるデザイン、高級な木材を惜しみなく使いナチュラルで飾り気のない大型家具、または、遊び心たっぷりのデザイン性に富んだ椅子など、日本人受けの良いデザインが多いのもデンマーク家具が人気の理由です。

それでは、デンマーク家具における特徴の具体例を見てみましょう。

【デンマーク家具の特徴・具体例①】 機能性

デンマーク家具製作で一番重視されていることは機能性です。十分な機能や性能を追い求めてから、美しさを追求します。重ねやすい形だったり、折りたたんでコンパクトにできたり、人の身体にフィットするフォルムを追求したりと、使う人にとって気持ちの良い家具であることが大きな特徴です。


出典:Pinterest
Yチェア(1949)

機能性の高さで有名なのが、デンマークの巨匠ハンス・J・ウェグナーがデザインした「Yチェア」です。1950年の発表以来、これまでに世界中で70万脚以上が出荷されていて、数多くあるウェグナーの椅子の中で最も売れたと言われる椅子です。ゆったりとした奥行きのある座面と背から肘まで緩やかに回り込むようなラインの肘掛けが特徴で、ダイニングでもくつろげるチェアとして愛され続けています。中国の明朝時代の椅子をヒントにデザインされ、細部を更に突き詰めることで誕生したチェアで、機械生産がしやすい形状のため、工業デザインとしても優れています。背板の合板がY字型なので、「Yチェア」と呼ばれています。

【デンマーク家具の特徴・具体例② 】実用性

デンマークは大柄な人が多いにもかかわらず、家の面積はそれほど広くないため、効率的に空間を使う方法を想定して家具がつくられているそうです。そのように無駄を省いた実用的なデザインは、特に1950年前後のミッドセンチュリーの家具に多くみられます。現代まで、さまざまな時代のあらゆるニーズに対応してきたこともデンマーク家具の特徴でしょう。


出典:Pinterest
アントチェア

デンマーク家具で実用性が高いものの代表と言えば、世界で最も有名な北欧デザイナーと言っても過言ではないアルネ・ヤコブセンが、1951年にデンマークのノボノルディスク社の社員食堂用の椅子としてデザインした世界初の量産型椅子です。座面、背板を1枚の3次元成型合板という高度な技術で作られた椅子は、当時の木製家具の世界に新しい風を吹き込みました。そのフォルムが蟻を連想させることから、「アント(蟻)チェア」の愛称を持ち、日本ではアリンコチェアとも呼ばれています。

【デンマーク家具の特徴・具体例③】 デザインのシンプルさ

デンマーク家具製作で一番重視されていることは機能性や実用性。十分な機能や性能を追い求めてから、美しさを追求します。だからと言ってデザインが手抜きだというわけではありません。デンマーク家具は北欧の中でも特にシンプルでモダンなものが多いです。良いものを長く使うデンマークでは、部屋のイメージを決定づける家具は、飽きのこないシンプルなデザインが好まれるのでしょう。シンプルな線や曲線で、模様は極めて少ない家具がほとんどです。また、デンマーク家具は、色使いのシンプルさもポイントで、多種類の色を使用しない傾向があり、1色または数色のみでシンプルにデザインされているものが多いです。全てにおいてシンプルに構成することが大きなポイントとなっています。空間を選ばずどんなインテリアにもしっくり馴染むシンプルなデザインは、デンマーク家具の特徴です。また、物を大切に長く使う文化が浸透している国で飽きのこないシンプルなデザインでありながら経年変化を楽しめる家具が多いのも特徴の一つです。


出典:Pinterest
J39 シェーカーチェア(1947)

デンマークで「庶民のデザイナー」として知られるボーエ・モーエンセンによる、素材を生かしたシンプルなデザインが特徴の「J39 シェーカーチェア」。モーエンセンは、人々の住宅事情や消費意識などに合わせた家具を追求し、一般庶民が購入できる価格でありながら、質の高い家具を創ることを使命としていました。「J39 シェーカーチェア」の背もたれには、大きく湾曲させた幅広の板を使い、すっきりしたデザインの上、生産性の高い椅子です。デンマークでは「庶民の椅子」と呼ばれ、現在でも国民的な椅子として親しまれています。

【デンマーク家具の特徴・具体例④ 】素材

<木材>

デンマーク家具には、木の風合いを活かしたナチュラルで温かみのあるものが多いのが特徴です。高級木材として知られるチーク材が多く使われており、その美しい褐色の木肌と繊細な木目が、あたたかくやわらかな雰囲気を醸し出しています。また、資材が豊富だった時代に作られたデンマークのヴィンテージ家具にはまれにローズウッドやマホガニーのような、現在では伐採が規制され、なかなか手に入れることのできない高級素材が使われた家具があります。


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イージーチェア No.45(1945)

「家具の彫刻家」と称されるフィン・ユールによる「イージーチェア No.45」は、「世界で最も美しいアームを持つチェア」と呼ばれる傑作。フィン・ユールは、当時加工が非常に困難だったチーク材をデンマーク家具の主要木材として確立したと言われる人でもあります。

