北欧雑貨ブランド30選!人気の意外に知られていないブランドと共に

by twistdesign

【まだまだある!北欧雑貨ブランド】

北欧雑貨ブランドといえば、皆さんは何を思い出しますか?特に有名なのがフィンランド発の雑貨ブランド、マリメッコ、イッタラ、アラビア。マリメッコのケシの花をモチーフにデザインされた「ウニッコ」は、誰もが見たことのあるデザインでしょう。高度な吹きガラスの食器をデザインするイッタラは、北欧雑貨好きにはたまらない人気ブランド。そして、アラビアの「パラティッシ」シリーズは、常にドラマや雑誌などに登場するので名前を知らなくても目にしたことがある人は多いはずです。

マリメッコ、イッタラ、アラビアは、トータル的に優れた北欧雑貨ブランドではありますが、北欧にはまだまだ素敵な雑貨ブランドが沢山あるんです。今回は、ネットよく紹介されている北欧雑貨ブランドやショッピングサイトで検索してすぐに出てくる北欧雑貨ではなく、北欧雑貨初心者の皆様に向けて、北欧ではかなり人気が高く、日本でも北欧雑貨ファンなら知っているけれど、まだそこまで知名度の高くない北欧雑貨ブランドを、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェーに分けてご紹介させていただきます。

IKEA(イケア)だけじゃない!
【スウェーデンのブランド】

スウェーデンと言えばIKEA。日本での人気はますます高くなり、とうとうIKEA初の都心型店舗「IKEA原宿」までオープンしてしまいましたね。北欧雑貨としては低価格で「北欧雑貨にあこがれるけれど値段的にちょっと…」という方の出発地点かもしれません。しかし、今回はIKEA以外にも知っていただきたい、北欧らしい動植物をモチーフにする可愛い北欧雑貨をデザインするスウェーデンのブランドを9つ紹介させていただきます。

北欧雑貨ブランドまとめ①:moz (モズ)

mozぬいぐるみ

出典:楽天市場

mozは、スウェーデンで1996年にアンダース・ビリンが設立した Farg&Form(フェルグ アンド フォルム)社から誕生したアニマルコンセプトのギフト商品ブランドです。モズとはスウェーデン語でエルク(ヘラジカ)という意味を持ちます。mozのアイテムのほとんどが、この北欧に生息するエルクのキャラクター。やさしいくりくりのお目で、とぼけた表情のデザインが愛嬌たっぷりで、ユーモアに溢れています。スウェーデンで既に人気のあるmozは、2016年から日本においても販売を開始し、北欧雑貨ブランドとして少しずつ浸透しています。

北欧雑貨ブランドまとめ②:Klippan(クリッパン)

出典:アマゾン

1879年に設立され、140年にわたってスウェーデン南部の小さな村で創りつづけているテキスタイルメーカーKlippan。ウール(羊の毛糸)の紡績から製品づくりまで全てを自社工場でおこなっているためにできる高い品質の製品で、本場スウェーデンでは知らない人がいないといわれるほどの人気です。スウェーデンの豊かな自然をモチーフにした柄が多く、「ムース」「ヒツジ」「シロクマ」は北欧デザインを世界に知らしめた代表的なデザインで、柄を見れば「あ、見たことある!」と思う方が多いのではないでようか。北欧らしい北欧雑貨を探しているなら、贅沢で楽しい気分を作り出してくれるKlippanはいかがでしょう?

北欧雑貨ブランドまとめ③:almedahls(アルメダールス)

出典:アマゾン

アルメダールスは150年以上の歴史を持つ北欧インテリア雑貨で有名なスウェーデンのテキスタイルメーカーです。もともとはテキスタイル(布地・織物など)のみを製造販売する会社でしたが、現在はそのクラシックなデザインのキッチンアイテムが女性に大変人気があり、またラグやカーペットにも力を入れ評判を高めています。アルメダールスのデザインは北欧の雰囲気たっぷりの、人、動物、植物、食卓といった生活に根付いたデザインが特徴です。アルメダールスの雑貨がお家に1アイテムあるだけで雰囲気が華やぎます。

