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家具ブランド

インテリアデザイン北欧デザイン

ノルウェーの家具ブランド10選!知られざるノルウェーデザインに迫る

by ryo.animal 2021年4月3日

デザイン大国北欧において、いまいち地味な存在であるノルウェー。「北欧デザインの負け犬」とさえ呼ばれてしまうこともあります。しかし決してノルウェーデザインが他の北欧諸国と比べて劣っているわけではないのです。

今回は知られざるノルウェーデザインを牽引する、「ノルウェーの家具ブランド」を紹介します!

 

●なぜノルウェーデザインは他の北欧諸国に比べて目立たないのか?

山が多くフィヨルド地形で閉ざされ、孤立しがちな地形のノルウェー。そんな厳しい自然の中で生まれたデザインは、他の北欧諸国と比べて力強く、色彩は暗めなものが多いのが特徴。全体としてシャープでかっこいい印象です。

そのように他の北欧諸国と比べて遜色なくすばらしいノルウェーデザインは、なぜかあまり世界に知られていません。その理由は主に3つあります。

理由1.ノルウェー人の国民性

ノルウェー人は目立つこと、人と違うことをすること、騒がしくすることを好みません。そんな控えめな国民性ゆえに、自国の素晴らしいデザインの宣伝やマーケティング技術が、他の北欧諸国よりも不得手だと言われています。ノルウェーデザインが目立たないのは「認知度の低さ」なのです。

理由2.原油国ノルウェー

ノルウェーでは1960年代に領海で北海油田が発見され、そのオイルマネーにより国内が潤いました。そのため、他の北欧諸国のようにデザインによる国益に頼らなくてもよくなったのです。そして「良質なデザインは海外から輸入すればいい」という考え方が主流になってしまいました。

理由3.ノルウェー人デザイナーの海外流出

ノルウェーでは原油の発見以来、他の北欧諸国のように国策としてデザインを打ち出してこなかったため、次第に家具デザインが下火になってきてしまいました。そのため、才能あるノルウェー人デザイナーは多くいるのに、ノルウェー国内の業界が現代のデザインの変化に対応できていないため、ほとんどが海外の企業で働くことになるのです。

 

ノルウェーの家具ブランド①:LK Hjelle

出典:楽天

エルコーヤラは1940年にラース・カールがシッキルヴェンという小さな村に建てた家具工場から始まりました。創業以来70年以上、ハンドクラフトによって家具製造を続けてきたノルウェーを代表する老舗家具ブランドです。その確かな技術によって数々のデザイン賞を受賞し、ノルウェー皇太子妃もご来臨されました。

エルコーヤラの一番有名な製品は、1965年にノルウェーの家具デザインの巨匠、イグマーレン・レリングがデザインしたラウンジチェア「シエスタ」です。翌年にはノルウェーデザイン賞を受賞し、一躍レリングの名前を世界に知らしめた名作チェアです。

木材を無駄にしないという「環境デザイン」の考えによってデザインされたシエスタは、高度な曲げ木技術によって作られています。余計な装飾をはぶき、木本来の美しさが堪能できるデザイン性の高さとともに、完璧な座り心地の良さも叶えました。

現在「シエスタ」はアルバート・ビクトリア博物館(ロンドン)、スミソニアン博物館(ニューヨーク)、ディ・ノイエ・ザムルング美術館(ミュンヘン)など世界中の美術館や博物館に収蔵され、その美術的価値の高さがうかがわれます。

 

ノルウェーの家具ブランド②:WESTNOFA


出典:inside-room

1950年代に創業したウェストノーファもノルウェーを代表する老舗家具ブランドです。その長い歴史のため、「ノルウェーのヴィンテージ家具」というと、必ずと言っていいほど名前があがります。

また、エルコーヤラとともにイグマーレン・レリングの「シエスタ」を販売するブランドとしても有名です。

その製品は、卓越したデザイナーと熟練した職人の共作による、木本来の素材感を活かした風格ある家具たちで、世界中に根強いファンがいます。

 

ノルウェーの家具ブランド③:ygg&lyng

出典:ygg&lyng

イグ&ライングは2009年に設立されたノルウェーの家具ブランドです。そのデザインはノルウェーの自然、歴史、伝統に触発されたナチュラル・モダンテイストで人気があります。

ノルウェー国内だけでなく、海外でもホテルやカフェなどのインテリアプロデュースを行っており、ノルウェーデザインの普及に一役かっているブランドです。

 

ノルウェーの家具ブランド④:SIMMONS Fjords


出典:SIMMONS

ベッドのマットレスで日本でも有名なシモンズ。実はノルウェーのメーカーなんです。最新のテクノロジーと人間工学に基づいて開発された「ポケットコイルマットレス」は世界中の有名ホテルで採用されるほど、確かな信頼が寄せられています。

近年では『シモンズフィヨルド』のブランド名で、その長年にわたるマットレスの技術を応用したソファを商品化し、話題になりました。特に”寝心地の良いソファ”というキャッチフレーズの「ポケット・プラス」はその名の通り、シモンズの世界最高峰のマットレス技術が応用され、世界中で人気を博しています。

 

 

ノルウェーの家具ブランド⑤:Fjordfiesta


出典:Fjordfiesta

フィヨルフィエスタは2004年に建築家のポール・ランダーによって設立されました。北欧デザイン文化の保存と開発を使命とし、新しい北欧デザインの代表になることを目指ざす、革新的な家具ブランドです。

その家具はノルウェーの美しい自然に触発された、モダンでありながらクラッシックも感じさせるタイムレスなデザイン。

アイコンアイテムはハンス・ブラットルゥが1957年にデザインしたイス「スカンジナビアジュニア」です。木のカーブが心地よく、自然に背筋が伸びる設計になっています。今ではノルウェーデザインを代表する名作チェアとして紹介されています。

 