<木以外の素材>

当時、木材に力がそそがれていた一方で、金属やプラスチックといった大量生産に向く素材も巧みに取り入れられていました。特に、木材以外の素材を好んで使っていたのは、金属製の家具を得意としたポール・ケアホルムと、デンマーク近代家具デザインの「異端児」ヴェルナー・パントンでした。ただ、両者がデザインした家具は、機能的でシンプルなものが多く、デンマーク家具の特徴に沿っていることに変わりはありません。素材が高価すぎたり、北欧以外で手に入れることが難しいことを考慮すると、木材以外の物がリプロダクト版として製作しやすく、手に入りやすいことが、現在人気がある特徴です。


出典:Pinterest
パントンチェア(1967)

現在ではミッドセンチュリーデザインの象徴ともいわれるヴェルナー・パントンによる名作「パントンチェア」。 パントン自身の名を冠した「パントンチェア」の、 安く生産できるパリエステル樹脂の一体成型という画期的なアイデアと、可塑性の素材でなければなしえない、流れるような究極のフォルムは、発表されるやいなや世界中で大絶賛を受けました。そして、その時代ごとに、最も優れた素材を用いるという彼のアイデアのもと、今でも新しい素材をもって生まれ変わり続けています。

【まとめ】

デンマーク家具の特徴とその具体例をご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?デンマーク家具の特徴は、機能性、実用性、デザイン、素材の全てにおいてバランスが良く、長年使い続けることができることです。生活や心を豊かにしてくれるデンマークの家具、購入前にしっかり特徴を見極めてお部屋に迎え入れることお勧めします。

2020年10月28日
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デザイン家具インテリアデザイン北欧デザイン

BoConceptを知っていますか?特徴や事例から人気の理由に迫る

by ryo.animal 2020年10月24日

BoConcept(ボーコンセプト)を知っていますか?木製家具職人イエンス・ジェンソンとタジェ・モルホルムが1952年に設立したデンマーク発祥のインテリアショップです。

「Bo」とはデンマーク語で「生活」を意味します。私たちの生活を取り巻くあらゆるインテリアを取り扱いながら、顧客のライフスタイルにあったコーディネイトを提案してくれることで大人気のショップです。

デンマークの小さな田舎町から始まったショップは68年たった今、65ヶ国にわたって300店舗以上を展開する高級ライフスタイルブランドへと成長しました。このBoConceptの人気の秘密は何なのでしょうか?

今回はBoConceptの特徴を紹介しながら、その人気の秘密に迫ってみたいと思います。

 

BoConceptの特徴①:68年の家具製造の歴史

家具職人のイエンスとタジェが始めたBoConcept。

創業当時から「先見性に優れ、伝統に根ざ す優れたデザイン」をかかげ、68年にわたって家具を作り続けてきました。

その製品には世界中で賛美されているデ ンマークデザインの理念が反映されています。

それは「シンプルさや クラフトマンシップにのっとり、優雅な機能性と上質な素材を用いて家具製作を行う」こと。

近年では数々のデザイナーとのコラボレーションを通して、デンマークデザインの歴史を大切にしながら、モダンでコンテンポラリーな流行やテクノロジーと融合させた家具作りを行ってきました。

コラボレーションしているのはデンマーク出身者をはじめとして、受賞経験のある評価の高いデザイナーばかり。

そうした中でBoConceptは数々の人気商品を生んできたのです。

店内ではいつも最新の北欧スタイルのアイテムがそろい、訪れた人全てに新しいインスピレーションをあたえてくれます。

 

BoConceptの人気商品「KINGSTON エクステンションテーブル」

出典:BoConcept

Kingstonテーブルはスタイリッシュな美しさと機能性を兼ねそろえています。

オーク材で作られた、自然なカーブを描く楕円形のテーブルは柔らかい印象。

ビルトインの伸長天板付きで片手で簡単に伸長することができます。

 

BoConceptの特徴②:スペースを最大活用する多機能家具

インテリアを考えるとき、スペース問題で選択肢が制限されてしまうことが多々あります。

BoConceptではその問題を解決するために、状況に応じて調整できる多機能家具を生み出してきました。

例えばベッドに変身するオットマン。または隠し収納付きのベッド。

壁面を利用した、デスクとして使える折りたたみ式テーブル付き収納など。

数え切れないほどのアイディアが家具にいかされているのです。

そういった家具を使うことによって部屋を多目的に使うことも可能。

リビングルームが寝室やオフィスに早変わりするのです。

BoConceptで作られた多機能家具は、外観に妥協することなく自宅を今まで以上に居心地のよい空間にしてくれます。

 

BoConceptの人気商品「Lugano 収納ベッド 」

 

出典:BoConcept

部屋の中で多くのスペースをとってしまうベッド。

そこを収納としても使えたらとても有効的ですね。

毛布や予備のシーツ、季節外れの衣類などがたっぷり収納できます。

油圧ポンプによって簡単に開閉することが可能。

 

