人気インテリアテイストの「北欧」。温かい雰囲気におしゃれな見た目で、人々を魅了しています。そんな北欧テイストでお部屋をまとめるなら、観葉植物を取り入れてみませんか?
そこで今回は、北欧インテリアにぴったりな観葉植物を25選集めてみました。選ぶときのポイントや合わせて準備したいものもいっしょにチェックしていきましょう。
北欧インテリアに合う観葉植物を選ぶときのポイント
まずは、北欧インテリアに合う観葉植物を検討するとき、チェックしたいポイントをご紹介します。
北欧インテリア観葉植物を選ぶときのポイント①:お部屋のインテリアの邪魔にならないシンプルなもの
北欧テイストのお部屋は、温かさを感じるスッキリとした見た目が印象的です。そこに観葉植物を置くとなると、その見た目を損なわない方がいいでしょう。
ウッドテイストのお部屋には馴染みやすい木のものを、白で統一されたお部屋には一点ものの色物を…。など、インテリアとのバランスを見てなるべくシンプルなものを選ぶのがおすすめですよ。
北欧インテリア観葉植物を選ぶときのポイント②:サイズ感
観葉植物と聞くと、どのような大きさのものを思い浮かべますか?実はサイズはさまざまで、成人男性の背丈ほどもあれば手のひらくらいの小さなものもあります。
同じ観葉植物の中でも大きさが異なるものもあるため、自分好みの大きさから品種を選ぶのもいいですね。
北欧インテリア観葉植物を選ぶときのポイント③:置く場所
観葉植物はさまざまな場所で活躍します。リビングや寝室、玄関など置き場所に合わせたサイズや種類を選ぶのもポイントですよ。大きめの樹木タイプはリビングに、手のひらサイズは玄関の棚に…など、場所に合ったものをチョイスするだけで、一気におしゃれ感がアップします。
■北欧インテリアに観葉植物を置くなら合わせて購入したいもの
北欧インテリアに観葉植物を置くなら、いっしょに購入しておきたいものをご紹介します。
北欧インテリア観葉植物を選ぶときのポイント④:鉢にもこだわりを
観葉植物を入れる鉢も北欧テイストのものを選びましょう。プラスチック製よりも陶器ものを選ぶのがおすすめです。ほかにも麻袋で鉢をカバーしたり、鉢にタグを紐でつけたりしてもおしゃれですね。
お部屋のインテリアに馴染む鉢の素材や色を選びましょう。
北欧インテリア観葉植物を選ぶときのポイント⑤:ラックやハンギングアイテム
観葉植物と鉢が決まったら、置く棚やハンギングアイテムもチェックしてみてください。せっかくおしゃれな観葉植物を置いても、棚が合ってないとインテリアに馴染みません。
またツタ状の観葉植物は、置くだけでなく吊るして楽しむこともできますよ。ハンギングアイテムの紐や色などもお部屋のイメージに合うものを選ぶようにしましょう。
北欧インテリアに合う観葉植物5選~標準サイズ編~
北欧インテリアに馴染みやすい観葉植物の中から、使い勝手のいい標準サイズをご紹介します。
北欧インテリアに合う観葉植物①:大きな葉をつける根茎が印象的なクワズイモ
クワズイモはサトイモ科の植物で、細い茎に大きな葉がつくのが特徴です。葉を鑑賞することが多い観葉植物ですが、クワズイモはその根茎が魅力的だと言われています。
暑さに強く日陰や寒くても比較的元気に育つため、初心者でも育てやすい品種のひとつです。
北欧インテリアに合う観葉植物②:長く天に伸びる葉が美しいサンスベリア
スズラン亜科のサンスベリアは、どんなインテリアテイストにも馴染みやすい品種のひとつ。乾燥に強いため、初心者の人にも育てやすいでしょう。
また、マイナスイオンの放出や空気清浄能力が高い観葉植物としても人気です。お部屋のインテリアとしてだけでなく、空気も清潔に保てるのはうれしいですね。
北欧インテリアに合う観葉植物③:どこかリゾート気分も味わえるモンステラ
サトイモ科の一種であるモンステラは、ギザギザした葉が印象的な観葉植物です。モンステラの中にも20種類以上種類があると言われており、標準サイズのほかに大きいものや小ぶりのものもあります。
乾燥と寒さに弱いため、冬のお世話には注意が必要です。しかし、暑さや日陰には強いため、夏は比較的育てやすいでしょう。
インパクトがある品種のため、シンプルなお部屋のスパイスとしても重宝しますよ。
北欧インテリアに合う観葉植物④:しだれる葉が個性的なオリヅルラン