北欧雑貨ブランドまとめ④:DESIGN HOUSE Stockholm(デザインハウス ストックホルム)

出典:楽天市場

1992年に設立されたDESIGN HOUSE Stockholm。デザイン性に優れた製品は、北欧の様々なデザイナーとコラボレーションすることで生み出されています。家具、キッチン用品、テキスタイル、照明など幅広いラインナップを持つ、北欧を代表するブランドです。特に、フィンランドを代表する若手インダストリアルデザイナー、ハッリ・コスキネンの代表作、「ブロックランプ」が有名で、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションであり、他にも数々のデザイン賞を受賞しています。氷のように見えるガラスブロックのシェード部分に電球が埋め込まれたようなデザインは、独特の雰囲気があり、日本でも人気が高い製品です。DESIGN HOUSE Stockholmは、洗練された機能と美しいデザインを併せ持った質の高い商品が、手に届く価格帯で販売されているのも魅力的な北欧雑貨ブランドです。

北欧雑貨ブランドまとめ⑤:Svenskt Tenn(スヴェンスク・テン)

出典:Amazon

1924年に設立されたSvenskt Tennは、自然をモチーフにしたテキスタイルや壁紙、家具、照明などを中心に展開しています。商品の質に徹底的にこだわった生産体制が取られていて、その質の高さにより1928年にはスウェーデンの王室御用達になりました。ブランド名のSvenskt Tennは、「スウェーデンの錫」という意味で、名前の由来どおり、当初はピューター(低融点合金)のデザインオブジェクトを販売していたようです。現在も錫を使ったキャンドルホルダーや雑貨のラインナップがあります。

北欧雑貨ブランドまとめ⑥:LISA LARSON(リサ・ラーソン)

出典:楽天市場

インガ・リサ・ラーソン(1931年 – )はスウェーデンを代表する世界的な陶芸家でデザイナーです。北欧スウェーデンを代表する食器ブランド、グスタフスベリ社で26年間の在籍中に、動物シリーズをはじめとした約320種類の作品を生み出しました。優しくかわいいコケティッシュな動物や、素朴で温かみのある表情豊かなフィギュアは、スウェーデンや日本を含む世界中のファンから愛されている北欧雑貨です。

北欧雑貨ブランドまとめ⑦:Humble Brush(ハンブル・ブラッシュ)

出典:楽天市場

こちら、スウェーデンの衛生雑貨ブランドであるハンブルブラッシュは、エコロジーとデザインの両方を融合した非常に北欧らしいアプローチで、良質の歯ブラシを世に提供し続けています。たとえば、歯ブラシの柄の部分が従来プラスチックではないため、深刻なごみ問題への配慮を徹底しています。

北欧雑貨ブランドまとめ⑧:Grannas Olsson(グラナス・オルソン)

出典:楽天市場

ひとつひとつハンドメイドで作る丁寧な製品が定評のグラナス・オルソン。こちらのブランドは、写真のダーラナホースのように、民芸品や工芸品を扱っています。もともとは子供のおもちゃだったのですが、いつしか置物雑貨として世界的な知名度を博するまでになりました。

 

北欧雑貨ブランドまとめ⑨:Bandiera(バンディエラ)

出典:楽天市場

まさしくスウェーデンという商品を作るバンディエラ。今回写真として取り上げた商品はトートバッグですが、これひとつとってみても、スウェーデン国旗のデザインが全面的にプッシュされていて、さらにカラーもすべてスウェーデン。自国への愛にあふれているブランドですね。

 

マリメッコ、イッタラ、アラビアだけじゃない!
【フィンランドのブランド】

フィンランドは北欧雑貨の中でも日本では一番人気の高いブランドが多い国です。マリメッコ、イッタラ、アラビアは、北欧雑貨好きなら知らない人はいないでしょう。でも、そんな国だからこそまだまだ知っていただきたい雑貨ブランドがあるんです。そんな中から、フィンランドらしいシンプルな北欧雑貨をデザインするブランドを9つ紹介させていただきます。

北欧雑貨ブランドまとめ⑩:LAPUAN KANKURIT(ラプアン・カンクリ)