BoConceptの人気商品「Cupertino ウォールオフィス」

出典:BoConcept

使わない時は閉じることによって部屋を広く使うことができます。

壁面に取り付けらるデスクはスペースが限られた家にぴったり。

 

BoConceptの特徴③:デザインで個性を表現

「暮らしにあなたらしさを」

BoConceptではそのコンセプトを元に、顧客が自分らしさを表現できるよう80%以上の家具をカスタム可能にしました。

サイズ・構成・カラー・素材・部品を好みに応じて選べます。

素材だけでも100以上のレザーやファブリックがあり、自由自在に自分らしさを表現することが可能なのです。

デザイナーが3Dツールを駆使して一緒に選んでくれるのでイメージがつかみやすく、失敗もありません。

ただの既製品とはちがう、思い通りの製品を選べることで理想の空間が手に入ります。

 

BoConceptの人気商品「PRINCETON ダイニングチェア」

出典:BoConcept

エレガントな曲線が身体をゆったり包むPrinceton チェア。

曲線の一つ一つが心地よさとルックを高める魅力的なフォルムです。

ファブリックはもちろん、脚のカラーも選ぶことができます。

 

BoConceptの特徴④:インテリアデザインサービス

BoConceptには「理想のインテリアづくり」をプロのインテリアデザイナーが無料でコーディネイトしてくれるサービスがあります。

部屋のコーディネイトを考えるとき、「どの家具を残すべきか」とか「どんなアイテムを足せば良いのか」など、素人ではなかなか迷ってしまいます。

プロのインテリアデザイナーに相談すれば「明るい色合い」「スムーズに流れる機能的な空間」、「巧妙な収納」などを提案してもらえ、快適で理想的な暮らしを実現することができるのです。

世界65ヶ国にまたがるコンサルトコミュニティをもつBoConceptは、世界中のインテリアデザイナーと話すことができます。

顧客の希望にそった空間作りのために、世界中のBoConceptのインテリアデザイナーの経験をいかすことが可能。

また、コーディネイトしてくれるのは家具1つから複数の部屋まで幅広くサポートしてくれます。

せっかくの家具をいかしきれず、部屋の印象がちぐはぐに…などどいう失敗はありません。

提案方法も店内でのアドバイスから無料チャット、自宅訪問など様々な形から選べます。

 

BoConceptのスタイリング事例①

出典:BoConcept

主役のダークブルーのソファーにウォールナットの家具を加えることで、スタイリッシュでありながら温もりのあふれるリビングルームになっています。

 

BoConceptのスタイリング事例②

出典:BoConcept

BoConceptではアウトドアアイテムも多彩に揃っています。

このスタイリングは耐候性のある素材をデンマークのデザインに最大限に活用し、現代的な雰囲気が庭と美しく調和しています。

 

BoConceptの特徴⑤:「HYGGE(ヒュッゲ)」の精神

「HYGGE」とはデンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のことを指します。

デンマーク人が昔から大切にしてきた価値観です。

BoConceptは自社のインテリア製品によってこの「HYGGE」のある空間作りにつとめてきました。

その思想は製品を通して人々に伝わり、BoConceptは世界中で受け入れられてきたのです。

スペースに合わせた間接照明、自分らしさを表現した家具。

これらは「HYGGE」の雰囲気を大きく高めてくれます。

BoConceptでは家具だけではなく、クッションや花瓶、絵画、ラグなどのアクセサリーも多数そろっていて、リラックスできる空間を総合的に作ることが可能なのです。

 

BoConceptの様々なアクセサリー

出典:BoConcept

ミラー、フォトフレーム、クッションなどの小物もインテリアを決める大事な要素。

お気に入りを集めればそこは「HYGGE」な空間に。

 

【最後に】

今回はBoConceptの特徴をご紹介し、その人気の秘密に迫りました。デンマークで生まれた小さなショップが世界中で人気の高級ライフスタイルブランドへと成長した理由がお分かりいただけたでしょうか?

BoConceptは、デンマーク人が大切にしてきた「HYGGE」の精神が反映された製品を作り続けることで「インテリアはどこまで暮らしを豊かにできるか」という挑戦をしてきました。

ぜひ自分のスタイルで居心地の良い空間を作る参考にしてみてください。

2020年10月24日
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デザイン家具

デンマーク家具の特徴を知っていますか?人気の秘密とは?

by twistdesign 2020年9月22日

【魅力的な国デンマーク】

デンマークは、国連が2012年から発表している「幸福度調査」で2013年、2014年、2016年に1位を獲得しています。その理由としては、学力、勤務時間の少なさ、そして仕事の労働生産性が、世界上位。消費税は25%と大変高いものの、医療費、学費が無料なうえ、年金制度もしっかりしています。その「世界一幸せな国」とも言われるデンマークでは昔から「ヒュッゲ」という言葉が大切にされています。「ヒュッゲ」とは、英語ですらも直訳できる単語がない独特なニュアンスがありますが、イメージとしては「幸福」や「心地よさ」を表す言葉です。昨今ではこの「ヒュッゲ」が欧米でも注目を集めており、日本でも雑誌やテレビ番組などで特集されるようになってきました。