ノルウェーの家具ブランド⑥:TONNING & STRYN

出典:TONNING & STRYN

トニング&ストリンは、ストリンで設立されたストリン・モベリンダストリーとトニング・モベルファブリクの2社が2013年に合併してできた家具ブランドです。

その家具は木目が美しく映えるデザインを特徴としています。木材には非常なこだわりを持ち、扱いにくい白樺やオークの加工に長けた職人によって、ハンドクラフトで作られています。

主にダイニングテーブルやチェストなど大型家具を取り扱っており、そのクラシックなデザインは多くのファンに愛されています。

また近年ではノルウェーの新鋭デザイナーとコラボし、時代を超えて使用できるモダンなモデルも開発されています。

 

ノルウェーの家具ブランド⑦:eikund

出典:eikuid

アイクンドはノルウェーの古典家具を再発売している家具ブランドです。ノルウェーの西海岸にあるアイゲロヤ島の古名、「アイクンド」からその名がつけられました。

現代でも通用する、ノルウェーの古典家具を世界に知らしめることによって、再びノルウェーデザインの発展を試みようとする革新的なブランドです。

 

ノルウェーの家具ブランド⑧:SUNDAYS

出典:VARKET INTERIOR

ノルウェーはヴァイキングでも知られる海運国です。もともと船舶用シートとクッションの製造会社に携わっていた創業者のGlenn Furuholtは、そこでの耐久性・耐候性に優れた製品を、アウトドアが大好きなノルウェー人の生活にいかせないかと考えるようになりました。

そこで工業デザイナー、アンドリュー・スミスとタッグを組み、画期的なガーデンファニチャーを製作したのがサンデイズの始まりです。

シンプルで質の高いガーデンファニチャーによって、サンデイズは瞬く間に注目を浴びました。現在ではノルウェーを代表するガーデン用家具のブランドです。

 

ノルウェーの家具ブランド⑨:Pur Norsk

出典:Pur Norsk

プル・ノシュクは、全ての商品がノルウェー人によってデザインされているという、めずらしいインテリアショップです。2006年に2人のノルウェー人カップル、マリアンネ・リーエンとアルテン・ハルヴォルセンによって設立されました。

店名の「Pur Norsk」とは「純粋なノルウェー」という意味で、「ノルウェーにも良いデザインはたくさんあるはず」という想いからつけられたそうです。商品によっては、スウェーデンやデンマークブランドもありますが、デザインはすべてノルウェー人によるものという強いこだわりを持っています。

2008年にはロンドンの雑誌『Monocle』の「世界で最もすばらしいデザインショップ」でベスト5にランクインしました。

ノルウェーに行ったらぜひ立ち寄ってみたい、ノルウェーデザインが集結した話題のインテリアショップです。

 

ノルウェーの家具ブランド⑩:NORWEGIAN ICONS

出典:pen

ノルウェイジャン・アイコンズは、認知度が低いとされているノルウェーデザインを世界に向けて発信するためにつくられたショールーム兼家具ショップです。ノルウェーの首都、オスロと東京に拠点を置くカフェ「FUGLEN(フグレン)」が運営しています。

フグレンはNew York Times紙で「世界で最高、飛行機に乗って試しに行く価値あり」と絶賛されたほどの人気カフェです。店内はノルウェーのヴィンテージデザインで整えられ、使用されている家具や小物は購入することもできます。

ノルウェイジャン・アイコンズは、認知度の低いノルウェーデザインの現状を危惧し、その認知を広げようとして「NORWEGIAN ICONS」という展示会を開催することから始まりました。

1940~1970年代のノルウェーデザイン黄金期の家具や小物を紹介し、多くの反響がありました。しかし、ヴィンテージ品は数も限られ高価であるため、多くの人々に認知される手段としては限界がありました。

そのため展示会の次のステップとして、ノルウェイヴィンテージの復刻版と、若手デザイナーの作品を取り扱うショップをオープンしました。現在ではノルウェーデザインの初期から現代までを網羅する、デザインアーカイブ兼ショップとして注目されています。

最後に

ノルウェーデザインは黄金期があったにもかかわらず、長い間人々にあまり認知されてきませんでした。しかし近年になって、今回紹介した家具ブランドやデザインユニットなどが中心となり、ノルウェーデザインを認知させようとするムーブメントが起こりつつあります。

他の北欧諸国に負けないすばらしいデザインの数々は、これから新たなリバイバルを迎えるかもしれません。自然豊かな国土と慎ましい国民性から生まれたノルウェーデザインは、私たち日本人の感性にもしっくりとくるデザインが多くあります。今後もノルウェーデザインに注目してみてください!

 

2021年4月3日
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インテリアデザイン北欧デザイン

スウェーデンの家具ブランド10選!伝統とモダニズムが融合したスタイリッシュな家具

by ryo.animal 2021年4月2日

「北欧の家具ブランド」というと、圧倒的に多いのがデンマーク発祥のものです。でもスウェーデンにもたくさんの家具ブランドがあるんです。今回は意外と知られていない、すてきなスウェーデンの家具ブランドを紹介します。

 

スウェーデンの家具ブランド①:IKEA


出典:IKEA

日本で一番有名なスウェーデンの家具ブランドと言えばイケアですね。「低価格のおしゃれな北欧デザイン」を武器に、日本のおける北欧ブームの立役者ともなりました。家具だけではなく、インテリア雑貨やエクステリアまで種類豊富に取り揃えています。

1943年に創立したイケアは、スウェーデン発祥の世界最大の家具量販店です。世界各国に出店し、現在では世界的に名の知られた有名家具ブランドになりました。

イケアをここまでのブランドに成長させたのは、独自の経営戦略の結果だといえるでしょう。世界に向けての大量生産と、すべての家具を「組立て式」にすることで低価格を実現。さらに店内の構造にも工夫をこらしました。