出典:アマゾン

ヘルシンキから電車で4時間はかかるフィンランドの小さな街ラプアで、1973年から続くテキスタイルメーカーLapuan Kankurit。ラプアン・カンクリとは「ラプアの織り手たち」を意味します。機能性・耐久性に優れ、天然素材にこだわった上質のウールやリネン製品を展開しているブランドで、特にリネンには定評があり、ヨーロッパの厳しい審査基準をクリアした高品質ヨーロッパリネン製品に与えられる、 唯一の称号”マスター・オブ・リネン”を取得したとのこと。品質だけでなくデザイン性も高く、日本のインテリア業界やファッション業界からも注目されている北欧雑貨ブランドです。

北欧雑貨ブランドまとめ⑪:Kito(キト)

出典:アマゾン

Kitoはナチュラル・シンプル・ユニークをモットーに木製雑貨をデザインしている、フィンランド生まれのブランドです。北欧特有のホワイトバーチ(白樺)を原料に伝統的で精巧な技術を用いて木製オーナメントや木製ピアスなどが一点ずつ丁寧に製造されています。繊細で華奢なデザインのため、木の厚さやそのデザインによりレーザーの強弱を変えるなど緻密な計算のもと作られているらしいです。Kitoがデザインする木製オーナメントは、ナチュラルな風合いとすっきりした美しいシルエットが魅力で、ワンポイントとして空間に取り入れるだけで、憧れの北欧インテリアを演出することができますよ。

北欧雑貨ブランドまとめ⑫:magisso(マギッソ)

出典:アマゾン

magissoは、フィンランド・ヘルシンキで2008年に設立したモダンで個性的なキッチンブランド。magissoを一躍大人気にした「クーリング・セラミックスシリーズ」は使用前に水に浸すことで1~2時間容器が冷たいままの画期的な陶器。しかも釉薬コーティングされていない黒い箇所にチョークで文字や絵を描くことができて、とってもユニーク。なんとこのシリーズはペット用の器まであるんです。また、ポットが要らないティーカップは、茶葉をそのまま上部に付いたストレーナーにのせて上からお湯を注ぎこみ、その後は茶葉を残したまま最後まで飲みきることができるという優れもの。機能性とデザイン性を兼ね備えたmagissoの製品は世界でも高く評価され、欧米の著名なデザイン賞を数多く受賞してきました。まだまだ使っている人を見かけることの少ないmagissoのタンブラーを持ち歩けば、北欧雑貨リーダーになれちゃうかも?

北欧雑貨ブランドまとめ⑬:Tonfisk(トンフィスク)

出典:Amazon

tonfiskは、1999年に創設されたテーブルウェア・ブランドです。機能性の高い製品が多いのですが、白い磁器と木をミックスしたデザインなので、冷たい印象にならず、温かみのあるナチュラルな雰囲気で、自然が豊かな北欧らしいデザインです。tonfiskの製品は、1つ1つ丁寧に作り上げられ、出荷のぎりぎりまで品質管理を徹底し、受注後にパッケージに入れられて出荷されています。長く利用できるように、パーツが劣化や破損してしまった場合にはカップ、木製ホルダー、コルク部分の各パーツだけでの購入も可能という、徹底して高品質の製品を世界中に届ける北欧雑貨ブランドです。

北欧雑貨ブランドまとめ⑭:Finlayson(フィンレイソン)

出典:楽天市場

フィンレイソンは、1820年に創業した北欧フィンランドで最も歴史あるテキスタイルメーカー。どの家庭にも必ずフィンレンソンがあるといわれているそうです。200年近くにわたり、寝装品、ホームテキスタイル、インテリアファブリックを中心に、心地よい北欧インテリア雑貨を創出しています。2014年春より日本で展開をしている国内ライセンス商品は、年を追うごとに日本人のファンが増加しています。特に、象をモチーフにしたの「エレファンティ」は大変な人気で、北欧雑貨好きの女性たちの間では、北欧デザインの代表格としてとらえられるようになりました。2019年は、エレファンティ誕生から50年でしたので、さらに多くのエレファンティシリーズ商品が生まれました。