【デンマーク人の家具へのこだわり】

デンマークでは 長く使い続けられたヴィンテージ家具のある家がとても多いです。デンマーク人は家具を選ぶのが上手で、選び抜いた家具を、愛着を持って長く使うのです。もし使わなくなることがあれば、子供たちに譲ったり、フリーマーケットで売ったりします。資源の少ないデンマークでは家具は使い捨てではなく、使い続けてシェアすることが一般的なのです。デンマークでは、家具を大切に長く使う社会の仕組みが定着しており「家具は我が家の財産」だと考えて購入している人がほとんどなのです。

【デンマーク家具の特徴と歴史】

歴史的に見て、デンマーク家具を代表するものは、1940年代から60年代の約30年という限られた期間にデザインされたものがほとんどです。デンマークでは1900年代以前はオリジナルと言える家具デザインは存在していませんでした。1900年代初頭から工業的な大量生産を前提としたバウハウスに影響を受け、それが独自の進化を遂げ、木材の材質を重視し、伝統的なクラフトマンシップを維持しながら、一般市民にも手が届きやすく使いやすい家具を作ることにいたりました。

【デンマーク家具の特徴と人気の秘密】

近年、北欧インテリア・家具・雑貨は人気の衰えを知りません。そして、日本で紹介される北欧家具で、代表的なものはデンマークのデザイナーによる家具が数多くあります。デンマークは、「ヒュッゲ」に則り、集中して質の高い仕事をした後は残業などせず、空いた時間は家族や友人と家で食事をしたり、ゆっくり一緒に過ごしたりします。そのため、そのようなライフスタイルを豊かにする為に、デンマーク人は家具や食器、日用品 デザインにとことんこだわるのです。そんなデンマークで作られてきた家具だからこそ、世界中の人々が魅力を感じているのです。

デンマーク家具の特徴と、それによる人気の秘密を紐解いてみましょう。

デンマーク家具の特徴と人気の秘密① 機能性の高さ

デンマーク家具製作で一番重視されていることは機能性です。十分な機能や性能を追い求めてから、美しさを追求します。重ねやすい形だったり、折りたたんでコンパクトにできたり、人の身体にフィットするフォルムを追求したりと、ユーザーにとって気持ちの良い家具であることへの強い信念が人気の秘密の一つでしょう。

Yチェア

出典:ピンタレスト

機能性の高さで特に人気が高いのが、デンマークの巨匠ハンス・J・ウェグナーがデザインした「Yチェア」です。1950年の発表以来、これまでに世界中で70万脚以上が出荷されていて、数多くあるウェグナーの椅子の中で最も売れたと言われる椅子です。ゆったりとした奥行きのある座面と背から肘まで緩やかに回り込むようなラインの肘掛けが特徴で、ダイニングでもくつろげるチェアとして愛され続けています。中国の明朝時代の椅子をヒントにデザインされ、細部を更に突き詰めることで誕生したチェアで、機械生産がしやすい形状のため、工業デザインとしても優れています。背板の合板がY字型なので、「Yチェア」と呼ばれています。

デンマーク家具の特徴と人気の秘密② 実用性の高さ

デンマークは大柄な人が多いにもかかわらず、家の面積はそれほど広くないため、効率的に空間を使う方法を想定して家具がつくられているそうです。そのように無駄を省いた実用的なデザインは、特に1950年前後のミッドセンチュリーの家具に多くみられます。現代まで、さまざまな時代のあらゆるニーズにも対応してきたこともデンマーク家具の人気の秘密でしょう。

アントチェア

出典:楽天市場

デンマーク家具で機能性が高いものの代表と言えば、世界で最も有名な北欧デザイナーと言っても過言ではないアルネ・ヤコブセンが、1951年にデンマークのノボノルディスク社の社員食堂用の椅子としてデザインした世界初の量産型椅子です。座面、背板を1枚の3次元成型合板という高度な技術で作られた椅子は、当時の木製家具の世界に新しい風を吹き込みました。そのフォルムが蟻を連想させることから、「アント(蟻)チェア」の愛称を持ち、日本ではアリンコチェアとも呼ばれています。

デンマーク家具の特徴と人気の秘密③ デザインのシンプルさ

デンマーク家具製作で一番重視されていることは機能性や実用性。十分な機能や性能を追い求めてから、美しさを追求します。だからと言ってデザインが手抜きであるわけではありません。デンマーク家具は北欧の中でも特にシンプルでモダンなものが多いです。良いものを長く使うデンマークでは、部屋のイメージを決定づける家具は、飽きのこないシンプルなデザインが好まれるのでしょう。シンプルな線や曲線で、模様は極めて少ない家具がほとんどです。また、デンマーク家具は、色使いのシンプルさもポイントで、多種類の色を使用しない傾向があり、1色または数色のみでシンプルにデザインされているものが多いです。全てにおいてシンプルに構成することが大きなポイントとなっています。空間を選ばずどんなインテリアにもしっくり馴染むシンプルなデザインのデンマーク家具は、世界的に人気がある理由の1つと言えるでしょう。