店内を「イケア商品を使ったテーマ別モデルルームのエリア」、「収納・テーブル・小物などの商品エリア」、「組み立て家具の倉庫エリア」、「レストラン・ビストロエリア」、「託児施設」の5エリアに分けたのです。

イケアの商品を展示した、多様なモデルルームを見ながら商品を検討できるという、アミューズメントパークのような楽しさがイケア最大の魅力です。

またターゲットの若いファミリーに来てもらうため、託児施設を設けるというアイディアも成功しました。スウェーデンの森をイメージしたプレイルームは大人気で、週末になると3~4時間待ちになることもあるそうです。さらにレストランでは本場スウェーデンの味を低価格で楽しめ、利用すれば離乳食を無料でもらうこともできます。

家具を買わなくても家族で楽しめる、家具店の概念を覆した総合インテリアショップです。

 

スウェーデンの家具ブランド②:DESIGN HOUSE STOCKHOLM


出典:Design House Stockholm

デザインハウス・ストックホルム社はアンダース・ファルディグによって、1992年にスウェーデンのストックホルムに設立されました。60名以上の北欧を代表するデザイナーや建築家たちとネットワークを結び、北欧デザインの観点からデザイン性・実用性を兼ねそろえた製品を創りだしています。

その製品は家具だけにとどまらず、食器・照明・インテリア雑貨・ウェアなど生活を取り巻く多くのものを扱っており、北欧デザインブームやデザインショップの先駆けともなりました。現在では北欧を代表する家具ブランドです。

MOMA(ニューヨーク近代美術館)に永久展示されている照明「ブロックランプ」は、電球がガラスブロックの中に閉じ込められているようなユニークなデザインで、日本でも大きな話題になりました。

 

スウェーデンの家具ブランド③:string®


出典:String Furniture

ストリングは1949年にスウェーデンで誕生したモジュール式シェルフブランドです。建築家のニルス・ストリングとデザイナーのカイサ・ストリング夫妻が考案したフレキシブルなシェルフは、北欧インテリアが好きな人なら一度は見たことがあるのではないでしょうか?

「モジュール式家具」とは規格化されたパーツで構成する、組み立て家具のことです。ストリングの家具は、梯子状のサイドパネルが棚板を支える、とてもシンプルな構造になっています。主に4つのサイズがベースとしてあり、それらとサイドパネルの組み合わせによって、さまざまな形のシェルフをつくることができるようになっています。

このシンプルな構造、拡張性、そして機能美こそがストリングの魅力です。

日本人から見ると、とてもスタイリッシュな今時の家具という印象ですが、スウェーデン人にとってストリングの家具は、おばあちゃん世代から生活に深く根付いている、とても身近な家具なんだそうです。そんなすごいところがさすがスウェーデンの家具ですね。

 

スウェーデンの家具ブランド④:innovator


出典:THE HOME

1969年に創立したイノベーターは、スウェーデン発のおしゃれブランドとして知られています。「innovator=革新者」という名前のとおり、革新的でミニマムなデザインが特徴です。

イノベーターが一躍脚光を浴びたのは、コペンハーゲンの家具フェアに「スタンツ・チェア」を出品した時です。このイスは「リビングに置けば気分転換できて、気が向けば外に運び出して青く澄み切った空をながめられるイス」が欲しいという想いから生み出されました。

イスをただの家具としてではなく、「生活を共に楽しむ道具」とした背景には、北欧ならではの気候、風土、人々の気質があります。日照時間が短く、一年の半分が冬という環境で育ったスウェーデンの人々にとって、“限られた時間をいかに有効に使って楽しむか”ということは重要なテーマなのです。

現在では家具だけではなく、スーツケース、バッグ、時計などさまざまな商品も手掛け、「つねに自分らしいライフスタイル」を創造し続けています。

 

スウェーデンの家具ブランド⑤:ASPLUND


出典:ASPLUND

スウェーデンで30年続くアスプルンドは、余計なものをそぎ落とした、シンプルでモダンな家具がそろう家具ブランドです。そのスタートはマイケルとトーマスのアスプルンド兄弟によって開かれたギャラリーでした。2人は家具を美術品ととらえ、それを展示する場を作りたかったのです。

そうして作られたアスプルンド・ギャラリーでは、初期の頃ジョナス・ボーリン、ジョン・カンデル、トーマス・サンデルなどの作品を展示し、すぐにスウェーデンデザイン界で話題を呼びました。

その後、アスプルンド兄弟はEDITION ASPLUNDという名前で独自の家具やデザイン作品を発表し始めます。1994年に発表されたトーマス・サンデルとジョナス・ボーリンデザインの家具「SNOW」シリーズはアスプルンドのアイコン的家具です。

現在では、スウェーデンだけではなく、国際的に活躍しているデザイナーたちとタッグを組み、最先端の北欧デザインを生み出すブランドとして世界的に認められています。

また、多くの家具ブランドが製造の拠点を海外においている中で、アスプルンドは「made in Sweden」にこだわり、スウェーデン国内での製造を続けています。

 

スウェーデンの家具ブランド⑥:SWEDESE


出典:SWEDESE

スウェデッセは2人の兄弟、イングヴとジャーカーによって1945年にスウェーデンで誕生しました。設立から70年以上たった老舗家具ブランドです。

そのデザイン性の高い、モダン北欧スタイルの家具は世界から高い評価を受けています。カラーバリエーションがとても豊富なので、スウェデッセの家具だけで部屋を同系色でまとめたり、または様々な色でカラフルにしたりすることもできてしまいます。

創業者の一人、イングヴ・エクストロームはスウェーデンのモダニズムに大きな影響を与えた一人です。デザイナーだけでなく、建築家やイラストレーターなど多くの肩書を持つ多才な人物でした。スウェデッセでは「デジレチェア」や「シッボチェア」など多くのデザインを残しています。