オリヅルランは、キジカクシ科の常緑多年草です。オリヅルランは名前の通り、折り鶴の翼のようなしだれた葉が個性的で人気を集めています。その種類は豊富で、200種類以上減産があるようですよ。
また、空気中のホルムアルデヒドを吸収してくれる作用があることが、NASAの実験でわかっています。ランナーについた子株から増やすこともできるため、ほかの品種よりも簡単に株分けができるでしょう。
北欧インテリアに合う観葉植物⑤:砂漠だけでなく北欧でも大活躍!サボテン
砂漠の植物として有名なサボテンは、サボテン科の植物です。小さくぼてっとした見た目のものから細くすらっとしたものまで、大きさや品種もさまざま。中でもウチワサボテンと呼ばれるウサギのようなサボテンは、見た目のかわいさからも支持されています。
北欧インテリアにも馴染みやすく日差しにも強いため、育てやすいでしょう。
北欧インテリアに合う観葉植物⑥:芸術的な葉脈の持ち主!マコデス・ペトラ
葉脈が特徴的で、かつ美しいマコデス・ペトラはラン科の観葉植物です。その美しく輝く葉脈から、ジュエル・オーキドという名前がつくほどに、まるで宝石のように素敵な植物。
とはいえ、質素でシンプルな雰囲気もあるので、荘厳な部屋というよりは北欧インテリアのようなモダンかつミニマルな空間に置いておくのが似合っていると思います。部屋にいいアクセントをもたらしてくれそうです。寒さにはあまり耐性がないので、ご注意を。
北欧インテリアに合う観葉植物⑦:香る樹木のシルクジャスミン
別名ゲッキツとも呼ばれる常緑低木の、こちらの観葉植物。静かでひかえめながらも芯の強そうな感じがして、北欧インテリアにかなり適合性が高い植物といえるでしょう。
しかし原産は暑い国のものであり、暑さに強いぶん、寒さには弱いので注意が必要です。日陰でもよく育つので室内で育てるのには適しているかもしれません。また、香りが豊かなことでも有名です。
北欧インテリアに合う観葉植物⑧:おしゃれなスカーフのようなカラテア・フレディ
カラテアも、観葉植物としては有名な部類になるでしょう。こちらはそのなかでも、カラテア・フレディであり、非常にモダンでまるでファッションのような研ぎ澄まされたデザイン感覚があります。どこか現代的な幾何学模様、アート性すら感じる素晴らしい葉っぱですね。
もともと熱帯アメリカからやってきたこちらの植物は、寒さにはあまり強くありません。冬になったら温度を気にしながら、大切に育ててあげてください。
北欧インテリアに合う観葉植物⑨:まるで花のような多肉植物!アエオニウム
多肉植物であるアエオニウムは、そのふっくらとした重厚な感じが、どこかマイペースなたたずまいを感じさせ、人気の癒し観葉植物になっています。
この植物には多くの色合いのものがあり、黒っぽいものなどもありますが、今回は黄色と緑のキウイの色合いにさせていただきます。この黄色の光輝く幸福な感じと、まるで花のようなこの風采が、とても素敵だったからです。
コンパクトで部屋のどこに配置しても調和するでしょう。また色合いが時節によってはすこし変わりますので、その変化も楽しめるといいですね。
北欧インテリアに合う観葉植物5選~背の高いもの編~
北欧インテリアに合う観葉植物の中から、次に背が高い種類のものをご紹介します。
北欧インテリアに合う観葉植物⑩:ハートの葉がかわいいウンベラータ
ウンベラータは、イチジク属の仲間の木です。熱帯地域のアフリカ原産の樹木なので、暑さに強いのが特徴。ハートの形をしたかわいい葉をつけることから、女性の間で人気を集めています。
ウンベラータは暑さには強いですが、日陰の涼しい場所を好み寒さには弱い植物のため、育てる場所には工夫が必要です。
また、大きな葉にはホコリは溜まりやすいため、水やりなどのお世話のほかにホコリ取りのお世話もしましょう。
北欧インテリアに合う観葉植物⑪:観葉植物の定番といえばパキラ
パキラはアオイ科の中の品種です。小ぶりなサイズで販売されているものもありますが、元は大木のため、育てていくうちに背丈以上に成長します。元は熱帯地域の原産木のため、暑さに強く寒さに弱い特徴があります。冬のお世話には注意が必要です。
また、高温多湿を好む植物であるものの、水はけが悪いと根腐りしやすいのも特徴。水はけのいい土を使うようにしましょう。