J39 シェーカーチェア

出典:ピンタレスト

デンマークで「庶民のデザイナー」として知られるボーエ・モーエンセンによる、素材を生かしたシンプルなデザインが特徴の「J39 シェーカーチェア」。モーエンセンは、人々の住宅事情や消費意識などに合わせた家具を追求し、一般庶民が購入できる価格でありながら、質の高い家具を創ることを使命としていました。「J39 シェーカーチェア」の背もたれには、大きく湾曲させた幅広の板を使い、すっきりしたデザインの上、生産性の高い椅子です。デンマークでは「庶民の椅子」と呼ばれ、現在でも国民的な椅子として親しまれています。

デンマーク家具の特徴と人気の秘密④ 木材

木の風合いを活かしたナチュラルで温かみのあるデザインもデンマーク家具の人気の秘密です。北欧家具の多くは高級木材として知られるチーク材が使われており、その美しい褐色の木肌と繊細な木目が、あたたかくやわらかな雰囲気を醸し出しています。また、資材が豊富だった時代に作られたデンマークのヴィンテージ家具にはまれにローズウッドやマホガニーのような、現在では伐採が規制され、なかなか手に入れることのできない高級素材が使われた家具があります。

イージーチェア No.45

出典:ピンタレスト

「家具の彫刻家」と称されるフィン・ユールによる「イージーチェア No.45」は、「世界で最も美しいアームを持つチェア」と呼ばれる傑作。フィン・ユールは、当時加工が非常に困難だったチーク材をデンマーク家具の主要木材として確立したと言われる人でもあります。

デンマーク家具の特徴と人気の秘密⑤ 木以外の素材

当時、木材に力がそそがれていた一方で、金属やプラスチックといった大量生産に向く素材も巧みに取り入れられていました。特に、木材以外の素材を好んで使っていたのは、金属製の家具を得意としたポール・ケアホルムと、デンマーク近代家具デザインの「異端児」ヴェルナー・パントンでした。ただ、両者がデザインした家具は、機能的でシンプルなものが多く、デンマーク家具の流れに沿っていることに変わりはありません。素材が高価すぎたり、北欧以外で手に入れることが難しかったりすることを考慮すると、木材以外の物がリプロダクト版として製作しやすく、手に入りやすいため、人気があるのも納得できます。

パントンチェア

出典:ピンタレスト

現在ではミッドセンチュリーデザインの象徴ともいわれるヴェルナー・パントンによる名作「パントンチェア」。 パントン自身の名を冠した「パントンチェア」の、 安く生産できるパリエステル樹脂の一体成型という画期的なアイデアと、可塑性の素材でなければ成しえない、流れるような究極のフォルムは、発表されるやいなや世界中で大絶賛を受けました。そして、その時代ごとに、最も優れた素材を用いるという彼のアイデアのもと、今でも新しい素材をもって生まれ変わり続けています。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?デンマーク家具の特徴と人気の秘密は、デ機能性、実用性、ザイン、素材の全てにおいてバランスが良く、長年使い続けることができることにありました。日本は大流行したものが、ブームが終わると忘れ去られてしまいがちな国ではありますが、北欧ブランドの人気は、単なる流行ではないようです。デンマーク家具は、大変価値のあるものですので、一過性のブームでは終わらず、長く定着するものになるのではないでしょうか?

2020年9月22日
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インテリアデザイン

北欧インテリアの特徴とは?人気の逸品6選をご紹介!!

by ryo.animal 2020年8月4日

最近、よく耳にする「北欧インテリア」という言葉。どのようなインテリアなのでしょうか。北欧インテリアの特徴はシンプルとモダンを組み合わせたような、基本的にはとてもすっきりとしたインテリアです。あまり無機質な感じは強くなく、最近では”北欧モダン”とも呼ばれているそうです。

なぜ日本人に受け入れられるのでしょうか。

それは北欧スタイルの基礎が、日本の住宅と同じように白のベースカラーや木目などの天然木を使っているという共通点にあります。

ナチュラルなベース造りが似ていることで、誰もが「真似のしやすいインテリア空間」になっていることが人気の理由なのではないでしょうか。

今回は、日本人に愛される北欧インテリアの魅力を余すところなくお伝えします。

【北欧家具の特徴】

北欧は寒い地域なので、外で友人と会うというよりは、自宅に招き入れることが多いのです。よって、来客にもくつろいでもらえる家具を選びます。

家でいかに快適に楽しく過ごすかが、北欧インテリアの原点なのです。

シンプルなデザインと特徴的な色使いが有り、また、北欧は木材に恵まれた地方の為、木をふんだんに使った温もりのある家具が多いです。

もともと北欧は日照時間が少なく鬱になりやすい気候とも言われています。その為か色の使い方も明るいものが多く、花柄や植物のデザインを多く使うことで、心理的に楽しくなるようなインテリアになっていったと考えられています。
・快適に楽しく過ごせる機能性
・木をふんだんに使用したデザイン
・ビビットな色を使った家具
この3つが北欧家具の特徴です。

【北欧家具の特徴は、アクセントカラーを意識する】

北欧家具選びの際、この家具カワイイ!で選んでいませんか?