特に1956年に発表された「ラミノチェア」はイングヴの代表作であるとともに、スウェデッセのアイコン的存在です。1999年にはスウェーデンのインテリアデザイン雑誌「Sköna Hem」によって“20世紀最高のスウェーデン家具デザイン”にも選ばれました。

 

スウェーデンの家具ブランド⑦:GARSNAS


出典:MUSE TOKYO. COM

ヤシネスは数ある北欧ブランドの中でも屈指の老舗家具ブランドです。1893年にスウェーデンの南部で小さな家具製作ワークショップとしてスタートしました。伝統的な職人の技法に洗練された最先端技術を取り入れた、ナチュラルモダンスタイルが特徴です。

現在では北欧インテリアデザイナーの巨匠の一人となった、オーケ・アクセルソンがメインオーナーとなり、自社の製品をプロデュースしています。

ヤシネスの代表作の一つは独特なモコモコ感が特徴のファブリックソファです。北欧らしいカラフルなファブリックで作られ、背もたれやひじ掛けなどに立体的な凹凸デザインがほどこされています。伝統的な北欧デザインに遊び心が見え隠れする魅力的なシリーズです。

これまで多くのデザイナー達と優れた家具を発表し、ホテルや公共施設にも導入されています。日本でも国立近代美術館等で使われているので、知らないうちに見知っている方もいるかもしれません。

 

スウェーデンの家具ブランド⑧:David design

出典:David design

1988年にスウェーデン南部の街、マルメで誕生したデイビッド・デザインは、シンプルかつ機能的なライフスタイルを提案するインテリアショップです。創設者のデイビッド・カールソンは元ポップ歌手という少し異例な経歴の持ち主。

オリジナル商品を中心に雑貨やファブリックなどのインテリアアイテムの他、ファッションまで幅広く展開しています。これまでに北欧の有名なデザイナーや建築家とコラボし、さまざまな製品を発表してきました。

現在ではストックホルムと東京でも旗揚げし、その斬新なデザインに人気が高まっています。

 

スウェーデンの家具ブランド⑨:KÄLLEMO


出典:https://www.instagram.com/

シャレモは北欧、ヨーロッパ、アジアに拠点をおくスウェーデン発の家具ブランドです。その家具はとてもアーティスティックでセンセーショナル。

始まりは1981年にヨナス・ボリーンが卒業制作のために製作した、コンクリートと未処理のスチールでできたイス「CONCRETE」でした。それは機能性が重要視されていた当時のスカンジナビアデザイン界に強い衝撃をあたえることになったのです。

その後もヨン・カルデルの3本脚のイス「CAMILLA」やシェルフ「PILASTER」など、独創性に富んだ作品を発表し、「その佇まいは家具というよりオブジェのようだ」と評されています。

現在でも新しい発想を持った家具を生み出し続け、その斬新でユニークなデザインは多くのファンに愛されています。

 

スウェーデンの家具ブランド⑩:Svenskt Tenn


出典:Svenskt Tenn

スヴェンスク・テンは、ストックホルムのエステルマルムエリアにある老舗のインテリアデザインショップです。ブランド名の「スヴェンスク・テン」はスウェーデン語で「錫(すず)」という意味で、もともとは錫アーティストのニルス・フォーグステッドとエストリッドの工房から始まりました。

現在ではテキスタイルが有名で、日本でもエストリッドがデザインした「エレファント」の柄が大人気です。シンプルなゾウのイラストが並んだデザインはいかにも北欧らしく、幅広い年代に愛されています。

1930年代から家具などのインテリア全般を手掛けるようになり、北欧らしい色彩に富んだテキスタイルを使ったソファーなどが人気です。

スヴェンスク・テンは他のインテリアショップと少し違い、財団によって運営されています。その目標はなんと「スヴェンスク・テンが永遠にこの世に存在すること」で、その利益はすべて研究や文化に使用されています。

 

最後に

日本でも有名な大手の家具ブランドから隠れた名ブランドまで、幅広くスウェーデンの家具ブランドを紹介しました。どのブランドの製品も北欧らしい機能性とデザイン性が伝統の技によって体現され、その歴史の深さを感じます。

スウェーデンの家具は北欧の中でも特にカラフルな色彩とナチュラルなテイストを融合させたものが多いのが特徴です。一言で「北欧の家具」と片付けてしまうのではなく、それぞれの国に思いを馳せながら見てみると、より北欧の家具を楽しむことができますよ。

2021年4月2日
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デザイン家具北欧デザイン

デンマークの家具ブランド25選!北欧家具好きなら絶対に抑えておきたい物を中心に

by twistdesign 2020年10月26日

シンプルで洗練されたデザインの北欧家具は、世界中で根強い人気があり、日本にも人気の高い家具ブランドが多数あります。特にブランドの多くがデンマーク発であり、数多くの著名なデザイナーを輩出しています。

そこで、今回は北欧家具好きなら絶対に抑えておきたいデンマークの家具ブランド25選をご紹介させていただきます。老舗家具ブランドから新進気鋭の家具ブランドまでありますが、どれも根底には北欧らしさが表現されています。

【デンマークのヒュッゲ】

デンマークは、国連が2012年から発表している「幸福度調査」で2013年、2014年、2016年に1位を獲得しています。その理由としては、学力、勤務時間の少なさ、そして仕事の労働生産性が、世界上位。消費税は25%と大変高いものの、医療費、学費が無料なうえ、年金制度もしっかりしています。その「世界一幸せな国」とも言われるデンマークでは昔から「ヒュッゲ」という言葉が大切にされています。「ヒュッゲ」とは、英語ですらも直訳できる単語がない独特なニュアンスがありますが、イメージとしては「幸福」や「心地よさ」を表す言葉です。昨今ではこの「ヒュッゲ」が欧米でも注目を集めており、日本でも雑誌やテレビ番組などで特集されるようになってきました。