北欧インテリアに合う観葉植物⑫:室内で育てる樹木として人気のユッカ
リュウゼツラン科のユッカは、ユカと呼ばれるキャッサバに似ていることから名前がつけられた樹木です。青年木は大きく2mほどまで成長します。贈り物の樹木としても人気のため、日本人が目にすることが多い品種のひとつ。
暑さに強く寒さにも弱くないため、初心者の人でも比較的育てやすいでしょう。また、エアコンの風には弱いため、置き場所には注意して育ててくださいね。
北欧インテリアに合う観葉植物⑬:おしゃれな見た目が見る人をトリコにするコンシンネ
リュウケツジュ科のコンシンネは、個性的な美しい見た目が特徴的な観葉植物です。くねくねした細い幹にほんのり赤く色づいた葉は、おしゃれな北欧インテリアの雰囲気にマッチします。
本来は5mほどまでに成長する品種ですが、お店では背丈ほどのものが売られているためそちらを購入するといいでしょう。寒さには弱いですが、暑さや日陰には強いため、初心者の人でもお世話しやすいのが特徴。
おしゃれな見た目に合わせて個性的な鉢植えで、丸ごと楽しむ人が多いようですよ。
北欧インテリアに合う観葉植物⑭:ゴムの木の代表的存在のベンガレンシス
クワ科のベンガレンシスは、観葉植物の中でも人気トップを争う品種です。北欧はもちろん、どんなインテリアテイストにも合いやすいため、頻繁にお部屋の模様替えをしたい人にもおすすめ。
光沢のある大きな葉が印象的で、過度に日に当たると日焼けをしてしまいます。キレイな葉をキープするためにも、気温や日焼けには注意しましょう。
また、ベンガレンシスの中にも幹がストレートのものや、湾曲したものなど種類が豊富なのも魅力的ですね。お気に入りの葉量や幹タイプから選べますよ。
北欧インテリアに合う観葉植物⑮:定番中の定番、なオリーブ
もはや説明が不要かもしれないほど、一般の認知度が高いオリーブの木。常緑樹であるために、一年中豊かな緑の癒しを提供してくれます。静謐で、秘めたやさしさを感じるこの樹木は、まさに平和の象徴と呼ばれるその空気感がありますね。
分類上はモクセイ科の植物であり、その実から精製されるオリーブオイルはだれもが必ず経験しているほどにメジャーで、かつヘルシーな天然油。
見た目も、とっても美しいですね。
北欧インテリアに合う観葉植物⑯:丸い葉っぱが可愛いユーカリ・ポポラス
オーストラリアを代表する樹木であるユーカリの木。コアラの食材としても有名なこの樹木は、観葉植物としても一級品です。このユーカリ・ポポラスは、「ハートリーフユーカリ」とも呼ばれ、丸いハートのような葉っぱが人気の大型観葉植物です。
基本的には外で育つ植物なので、室内は不向きなところもありますが、風通しがよく日当たりのよい場所を見つけてインテリアとして使うことも可能です。写真のように玄関、あるいはベランダというのが選択肢として一番いいのかもしれません。
また特別に対策しなくとも、夏も冬も丈夫に乗り越えることができるのも、この植物の大きな利点だと思います。
北欧インテリアに合う観葉植物⑰:緑のボリューム感満載なカンノンチク
生い茂る緑が圧倒的なカンノンチクは、その南国的な見た目からもなんとなくわかるようにヤシ科の観葉植物です。育てやすくて丈夫なこちらの植物は、また部屋に豊饒な色彩を与えてくれるため、インテリアとしてもよく親しまれています。
空気もきれいにしてくれますし、葉っぱ自体に光沢があり、見ていて精神的にも浄化されます。ポイントとしては、水をよく好むので、よく水をあげてしっかり手入れしてあげましょう。
■北欧インテリアに合う観葉植物~ツタ編~
最後にツタを楽しむ観葉植物をご紹介します。鉢などの容器も合わせてチェックしていきましょう。
北欧インテリアに合う観葉植物⑱:ツタの観葉植物といえばアイビー
鉢からしだれ落ちるツタがナチュラルでかわいいアイビー。室内はもちろん、屋外で育てるのにも適しています。庭ごと北欧にしたい人は、室内と合わせて取り入れると統一感が出せますよ。
また丈夫な品種のため、植物を育てたことがない人も挑戦しやすい品種です。アイビーの雰囲気に合ったナチュラルな鉢植えを用意すると、より北欧っぽさが演出できますよ。
北欧インテリアに合う観葉植物⑲:お家をグリーンで彩りたいならポトス