インテリア家具を選ぶ時、重要なのは調和とることなのです。
部屋に明るい色のラグやカーテンがあるなら、できるだけシンプルな家具を選びましょう!!
本棚でも同じで、北欧インテリアのようにカラフルな本をディスプレイするのならシンプルな本棚がオススメです。

何も単色の家具だけがメインカラーやアクセントカラーになるわけではありません。
木目をメインカラーに置いてレイアウトするのもお洒落テクニックです。

北欧インテリアの特徴は、ベースの壁や家具などはシンプルですが、小物にはとても可愛い柄やビビッドな色を使ったデザイン性の高いものを取り入れるところです。クッションなどは可愛い柄が入っているものを取りいれてアクセントや挿し色にするのがプロのやりかた!!周りがシンプルなので、そういったアクセントがとても映えます。

雑貨屋さんのようなゴチャゴチャした雰囲気よりも、オシャレな北欧インテリアを目指すなら足し算と引き算を意識するとプロが作り上げたような北欧インテリアにすることができます。

【北欧家具の高さを意識してお洒落にまとめ上げる】

リビングをオシャレにするためには、雑然とした雰囲気にならないように注意しましょう。

使いやすい家具やお気に入りの家具もあると思いますが、高さがバラバラになるとどうしても落ち着かない雰囲気になってしまいがちです。

本棚やテレビボード、カップボードなどの家具は、高さに注意して配置していきます。同じ高さであればよいのですが、違うのであれば低いほうから高いほうに揃えるように置くのがポイントです。それもリビングの奥に向けて低くなるように配置することで、空間に広がりを感じることができますよ!

【温かみのある照明を取り入れる】

北欧インテリアの特徴として、照明はとても温かみのあるものを取り入れています。日照時間が少なく、家に居る時間がとても多い北欧の方々は、出来る限り家でリラックスができるように優しい照明を選ぶそうです。そうすることで、長時間家に居ても居心地が良く家にずっと居たくなりますね!!

北欧生まれの照明は、蛍光灯で部屋全体を白く照らす日本式の照明とは違い、黄色く温かみのあるものばかりです。長く暗い北欧の厳しい冬を乗り越えるため、北欧の人々は「温かみのある照明」にとても気を使っているのです。見ているだけでも、心温かくなる、うっとりしてしまう美しい照明ばかりなのです。

間接照明は白い壁に反射させると、よりお部屋が明るくなりおすすめです。また、小さな照明を集めて、まとめて使うのも照明が違った表情を見せるおしゃれな使い方も良いですね。部屋全体を照らす必要はなく、明るい必要がある場所だけを照らすのがポイントです。

人気の北欧インテリア①:イージーチェア R2

Calm イージーチェア R2

引用:CHLOROS JAPAN

jインです。シンプルで飽きのこないデザインのソファはどんなスタイルの部屋にもアクセントになり雰囲気を和らげ、座面にはウェビングテープを使用し弾力がありますが柔らかすぎず長時間座っても疲れにくくなっています。クッションは取り外しでき、クリーニングすることができる優秀な商品。こちらはより日本の住宅向けにできる限り小さく再設計されています。背もたれは折りたたむことができ、移動の際は少しコンパクトになるデザインです。

メーカー:CHLOROS
サイズ:幅 685 × 奥行 730 × 高さ 780mm
重量:11.5kg
耐重量:100kg
素材:チーク無垢材、ファブリック

人気の北欧インテリア②:Assemble Cube トリプルソファ

Assemble Cube トリプルソファ

引用:CHLOROS JAPAN

CHLOROSのベストセラーソファのシリーズ。フレームは全て厚みのある高価なチーク無垢材を使用してモダンなデザインをイメージしているのだが、モダンになり過ぎないように脚を丸脚にすることで少しぬけ感を出し、さらに明るめのファブリックを使用することで柔らかい印象に仕上がっています。
16種類のカラー展開も選ぶ楽しみ倍増しますね!!
メーカー:CHLOROS
サイズ:幅 1760 × 奥行 660 × 高さ 640mm
重量:46.5kg
耐重量:260kg
素材:チーク無垢材、ファブリック

人気の北欧インテリア③:デンマーク製 フロアランプ

【送料無料】デンマーク製 フロアランプ チーク材 北欧ビンテージ/DK9142
引用:CHLOROS JAPAN
北欧より買い付けたデンマーク製のフロアランプです。良質なチーク材が使用されており、高級感があります。3本脚で立っており、すっきりとした印象です。温かみのある明るさが癒しの空間にぴったりな空間です。
メーカー:-
サイズ:シェード直径 330 × 本体高さ 1320mm、電球:E26口金、60Wまで
重量:-
耐重量:-
素材:チーク材、真鍮