【デンマーク家具の黄金期】

歴史的に見て、デンマーク家具を代表するものは、1940年代から60年代の約30年という限られた期間にデザインされたものがほとんどです。デンマークでは1900年代以前はオリジナルと言える家具デザインは存在していませんでした。1900年代初頭から工業的な大量生産を前提としたバウハウスに影響を受け、それが独自の進化を遂げ、木材の材質を重視し、伝統的なクラフトマンシップを維持しながら、一般市民にも手が届きやすく使いやすい家具を作ることにいたりました。人口の少ないデンマークでの国内需要は限られたものでしたが、世界中で名声を高め、人気を博しました。

【デンマーク家具の衰退期】

1970年代に入ると、ポップカルチャーが流行し、デンマークモダン家具の人気は急落しました。さらに、マイスター制度が衰退したことで家具職人が減少し、家具工房の大半は廃業してしまいました。1980年代からは第二世代のデザイナーが難しい時代を乗り越えようと頑張りますが、世界の注目はすでにイタリアの家具に移ってしまっていました。デンマーク家具やインテリア界は長く厳しい時代が続きました

【現代のデンマーク家具】

1990年に入るとデンマークモダン家具が再び注目を集めだします。1990年代半ばにスウェーデンにて格安で総合家具を製造販売するイケアが登場し、世界中に旋風を巻き起こします。窮地に立たされたデンマークは、安価な家具より価格帯はやや高くても、品質やデザイン性に優れているうえに、一般庶民にも手が届く家具という方向性を見出します。1999年にはノーマン・コペンハーゲン、2002年にはヘイ、2006年にはムートなど、若手デザイナーを起用した新しくコスパの良い家具をプロデュースするブランドが設立されます。また、もう一つの傾向は、復刻生産です。デンマーク国内のみならず、国外の家具メーカーが製造ライセンスを取得して、復刻生産を行っており、近年増加傾向にあります。

【デンマークの家具ブランド25選①】
FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)

 

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Merchant & Found(@merchantandfound)がシェアした投稿 – 2018年 1月月20日午後12時33分PST

出典:INSTAGRAM  (ダンチェア)

フリッツ・ハンセンは、1872年に創業した、長く使えるデザインを生み出すことを使命とする北欧デンマークの高級家具ブランドです。1900年代にはコペンハーゲン市庁舎の建設に際するタウンホールチェアや、国会議事堂で使用される椅子などを製作しました。1932年に発表した「ダンチェア」が大ヒットし、デンマークを代表する量産家具メーカーとして成長していきました。その後、アルネ・ヤコブセンやコーア・クリントとコラボレーションし、「セブンチェア」や「エッグチェア」など数多くの名作を生み出しています。1970年以降、北欧家具の人気が徐々に衰退をはじめ、フリッツ・ハンセンの業績も悪化していきました。そのため、それまでの家族経営からホールディングス化することで難局を乗り越えました。1990年代に入ると、デンマークの新進気鋭の若手デザイナーたちの作品を発表し、さらに2000年代以降はデンマークだけでなく様々な国のデザイナーたちと新製品の開発に取り組み、さらにインターナショナルブランドへと発展したのです。近年は、アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムなど当時のデザイナーによる名作と、現在開発を続けている新しいデザインをうまく共存させ、世界中の人々を魅了しています。日本でも大変人気の高いデンマークの家具ブランドです。

【デンマークの家具ブランド25選②】
eilersen(アイラーセン)

 

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(@romtilrom)がシェアした投稿 – 2019年11月月20日午前12時43分PST

出典:INSTAGRAM (ストリームラインソファ)

アイラーセンは、1895年に創業した歴史の長いデンマークの家具ブランドです。創業当時は馬車のシートとボディを製造しており、その後時代の変化とともにバスのシートを手がけるようになり、当時、バスの座席は木製でしたが、デンマークで初めて座席にクッション性を加えたのがアイラーセンでした。その技術を生かして家具を生産するようになったのは1970年代になってからでした。アイラーセンといえばデンマークでは誰もが知るソファブランドで、やわらかすぎず、硬すぎないアイラーセンのソファは、他にない快適な座り心地の代名詞となっています。日本で1番人気が高いのが「ストリームラインソファ」です。高密度のウレタンフォームとフェザークッションの組み合わせが、究極の座り心地を作り出しています。また、デザインはシンプルで、どんな部屋にもマッチしてくれそうです。

【デンマークの家具ブランド25選③】
Getama(ゲタマ)

 

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Ulrik Kemnitz(@kemnitzdk)がシェアした投稿 – 2020年10月月7日午前5時48分PDT

出典:INSTAGRAM (GE290ソファ)

ゲタマは、1899年に創業して以来、デンマークの小さな町ゲステッドに本社工場を構えるメーカーです。創業当初の社名は「ゲステッドの海藻とマットレス工場」で、ゲステッドで取れる海藻を使用した寝心地の良いベッドのマットレスを作っていました。マットレス事業で成功した資金を元に、家具工場を立ち上げました。1950年代に入ると、ハンス・J・ウェグナーがデザインしたソファやデイベッドを製造する大きな機会に恵まれます。海外への輸出も行うようになり、ウェグナーとの協力関係を深めたことで、1950年代には現在でもゲタマの看板商品であるソファ「GE240」や「GE290」を発表します。1999年のゲタマの創業100周年には、ウェグナーは現役を引退した6年後にも関わらず、「センチュリー2000」シリーズをデザインしたことから、素晴らしい友好関係にあったことが想像できます。

【デンマークの家具ブランド25選④】
Carl Hansen&Sun(カールハンセン&サン)

 

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🙋🏻Angelica(@herrgardsvagen9)がシェアした投稿 – 2020年10月月3日午前1時02分PDT

出典:INSTAGRAM (Yチェア)