北欧雑貨ブランドまとめ⑮:Arabia(アラビア)

出典:楽天市場

アラビアは、北欧スウェーデンのロールストランド社によって1873年にフィンランド、ヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立された製陶所でした。当初はロシア向けの日用食器などを販売していましたが、独自の技術やデザインを研究し、フィンランドがロシアから独立する1年前(1916年)にロールストランド社から独立しました。それ以来、使いやすく実用的でありながらも、デザインも美しい食器を作り続けるフィンランドの国民的製陶所になりました。シンプルなものから華やかなもの、また、ムーミンのキャラクターまで、個性豊かな食器を幅広く揃えた北欧インテリア雑貨ブランドです。

北欧雑貨ブランドまとめ⑯:Aurora Decorari(オーロラデコラリ)

出典:楽天市場

首都ヘルシンキから雑貨を世界中へと送り続けるフィンランドのオーロラデコラリ社。歴史ある深みのある生地が評判であり、写真としてみるだけでもその深い味わいと余韻を感じることができると思います。またやはり、フィンランドのアイコンであるムーミンを使っているのも、素晴らしいです。

北欧雑貨ブランドまとめ⑰:Aprilmai (アプリルマイ)

出典:楽天市場

マグネットなど、身近な雑貨を作るフィンランドのブランドであるアプリルマイ。多くのデザインがムーミン関係のものであり、フィンランドに根差したその温かい神話に対する愛をひしひしと感じます。いろいろなハンディキャップを抱えた方々がこの商品を作っており、そういった社会的な取り組みからも、評価されるに値する素朴なブランドです。

 

北欧雑貨ブランドまとめ⑱:YO ZEN(ヨウツェン)

出典:楽天市場

フィンランドの生活雑貨ブランドでるヨウツェン。こちらのブランドは、日本の折り紙からインスピレーションを受けていて、設立者であるふたりのデザイナーが折り紙の美しさに衝撃を受けて、写真のようなデザインのミニマルで洗練されたプロダクトを作るようになりました。

 

家具だけじゃない!
【デンマークの雑貨ブランド】

デンマークといえばインテリアや雑貨が有名な北欧の中でも特に名作家具の国として世界中で有名です。テキスタイルや陶器などの雑貨といえばフィンランドやスウェーデンが主流。でもあるんです!デンマークらしい機能性に優れたシンプルな雑貨が!ここではデンマーク発の素敵な北欧雑貨ブランドを6つご紹介させていただきます。

北欧雑貨ブランドまとめ⑲:stelton(ステルトン)

出典:アマゾン

デンマークで1960年にとして創設されて以来、次々と画期的な商品を製造し続けている世界的なステンレス製品ブランドのstelton。機能的でモダンシンプルなデザインで、アルネ・ヤコブセンによってデザインされたシリンダラインや、エリック・マグヌッセンによってデザインされた魔法瓶バキュームジャグなど、長年にわたり愛され続けるロングセラーアイテムを世に送り出しています。近年は、若手デザイナーを積極的に起用していて、特にエマシリーズはsteltonらしいデザインを残しつつも新しい機能美を兼ね備えています。機能性の面で行くと便利が大好きな日本人が好きなタイプの北欧雑貨ブランドですね。

北欧雑貨ブランドまとめ⑳:Gerog Jensen Damask(ジョージ・ジェンセン ダマスク)

出典:アマゾン

ジョージ・ジェンセン ダマスクは、1756年に創立された「デンマーク王室御用達」のテキスタイルブランド。機能性と品質に焦点を当てた古典的なデザインの美しいテキスタイル製品を送り出してきた老舗です。現代ではテキスタイルアーティストのほか建築家など様々なジャンルのデザイナーとコラボし、伝統を尊重し機能性を重視しながらも新しい世代へ向けたキッチン周りから寝装品まで幅広いコレクションを生み出しています。特に長年人気があるのはデンマークの伝統的な織りの製法で作られたティータオルとキッチンタオル。上質な布地と美しいデザインが魅力的で、男性にも大変人気のある北欧雑貨ブランドです。