人気の北欧インテリア④:COLORFUL DANCE WHITE

FACTORY&STORE MANUALgraph(ファクトリーアンドストア マニュアルグラフ) COLORFUL DANCE WHITEの写真

引用:タブルーム

“Life is COLORFUL” 「人生が色鮮やかに踊り出すソファ。」がコンセプト。鮮やかな色遣いと独自のセンスで、様々なスタイルのテキスタイルを提案し続ける新進気鋭のテキスタイルブランド「Plune.」とMANUALgraphのコラボ・ソファです。Plune.デザイナー堀内映子のデザインで、このソファの為に開発したオリジナル・ファブリックを使用し、個性あふれる色鮮やかな逸品。アナタのリビングがまるで北欧のカフぇのように生まれ変わる、色鮮やかなカバーリング・カフェ・ソファです。

メーカー:ファクトリーアンドストアマニュアルグラフ
サイズ:幅1600 × 奥行650 × 高さ400mm
重量:-
耐重量:-
素材:-

人気の北欧インテリア⑤:greeniche カフェテーブル (walnut)

グリニッチ(greeniche) greeniche カフェテーブル (walnut) w 900×d700.の写真

引用:タブルーム

北欧ビンテージ家具にもカリモク60にも、当然、グリニッチのオリジナル家具にも、シンプルだから様々なデザインの家具とも調和する、グリニッチがおススメするベーシックなアイテムです。
天板の大きさも選択できる上、高さはcm刻みでオーダーできます。
ダイニングテーブルにも、リビングテーブルにも、カフェテーブルにも変化し、ライフスタイルとお持ちの家具にピッタリ馴染みます。

無垢素材で素材の温かみを感じることができる家具です。

メーカー:greeniche
サイズ:幅900 × 奥行700 × 高さ610mm
重量:-
耐重量:-
素材:-

備考:高さは、400mm~725mmまでセンチ刻みでオーダー可能です。

人気の北欧インテリア⑥:Work Table

引用:グリニッチ

オーク無垢材の明るい色合い、そして重厚な天板。それを支えるしっかりした太い脚が特徴で強度はもちろん、それでいて圧迫感を感じさせない佇まいです。

この作業台を連想させる姿は、どこか懐かしい雰囲気も兼ね揃えていて、いつまでもメンテナンスをして大切に使いたくなるテーブルです。通常のカフェテーブルとは一線を画して全体の強度を考えビルドアップされています。

本来はワークテーブルとして設計されたデザインですが、家族で食事をするにも違和感を感じさせないナチュラルでいて無骨な印象をあえて残しているところは職人の粋。

メーカー:greeniche
サイズ:W1700×D800×H720(mm)
重量:-
耐重量:-
素材:OAK
※オイルフィニッシュ仕上げ(ドイツOSMO社)

【おわりに】

北欧インテリアの特徴と人気の北欧インテリア5選をご紹介しました。ステイホームの時間を充実させてみてはいかがでしょうか。ヒュッゲな時間をお過ごしください。

2020年8月4日
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インテリアデザイン

北欧インテリアデザイナー10選!家具の特徴や魅力を徹底解説

by twistdesign 2020年7月8日

PR QAIS

【北欧インテリアデザインが人気の理由】

北欧インテリアデザインは、ここ数十年、世界的に大変人気があり、日本でも注目が集まっています。北欧インテリアデザインの魅力はそのシンプルさにあります。もともと質素な暮らし方を好む北欧では、機能性を重視したシンプルなデザインが好まれてきました。地理的理由で、一年の大半を家の中で暮らすライフスタイルを持つ北欧人。彼らの生活習慣から誕生し必要に応じて進化したインテリアデザインが、現代のライフスタイルに上手くフィットするのでしょう。

北欧インテリアは高い技術とシンプルで飽きのこない普遍的なデザインです。木材などの素材が最高級なものが多く、決して安くはありませんが、自分の気に入ったインテリアを持つことで、日々の暮らしに潤いが生まれ、家族のように長い年数寄り添ってくれます。使い方や維持の方法によっては100年以上使うことができる品質の物が多くあります。これから購入する北欧インテリアが数十年後にはビンテージ家具になるのです。

 

【北欧インテリアデザイナー】

今回はそんな人気のインテリアデザインを生み出してきた北欧インテリアデザイナーを、デンマーク、スウェーデン、フィンランドの国ごとに年代の若い順から紹介していきたいと思います。

 

【デンマークのインテリアデザイナー】

デンマークのインテリアデザインで一番重視されていることは機能や実用性。十分な機能や性能があることが確認されてから美しさを追求します。昔から引き継がれている高い技術と感性が、今でも世界中から高い評価を受けている理由でしょう。現代でも、その技術やデザインを受け継ぐデザイナーが輩出されています。