カールハンセン &サンは1908年に小さな家具工場としてスタートしました。創立当初はクラシックソファなどのオーダーメイドの木製家具を製造していました。1915年に機械を導入した新工場を設立したことで、職人技と機械生産による効率的な生産を両立する家具メーカーとして拡大していきます。1930年代に、世界恐慌のあおりを受け、さらに創業者のカール・ハンセンが体調を崩し危機を迎えますが、経営に加わった23歳の息子が力を発揮し、輸出を拡大させたことで、難局を乗り切りました。1950年にはデンマーク家具デザインの巨匠、ハンス・J・ウェグナーがデザインした家具を5つ同時に発売します。特に「CH24(Yチェア)」は、発表以来これまでに世界中で70万脚以上が出荷されている代表作で、発売から70年経った今でも根強い人気を誇っています。2013年以降は、コペンハーゲンを皮切りに、ニューヨーク、サンフランシスコ、東京、大阪、ロンドン、ミラノ、ストックホルム、オスロにフラッグシップ・ショップを出店し、世界中を魅了し続けているデンマークの家具ブランドです。

【デンマークの家具ブランド25選⑤】
FREDERICIA(フレデリシア)

 

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Uppsala Auktionskammare(@uppsalaauktionskammare)がシェアした投稿 – 2020年10月月7日午前7時20分PDT

出典:INSTAGRAM (スパニッシュチェア)

フレデリシアは、1911年に創業したフレデリシアチェア・ファクトリーから工場を買収し、1955年に改めて設立された家具の名門ブランドです。デンマークの家具ブランドの中で重要な位置付けにあるのは、ボーエ・モーエンセンがデザインした家具による功績が大きいでしょう。モーエンセンによる「スパニッシュチェア」「イージーチェア2204」「シェーカーチェア」は、フレデリシアのアイコン的存在です。1972年のモーエンセンが他界したことで巨匠とのコラボレーションが終了してしまいますが、その後ナンナ・ディッツェルとのコラボレーションにより、1993年には代表作トリニダードチェアが発表され、再度大成功を収めるのです。現在は、ボーエ・モーエンセンを中心としたクラシックラインを主軸にしながらも、若手デザイナーのモダン色の強い作品にも力を入れています。上品で洗練されたデザインがこのブランドの特徴ですが、ブラックを基調としたモダンなソファやパーソナルチェアも展開しており、従来のデンマーク家具とは一線を画すデザインコンセプトも魅力の一つです。

【デンマークの家具ブランド25選⑥】
BoConcept(ボーコンセプト)

 

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Florence(@flo_inbarcelona)がシェアした投稿 – 2020年10月月10日午前12時35分PDT

出典:INSTAGRAM

木製家具職人ジェン・アーソジェとタジェ・モルホルムが1952年にデンマークのハーニングという小さな町で家具工房としてスタートしました。会社の規模が拡大するにつれて会社名は数回変更され、現在の「ボーコンセプト」となったのは1993年になってからでした。「アーバン デンマーク デザイン」というコンセプトのもと、伝統を下地にしつつも都会的でモダンでラグジュアリーな家具を発信しています。また、部屋のサイズやライフスタイルに合わせた家具のカスタマイズが可能という独自の方法を取っているのも人気の秘密でしょう。ボーコンセプトのデザイナーの一人、アンダース・ノルガードは数々の賞を受賞している国際的に認知されたデンマーク人デザイナーです。現在は、世界59か国、260の店舗を展開する大きなブランドで、日本にも直営店が19店舗あり、機能とデザインを両立させた素晴らしい家具を世界中へ送り出しているデンマーク家具ブランドです。

【デンマークの家具ブランド25選⑦】
PP Mobler(ピーピーモブラー)

 

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Noden(@_noden_)がシェアした投稿 – 2020年 3月月10日午後7時37分PDT

出典:INSTAGRAM (PP203チェア)

1953年に小さな工房からスタートしたデンマークの家具ブランドPPモブラー。1969年にデンマーク家具デザインの巨匠、ハンス・J・ウェグナーがデザインした椅子「PP201」と「PP203」を発表し、世界的に知られることになりました。その後もウェグナーのデザインした家具を製作し、数々の名作を誕生させました。1970年以降、北欧家具の人気が徐々に衰退し、1995年に再度評価され出すまで、多くのキャビネットメーカーが次々と廃業に追い込まれました。そんな中、PPモブラーは機械を導入することで、効率化できる部分は機械化し、機械では難しい部分は工房の職人に任せることで、品質を落とさず時代に合った家具工房へと変換を遂げ、今日まで生き残ってきました。今でも熟練の腕を持つ職人でないと生産する事ができない商品が多い、デンマーク有数の家具ブランドです。

【デンマークの家具ブランド25選⑧】
Onecollection(ワンコレクション)

 

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House of Finn Juhl(@houseoffinnjuhl)がシェアした投稿 – 2019年 9月月26日午前5時01分PDT

出典:INSTAGRAM (ペリカンチェア)

ワンコレクションは、1990年にハンセン & ソーレンセンとして創業した、比較的若い家具ブランドです。創業当時はデスク1台と椅子2脚の地下の小さなオフィスでした。1992年に製品化されたヘンリック・テングラーのデザインによる「チェアマンチェア」が大ヒットしたことが成功のきっかけとなりました。1998年にフィン・ユールの未亡人、ハンネ・ヴィルヘルム・ハンセンから依頼を受け、初のフィンユールデザインの復刻版となる「ソファ No.57」を手がけ、夫人の信頼を得たことで、フィン・ユールの初期の代表作「ペリカンチェア」と「ポエトソファ」の復刻量産化を果たしました。近年、デンマーク近代家具デザインの再評価によりフィン・ユールコレクションに対する関心も高まってきたことが追い風となりました。ワンコレクションは現在、フィン・ユール家具のほとんどすべてのライセンスを保有し、新たにフィンユールデザインの家具の復刻生産を許されている世界で唯一のメーカーです。

【デンマークの家具ブランド25選⑨】
HAY(ヘイ)

 

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Anette(@anettekring)がシェアした投稿 – 2020年 2月月17日午前2時29分PST