北欧雑貨ブランドまとめ㉑:Rice (ライス)

出典:楽天市場

1998年にデンマークで、デザイナーのシャーロットとその夫フィリップが、「Rice(=米)のように人に必要にされ大切にしてもらえる存在になること」ことをテーマに設立された北欧のテーブルウェア雑貨ブランドRice。見ているだけでハッピーな気分になる、カラフルで、ポップで、キュートなデザイン。とても軽く丈夫なメラミン素材の食器は、子供用としてだけでなく、パーティーなどで使っても便利。また、アクセサリーなどの小物入れとしてもお薦めです。インターネットショッピングでは「Rice」で検索しても上位にお米や、お米に関する商品が出てしまうので、「Rice デンマーク」などと入力すると良いですよ。

北欧雑貨ブランドまとめ㉒:Søstrene Grene (ソストレーネ・グレーネ)

出典:Amazon

Søstrene Greneは、1973年にデンマーク第二の都市オーフスで生まれた、ライフスタイル雑貨ブランドです。全ての店舗は迷路のような造りで、クラシック音楽を流し、北欧デザインの家庭用品、台所用品、ギフト、文房具、インテリア家具などを販売しています。スタイリッシュなデザインから、ポップでキュートなもの、北欧らしい自然がモチーフのものまで幅広いスタイルの商品があります。残念ながら日本にある店舗は撤退するそうです。オンラインで欲しいものを見つけましょう。

北欧雑貨ブランドまとめ㉓:Flensted Mobiles(フレンステッドモビール)

出典:楽天市場

デンマークの都市、オーフスから始まった独自のアートワーク的な日常雑貨が特徴的なフレンステッドモビール社。1950年代から活動をはじめ、その芸術的なプロダクトにより、コペンハーゲン国立美術館での展示もなされるほどの非常に研ぎ澄まされたブランドです。雑貨というよりももはやアートの領域に達しているため、値段も張るかと思いきや、リーズナブルでとても良心的。

北欧雑貨ブランドまとめ㉔:eva-solo(エヴァソロ)

出典:楽天市場

1997年に、エヴァデンマーク社のブランドのひとつとしてスタートしたエヴァソロ。ヘンリック・ホルベックとクラウス・イェンセンのふたりのデザイナーによるクリエイティブで機能性の高い商品を作り続けるデンマークのブランド。デザイン性とちょっとした工夫、付加価値の両立が絶妙であり、とてもシンプルかつモダンな商品を前線へと送り続けています。数々のデザイン賞を受賞した、その研ぎ澄まされた感性は脱帽です。

 

スウェーデン、フィンランド、デンマークだけじゃない!
【ノルウェーの雑貨ブランド】

北欧デザインと言えば、ジャンルは少しずつ違えどスウェーデン、フィンランド、デンマークに比べてノルウェーは影が薄い印象です。しかしノルウェー発の素敵な雑貨ブランドも沢山あるんですよ。そんなちょっと影が薄いノルウェーの北欧雑貨ブランドを6つご紹介させていただきます。

北欧雑貨ブランドまとめ㉕:Cathrineholm(キャサリンホルム)

ノルウェー Cathrineholm エナメルボウル 20cm キャサリンホルム 琺瑯食器 赤 ホーローボウル ストライプ 北欧雑貨 インテリア

出典:アマゾン

キャサリンホルムは、ノルウェーのアイコン的な北欧デザインブランドです。1907年に生産を開始し1972年まで続いたブランドで、今でも世界中で大人気のホーロー製品メーカーです。「北欧デザインの女王」と呼ばれる、デザイナーのグレタ・プリッツ・キッテルセンが中心となり、様々なキッチン用品がデザインされました。特にハスの花のデザインのLotus(ロータス)シリーズは大変人気があり、世界中で愛され続けています。キャサリンホルムの製品は、優れたデザインだけでなく実用性も素晴らしく、例えば両手鍋の蓋のつまみは大きく平らになっていて、ひっくり返して置くことで鍋敷きとして使 えるように作られています。保温性の高いホーロー製品は、煮込み料理などをとても美味しくしてくれます。通常のガスや電気コンロに使用できます。