青々と茂った大きめの葉が印象的なポトスは、鉢植えはもちろん水栽培ができる品種です。ガラス瓶にいけ、窓際に並べて楽しむ人も多いそう。小ぶりなものは室内で育てるのに適していますが、大きくなれば屋外での栽培も可能です。
庭木にツタを這わせて、お家丸ごとグリーンに染めてもおしゃれですよね。暑さに強く室内でも元気に育つため、観葉植物初心者さんでも手入れがしやすいでしょう。
北欧インテリアに合う観葉植物⑳:小さな鈴のような葉が印象的なグリーンネックレス
玉状の葉がコロコロとついたグリーンネックレスは、つる性の多肉植物です。砂漠地域が原産のため、乾燥に強く湿度に弱い傾向があります。直射日光には弱いですが、日当たりがいい場所を好むため室内でも明るい場所で育てるのがおすすめです。
鉢植えでも育てられますが、多くは釣鉢に入れて吊るしてツタのしだれを楽しみます。ブリキ缶のようなものや麻袋のようなものから白い陶器までさまざまな容器がるため、合わせて選びたいですね。
北欧インテリアに合う観葉植物㉑:ツタをメインで楽しみたいならワイヤープランツ
小さな葉をつけるワイヤープランツは、その名の通りワイヤーのような茎が印象的な観葉植物です。スタイリッシュな見た目なので、シンプルな北欧テイストな好きな人にはぴったり。
寒さと暑さどちらにも強く、日陰にも対応できるため初めての観葉植物として選ぶ人も多いようです。鉢植えで楽しむこともできますが、ツタを楽しむには吊るして飾るのがおすすめ。インテリアにも自然と馴染むでしょう。
北欧インテリアに合う観葉植物㉒:小さなハートをたくさんつけるミリオンハート
ハート型の葉を100万個(ミリオン)以上つけることから名前がついた、ミリオンハート。丈夫で育てやすいことから、観葉植物初心者さんにも選ばれています。
寒さには弱いものの暑さには強いため、窓際の日当たりがいい場所で吊るして育てるのがおすすめ。おしゃれな見た目なので販売時点でかわいい容器に入れられていることが多く、そのまま飾るだけでいいものがたくさん売られています。
北欧インテリアに合う観葉植物㉓:幸福の植物フィカスシャングリラ
精霊が宿り、幸福を呼ぶ。そんな素敵で神秘的ないいつたえを持つこちらのフィカスシャングリラ。クワ科の植物であり、このタイプはツル性であるために、ツル性ガジュマルという名前でも呼ばれたりしています。ゴムの木の仲間ですが、木というよりは、やはり写真のようにツルになっています。
窓際などの日当たりがよい場所においてあげるときれいに育ってくれます。また、暑さに強いのも特徴で夏は特に問題がないですが、寒さにはそれほど強くないために、温度の調節はしっかりと確認しながら行ったほうがいいでしょう。
どこかアンティークな雰囲気があり、味わい深い葉っぱですね。
北欧インテリアに合う観葉植物㉔:パールのような実。シンジュコケモモ
こちらの素敵な実をつけるシンジュコケモモは、ツツジ科の観葉植物です。日陰でもよく育つため、インテリアにはもってこいの植物になっています。細かく絡みつく枝が、ツタのようなので、今回はこちらの分類に入れされていただきました。
また、実の色合いが時間とともに白から紫へと変化していくので、それを見ているだけでこの植物との関係の深さ、過ごした日数を確認できる、とても不思議な実感をもたらしてくれます。寒さにも強いために、比較的にお世話のしあやすい植物であるのも、いいですね。
北欧インテリアに合う観葉植物㉕:5枚の葉っぱが可愛い豊かな緑のシュガーバイン
葉の形がほんのすこし星やヒトデのようであり、それがなんとも絶妙にキュートなシュガーバイン。寒さにも強く、たくましいこの植物には、「すこやか」という素晴らしい花言葉がついています。
また、葉の裏側に白っぽい樹液をたらすことがあり、それが甘かったのがきっかけでシュガーバインの名前がつきました。ブドウ科の植物であり、桃色の花を咲かせます。
北欧インテリアに上手に観葉植物を取り入れてお部屋をステキ空間へ
北欧インテリアと聞くと、テーブルやソファーなど家具にこだわりたくなりますよね。ですが、いつもの家具でもお部屋に観葉植物を入れるだけで、簡単に北欧テイストのお部屋に早変わりしますよ。
観葉植物を育てたことがない人でも簡単に育てられる品種もあるため、ぜひ北欧インテリアに観葉植物を取り入れてみてくださいね。