出典:INSTAGRAM (プリンスチェア)

HAYは、2002年に創業したデンマークのインテリアプロダクトブランドです。 1950年から1960年代のデンマーク家具のデザインを意識しながらも、 現代のライフスタイルに合わせたデザインを取り入れた機能性の高いデザインで現在北欧のインテリアデザイン界をリードしています。世界中の若手デザイナーも積極的に起用することでも知られており、新しい素材や最新テクノロジーを積極的に取り入れて家具を製造しています。ルイーズ・キャンベルやショルテン&バーイングスなど、 現在のデザイン界で国際的に活躍するデザイナーともコラボレーション行っています。また価格のバランスもよく、現代のライフスタイルにマッチした機能性の高いデザインと、その手頃な価格帯で、「買える家具」を提案しています。日本でもHAYは大人気になっており、様々な店舗で取り扱っています。「プリンスチェア」は、ルイーズ・キャンベルがデザインし、2003年のコペンハーゲン見本市で発表された後、「エル・デコ インターナショナル デザイン アワード」を受賞したHAY初期の名作です。

【デンマークの家具ブランド25選⑩】
Muuto(ムート)

 

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出典:INSTAGRAM

ムートは2006年にデンマーク、コペンハーゲンで設立されました。ムートという名はフィンランド語で「新たな視点」を意味する”muutos” に由来するそうです。その名の通り、伝統的な北欧デザインに、最前線で活躍する若手デザイナーを起用することで独自のテイストを加えたユニークなスタイルで、これまでにない北欧デザインを志向する新しいブランドです。伝統的な北欧デザインの美しさ、機能性、クラフトマンシップに根ざしながらも、先進的な素材や技術、大胆な発想力で、日常的家具に華を与え個性的なライフスタイルを提供するデンマークの家具ブランド「ムート」は世界中で高く評価されています。

【デンマークの家具ブランド25選⑪】
Berg Furniture(ベルグファニチャー)

 

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1974年に創業したベルグファニチャーは、北欧デンマークの老舗高級家具ブランドです。設立以来、リクライニングチェアとソファを専門に手掛けています。北欧家具ならではの無駄を省いたシンプルなデザインかつ、人間工学に基づき、究極の座り心地を求めて設計されたリクライニングチェアとソファは機能性や実用性に優れています。自社工場に所属する熟練の職人たちが責任を持って1台ずつ作り上げた「美しく快適な究極の椅子」は、世界中のセレブを魅了し続けており、世界中の官庁、ホテル、企業の重役室などでも重宝されている北欧デンマークの家具ブランドです。

【デンマークの家具ブランド25選⑫】
J.L Moller(ジェイエルムラー)

 

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出典:INSTAGRAM (75チェア)

1944年に創業したデンマークおよび北欧を代表する老舗家具ブランドです。主にダイニングテーブルとダイニングチェアを製造しています。特にダイニングチェアのラインナップが豊富で、天然木とペーパーコードの組み合わせによる滑らかで繊細なカーブラインは芸術的。現在は機械で生産さていますが、工程の最後の仕上げは必ず職人が行い世界中へ送り出されています。

【デンマークの家具ブランド25選⑬】
Montana(モンタナ)

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1982年に創業した北欧デンマークのモジュールシェルフを中心とする家具メーカー。モジュールシェルフとは組み合わせが自由にできる棚のこと。組み合わせパターンは50億通り以上で、セミオーダーに対応しています。ニュートラルかつベーシックなデザインの上、カラーバリエーションも豊富なので、オフィスや店舗で使用される事が多いのですが、個人宅のリビングや書斎にも調和させやすい作りです。現在は世界21カ国で展開する、北欧を代表する家具メーカーです。

【デンマークの家具ブランド25選⑭】
Engelbrechts(エンゲルブレヒト)

 

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出典:INSTAGRAM (KEVIチェア)

1989年にデンマークのコペンハーゲンに創業した北欧家具ブランドです。オフィス向けのイスとテーブルをメインに生産しています。デンマークの著名なデザイナーたちとのコラボレーションにより、伝統的な技術と革新性を融合したデザインで、時代を超えて愛され続ける家具を作り続けています。特にインテリア業界を代表するインテリアデザイナーのラスムッセン兄弟がデザインした「KEVIチェア」は、これまでに約250万脚が製造された名作です。時代に応じたデザインと機能の改良が重ねられ、今でも世界中で愛されるロングセラーとなっています。

【デンマークの家具ブランド25選⑮】
Snedkergaarden(スネカルガールデン)

 

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スカネルガールデンは、創業35年以上の北欧デンマーク家具ブランドです。北欧を代表するデザイナー、ナナ・ディッツェルがデザインした「TRISSEN(トリッセン)」で有名なブランド。元々は子供向けの家具として作られたものですが、デンマークでは、チェア、テーブル、サイドボードと家具全般をラインナップしています。伝統的なデンマークの家具作りに則り、質のよい木材を使い、素材のよさを活かしたシンプルで機能的なデザインの北欧らしい家具を製造販売しています。

【デンマークの家具ブランド25選⑯】
Menu(メニュー)

 

 

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出典:INSTAGRAM(イェー ウォールテーブル)

1976年に設立されたMENUは、世界中の優れたデザイナーとのコラボレーションにより、家具とホームアクセサリーを開発するデンマークのデザインブランド。本社はユトランド半島の東、バルト海に位置するシェラン島の北部の、自然の景色が清らかで美しく眺めの素晴らしい一帯にあります。ショールーム、オフィス、デザイン部、販売部の環境もよく、常に社員がクリエイティブでいられるようにしている会社です。実用的かつ洗練されたデザインの製品を人々の生活の中に提案していくことをコンセプトに、世界各国で展開しています。

【デンマークの家具ブランド25選⑰】
INNOVATION LIVING(イノベーション・リビング)

 