北欧雑貨ブランドまとめ㉖:DARLING CLEMENTINE(ダーリン・クレメンタイン)

出典:楽天市場

ダーリン・クレメンタインは2006年にノルウェー出身の2人の女性デザイナーによって設立されたノルウェー・オスロを拠点とするステーショナリーブランドです。職人技と品質に焦点を当て、文房具、食器、繊維製品、家庭用品を幅広い品揃えで開発しています。本国のノルウェーだけでなく、世界的に注目を浴びています。 特にイギリスではテートギャラリーの「テートクリスマスカード」にもデザインが選ばれるほどの人気。デンマーク、スウェーデン、フィンランドの北欧デザインに比べて、おとなしい印象のあるノルウェーデザインに風穴を開けたブランドの一つと言えるでしょう。北欧の伝統的なパターンなどに新しさを組み合わせた新旧フュージョン的なデザインは、大人でも子供でも、持つとなんだか幸せな気分にしてくれます。

北欧雑貨ブランドまとめ㉗:Blafre(ブラフレ)

出典:Amazon

Blafreは、ノルウェーの女性デザイナー、イングリ・エロイ・ファーゲルヴィークさんが、2005年に愛娘の誕生をきっかけにオスロで立ち上げたブランドです。1970年代にインスパイアされたデザインやキュートなモチーフが特徴で、子ども向け食器、テキスタイル、ホームアクセサリー、文具など、様々なコレクションを発表し続けています。ノルウェーでは特に、カバン型のランチボックスが幼稚園児や保育園児から大人気。ノルウェーでは子ども向けブランドなのですが、日本では大人の女性にも人気がある北欧雑貨です。日本国内に在庫が少ないため、常に目を光らせておく必要があります。

北欧雑貨ブランドまとめ㉘:Pentik(ペンティック)

 

出典:楽天市場

1971年に陶磁器や革製品を売る小さな家族経営のお店としてスタートしたPentik。現在ではフィンランド国内に60店舗以上を展開し、フィンランドを代表するライフスタイル雑貨ブランドの一つに成長しました。テーブルウェア、テキスタイル、装飾雑貨、食品など、ライフスタイルにかかわる幅広いアイテムを展開しています。特にPentikの原点でもある陶磁器製品は、フィンランドで製造することにこだわり、今でもポシオにある自社工場で製造しています。トナカイや雪の結晶などの北欧らしい自然をモチーフとした落ち着いたデザインがそろう北欧雑貨ブランドです。

北欧雑貨ブランドまとめ㉙:Figgjo(フィッギオ)

出典:楽天市場

1941年、ノルウェイの都市フィッギオで創立されたブランド名もフィッギオであるこちらの会社。イーリ・オフテダール・センマなどの優れたデザイナーを抱えていて、美しく、またどこか透明感のあるプロダクトを作るのが特徴のブランド。レトロでモダンな感覚を持つ商品が多いので、日本人の感性にも合いそうな商品ばかりです。レトロシリーズのほかにも数々のシリーズを有していて、日本でもなじみのあるノルウェイブランドの代表格といえるでしょう。

北欧雑貨ブランドまとめ㉚:Stavangerflint(スタヴァンゲルフリント)

出典:楽天市場

1949年に創設されたノルウェーの食器ブランドです。スタヴァンゲルというのは地名であり、どこかフォークな意匠のプロダクトを作っていました。現在では上記のフィッギオ社に買収されてしまったため、残っているのはアンティーク品になってしまいましたが、それでも根強い人気があり、こうしてまだスタヴァンゲルフリントの食器などが売られている状態となっています。

 

【おわりに】

北欧雑貨という言葉を最近よく耳にするようになりました。しかし、まだまだ北欧雑貨ブランドといえば「マリメッコ!」「イッタラ!」「アラビア!」という方が多いと思います。しかし、老舗ブランドから新鋭ブランドまで日本でもどんどん展開されていっています。この記事を読んで興味の持てる北欧雑貨ブランドを見つけるきっかけにしていただければ幸いです!

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