 

北欧 インテリア デザイナー10選①:ルイーズ・キャンベル (ルイーズ・キャンベル) 1970~

Louise Campbell – BoSTYLE

出典:BoStyle

ルイーズ・キャンベルは、北欧デザインで今最も注目を浴びるデザイナーの一人です。デンマーク人の父とイングランド人の母を持ち、ロンドン・カレッジ・オヴ・ファニチャーとデンマーク・デザイン・スクールでインダストリアル・デザインを学びました。卒業後、1996年に彼女自身のスタジオをスタートしました。

北欧デンマークの家具および照明デザイナーのルイーズ・キャンベルは、現代のデンマークのデザイン第一人者です。自由で制約のない遊び心のある形と、新しいテクノロジーを使った実験的なルイーズ・キャンベルのデザインは、フィン・ユール デザイン賞やiFデザイン賞などの世界的に有名な賞を受賞してきました。また、ルイス・ポールセン、ザノッタ、HAY(ヘイ)、ホルムガード、ムートなどの大手北欧ブランドによって生産されています。

新しい素材と製造方法を使い、ちょっと風変わりでユーモアに溢れたルイーズ・キャンベルの製品は、日常のありふれたシーンにピリッと刺激を与えます。

 

北欧 インテリア デザイナー10選②:ハンス・J・ウェグナー(Hans Jørgensen Wegner)1914〜2007

Hans Jørgensen Wegner | Køb Hans Jørgensen Wegner Bord her

出典:paustian

ハンス・J・ウェグナーは、13歳から家具職人の下で修行を始め、17歳の時には指物師のマイスターの資格を取得しました。20歳のまで家具職人の下で修行しながら、国立産業研究所で木材についての研究もしていたという努力家。23歳の時コペンハーゲン美術工芸学校に入学し家具設計を学びました。

妥協のない品質へのこだわり溢れる多くの家具を創り出したハンス・J・ウェグナーは、生涯で500種類以上ものチェアをデザインした20世紀の北欧を代表するデザイナーの一人です。彼のデザインした家具は今でも生産され、日本でも多くの人々に愛され続けています。

 

北欧 インテリア デザイナー10選③:アルネ・ヤコブセン(Arne Emil Jacobsen)1902〜1971

Design Letters x Arne Jacobsen - GIR

出典:GIR

世界で最も有名な北欧デザイナーと言っても過言ではないアルネ・ヤコブセン。ヤコブセンは、北欧デンマークのモダニズムをリードした建築家兼家具デザイナーです。1920年代から70年代にかけて多くの有名建築をデザインしました。さらには「アントチェア」「スワンチェア」「セブンチェア」など、今でも人々に愛される機能的で座りやすく、デザインも美しい、北欧インテイリアデザインを代表する椅子を生み出したデザイナーです。

ヤコブセンのデザインの特徴は、ランドスケープから建築、家具さらにはカトラリーまで、トータルにデザインに携わったことです。また、世界で一番売れているスタッキングチェアとして知られる「セブンチェア」は、日本にでも、オフィス、図書館や美術館などの公共施設などでもよく使われているので、目にしたことがある人は多いでしょう。

 

北欧 インテリア デザイナー10選④:コーレ・クリント(Kaare Klint)1888〜1954

Kaare Klint – Artist and architect

出典:leklint

コーレ・クリントは「デンマーク近代家具デザインの父」とも呼ばれ、デンマーク王立芸術アカデミーに家具科を設立し、初代教授を務め、オーレ・バンシャーやボーエ・モーエンセンなど北欧デンマーク家具デザインを代表する多くのデザイナーを育てました。

コーレ・クリントは、伝統家具の合理性や美しさを再認識し、伝統家具に伝統美と機能性の両面を持たせ、現代的にリデザイン(再設計)する事を説きました。自身もレ・クリント(LE KLINT)を創業し、折りたたみの式のスツール「プロペラスツール」や世界初とも言える組立式椅子「サファリチェア」、紙を規則的に折り上げて作る、手づくりのランプシェードなど機能性もデザイン性も優れた作品を残しました。

【デンマークデザイナーについての追記】

デンマークはあまりにも多くの偉大なインテリアデザイナーを輩出しているため、上記で紹介した4名以外にも、「近代照明の父」と言われるポール・ヘニングセン(1894〜1967)、「家具の彫刻家」と言われるフィン・ユール(1912〜1989)、家具デザインの他にもインテリア小物やジュエリー、さらにはテキスタイルの世界でも活躍し、名誉ある賞をいくつも受賞したナナ・ディッツェル(1923-2005)など、紹介するときりがありません。

 

【スウェーデンのインテリアデザイナー】

北欧インテリアデザインと聞けば、IKEAを思い浮かべる人が多いと思います。ウェーデンのデザインは北欧の中でもシンプルかつ遊び心のあるデザインが魅力的。スウェーデンが生み出す製品は、日本でも多くの人に愛されています。

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2020年7月8日
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