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1971年に、デンマークの誇り高い家具デザインの伝統に基づいて構築された北欧家具ブランド。「優れたデザインは、優れた機能性と優れた快適性と密接に関連している必要がある」というコンセプトのもと、デザイナー、製品開発者、技術者のチームが協力して、各製品に注力します。1989年より革新的で耐久性に優れた、機能的かつデザイン性の高いソファベッドの展開に力を入れてきました。現在、数あるデンマークの家具ブランドの中でも最も大きなメーカーの一つであり、年間およそ10 万台のソファベッドを生産しています。

【デンマークの家具ブランド25選⑱】
mater(メーター)

 

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出典:INSTAGRAM (ボウルテーブル)

2006年にデンマークで設立された新進気鋭の家具ブランド。社会や環境への責務を果たすという倫理的なビジネス戦略に基づいて象徴的で美しいデザインの家具を製作しています。FSC(森林管理協議会)公認の⽊材を使用し、制作の工程で環境や社会に影響を与えてしまっているものに着目し、できるだけ影響を最小限に抑えた上で、⻑年その良さを味わえる商品を生み出す事をコンセプトにしています。ハイスツールやボウルテーブルをメインに、既に世界各国のレストランや個人邸に数多く納入されています。

【デンマークの家具ブランド25選⑲】
normann COPENHAGEN(ノーマンコペンハーゲン)

 

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1999年にデンマークで設立されたノーマンコペンハーゲンは、最も有名な北欧家具ブランドの一つとして世界中で親しまれています。ファッション業界から影響を受けた独特の色や、ミニマルな美しさに、機能性併せ持つデザインが特徴的な製品を多数発表しています。製品は世界80か国以上で販売されており、80を超えるデザイン賞を受賞してきました。

【デンマークの家具ブランド25選⑳】
Brdr. Kruger(クルーガー・ブラザーズ)

 

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1886年にテオドルとフェルディナントのクルーガー兄弟によって設立されたデンマークの老舗ブランド。 もともとは旋盤木工所でしたが、現在は自社生産のデザイン会社であり、品質と職人技への取り組みが家族5世代に渡り受け継がれてきました。 クルーガーは木材に強い情熱を持っており、最高の素材と最高の職人技の組み合わせには、時代を超えた最高の品質を生み出すという美学を重んじています。

【デンマークの家具ブランド25選㉑】
SIBAST FURNITURE (シバスト・ファニチャー)

 

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出典:INSTAGRAM (シバストNo.8チェア)

1908年にデンマークのフュン島で小さな家具工房から始まったシバスト・ファニチャー。2代目の木工職人ヘルゲ・シバストがシバストNo.8チェアなどの高い加工技術による挑戦的な家具を数多く生み出し、家具ブランドとしての名声を高めました。1960年代には120名もの木工職人を抱えるまで成長し、デンマークのロイヤルファミリーやアメリカホワイトハウスにも納品しています。後継者がいなかったことから、1985年に他者に工場を譲渡することになりましたが、2012年に孫のディトレヴ・シバストとその妻のアナ・シバストが意思を引き継ぎデンマークで復刻されました。現在でも世界の人々を魅了しています。

【デンマークの家具ブランド25選㉒】
+Halle(プラスハレ)

 

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2014年にデンマークでスタートした、世界的にも最も新しい家具ブランドのひとつ。「人間空間の創造」をコンセプトに、学校、空港、病院、美術館、オフィス、公共施設、または野外など、場所の種類に関わりなく、人々に心地よくリラックスする機会を与える空間を作る家具に特化した家具ブランドです。ターゲットとしているマーケットは(企業オフィスも含めた)商業市場であり、ウンジ・パブリック空間での使用に特化したラウンジチェア、ソファ、ベンチ、ブースなど、限られたタイプの家具のみを製造販売しているのが大きな特徴です。

【デンマークの家具ブランド25選㉓】
NORR11

 

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2011年に設立されたデンマークの家具ブランド。北欧のデザインを新たな解釈で再考し、過去と現在を組み合わせ、時代を超越した家具の製作をコンセプトとしています。ほとんどのデザインは、デンマーク出身のデザイナー、ルーンクロイガードとのコラボレーションによって生み出されており、さらに最高のメーカーやサプライヤー、そして優れた職人による技術で、最高品質の家具を提供しています。

【デンマークの家具ブランド25選㉔】
SKOVBY(スコービー)

 

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J.V. (Jasmin Villanen)(@jassu_juvis)がシェアした投稿


出典:INSTAGRAM

1933年にデンマークで創業して以来90年近い歴史を持つ、高級ダイニングとリビング向けの家具ブランド。 現在、3工場210人の従業員を有し「世界の家具」をコンセプトに掲げ、世界市場に向けて製品の開発を続けています。 厳選された木材だけを使用し、熟練した職人技によって生み出される製品は、優れた品質、美しさに加え、卓越した機能性を備えており、世界中で高い評価を受けています。現在は3代目が継ぎ、創業当時と同じデンマークのスコービーで設計および製造されています。特に、天板の面積を変えることができる伸張式のテーブルは大変人気があります。

【デンマークの家具ブランド25選㉕】
&Tradition

 

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出典:INSTAGRAM (メイヤー・ソファ)

2010年に設立された、伝統と革新を融合させたデンマークのデザイン会社。材料を加工する方法を再考し、伝統と革命から生まれた時代を超越する美しさと品質を追求しています。個性的な家具コレクションには、1930年頃から現代までの、国際的に知名度の高いデザイナーによるものが揃っています。特に有名な家具は、アルネ・ヤコブセンがフレミング・ラーセンとともに手がけたメイヤー・ソファです。

【おわりに】

今回は、老舗のデンマーク家具ブランドから新しいデンマーク家具ブランドまで25選をご紹介しました。北欧家具を探しているのでしたら、ぜひ参考にしてみてください。

2020年10月26日
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