西海岸インテリアにマッチする観葉植物10選!鉢選びのポイントもご紹介

by twistdesign

西海岸インテリアとは、アメリカのカルフォルニア州にあるサンフランシスコやロサンゼルス、サンディエゴなどの海岸沿いの街をイメージした、海風と太陽、自然を感じるようなさわやかで開放感があり、リラックスした雰囲気と、アメリカらしいカジュアルな雰囲気をイメージしたインテリアのことです。

西海岸、カルフォルニアのイメージを出したいけど何かものたりないと感じたら、観葉植物を取り入れると一気にリゾート感が増して西海岸インテリアが完成するのでおすすめです。しかし、たくさん種類のある中からどんな観葉植物をチョイスすればよいのか迷いますよね。ここでは、西海岸インテリアにマッチする観葉植物を10点にしぼってご紹介していきます。また、西海岸インテリアに合った観葉植物の鉢選びについてもお教えいたします。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物①:フェニックスロベレニー


出典:Pinterest

まさに西海岸インテリアのイメージにピッタリではないでしょうか。海岸通りのヤシの木をお部屋にいかがですか?
原産国はインドシナになり、ヤシ科ナツメヤシ属で、常緑低木です。高さは2m~4mほどの小型のヤシで、耐寒性・大暑性があり、室内の光でも育てることができるで、部屋の観葉植物としては育てやすいほうではあります。

ー育て方ー
フェニックスは日光を好む植物です。春・秋の間は日当たりのよい窓辺か、時々ベランダや庭に出すのもよいでしょう。冬場は気温が下がるので、室内の日当たりの良い窓辺がベストです。夏は日差しが強いため葉焼けを起こしてしまうことがあるので、室内ではレースカーテンなどを利用して窓辺におくことをおすすめします。
〇水やり
春・秋は土が乾いてきたら、夏は毎日、冬は少し乾燥気味ぐらいで、土の表面が乾いて数日したらしっかり水を与えてください。

〇肥料
5月~10月の育成期間中に2ヶ月に1度緩効性化成肥料をやります。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物②:フィカス・ウンベラータ


出典:Pinterest

葉っぱがハート型をした、ジャンル問わず人気の観葉植物です。原産国は熱帯アフリカになります。本来は10mほどの高さに成長する常緑中高木です。観葉植物として販売されているフィカス・ウンベラータは1.5mぐらいまでのが多く、耐陰性があるので室内でも育てることができます。

ー育て方ー
フィカス・ウンベラータは、暑さには強いですが、寒さに弱いので、気温の高い窓際におくのが好ましいです。冬場の夜は窓際は冷えるので、部屋の内側に移動してあげるとよいですよ。また、夏場の日差しはフィカス・ウンベラータの葉は葉焼けを起こしやすいので、直射日光が当たらないよう、レースカーテン越しに置くなどしてください。

〇水やり
葉っぱが大きいので、年中通して霧吹きを使って常温の水を葉に吹きかける「葉水」をしてください。
そして、根元への水やりは、春・秋は土が乾いてきたら、夏は毎日鉢の底から水がでてくるぐらい、冬は少し乾燥気味ぐらいで、土の表面が乾いて2、3日したらしっかり水を与えてください。

〇肥料
5月~10月に2ヶ月に1度緩効性の固形化成肥料をやります。液体肥料を与える場合は2週間に1度ぐらいです。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物③:ユッカ

出典:Pinterest

別名「青年の木」とも呼ばれる、上向きに葉を茂らせ、幹が太いのが特徴のユッカ。原産国は北米、中南米になります。

ー育て方ー
室内でも育てることはできますが、どちらかというと耐陰性が弱く、日当たりを好むので、なるべく窓辺において育てましょう。そして、冬場以外は時々ベランダや庭に出して日光に当てることをおすすめします。
あと、室内で注意するのはエアコンの風に当てないようにすることです。当たってしまうと枯れてしまうことがあるので注意してください。

〇水やり
生長期間の5月~9月ぐらいまでは土が乾いてきたら鉢の底から水がでてくるぐらい水をあげましょう。上げ過ぎは根が腐る原因になるので、注意が必要です。
10月後半あたりからユッカの生長も鈍くなってくるので、水やりは週に1回ぐらいと控えめにしておきましょう。

〇肥料
ユッカの生長期間5月~9月まで、1ヶ月に1回、緩効性の固形肥料をあげましょう。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物④:パキラ


出典:Pinterest

放射線状に伸びた葉っぱがまるでサーフボードのような形にみえ、シーサイドライフ気分が一気にアップするアイテムです。パキラは風水でも運気アップで人気の観葉植物です。葉が悪い運気をしずめてくれ、金運アップ効果もあると言われています。原産国はブラジルになり、生命力が強く最大15mにもなる樹木です。観葉植物として育てるパキラは最大2mぐらいになります。

ー育て方ー
パキラは耐陰性はあるので室内でも育てられますが、日当たりがよくないところで育てると葉伸びなどしてしまうので、時々日光が当たる場所に移動して育てましょう。特に生育期の5~7月は窓辺の日光が当たる場所で育てるとよいです。真夏は葉焼けを防ぐため直射日光があたらないよう、レースカーテン越しに育てるのがベストです。パキラは寒さに弱いので、冬場は暖かい場所で育ててあげてください。

〇水やり
夏場は窓辺など日当たりのよい場所に置いている場合は、土が乾いてきたら水をやり、日陰で育てている場合は乾燥気味にして水やりは控えめにしてもよいです。
冬場は乾燥気味にし、水やりも土が乾いて数日してから水やりをするぐらいでよいです。
また、ハダニ防止のためにも定期的に葉水をしてあげましょう。葉の裏もしてあげるとパキラが元気になりますよ!
〇肥料
肥料を与えなくても成長しますが、はやく生長させたい時などは生育期の春~秋(4月~10月ぐらい)にかけて与えましょう。緩効性の固形肥料か液肥(10日に1回)がよいでしょう。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物⑤:モンステラ


出典:Pinterest

縁から切り込みがはいった独特な葉っぱで、南国の雰囲気を与えてくれることから、西海岸インテリアでも多くの人が取り入れているモンステラ。原産地は熱帯アメリカで、サトイモ科に属しており、種類は20種類以上あると言われています。葉の縁に「水孔(すいこう」という排水器官から余分な水分を排出するため、葉に水滴がついていることがあったり、空気中の水分と栄養を吸収する「気根(きこん)」が茎からはえたりと、面白い特徴のある観葉植物です。

ー育て方ー
もとはモンステラはジャングルの中で育つ植物なので明るい日陰などで育てるのがよく、直射日光には注意が必要です。耐陰性があるので、室内で育てることができますが、あまり日光が当たらないと葉伸びして全体のかたちが悪くなったり、葉の切込がなくなった葉が生えるようになったりするので、なるべく日光のあたる場所に置きましょう。夏場は日差しが強いので、窓辺はレースカーテン越しに日光が当たるようにしましょう。寒さに弱いので、冬場は暖かい、エアコンの風が直接あたらない場所で育てましょう。5℃以上の環境がベストです。

葉が大きいので、定期的に葉の表面についたほこりを取り除いてあげまましょう。

〇水やり
春から秋にかけては生育期なので、表面の土が乾いてきたら鉢の底から水が少しでてくるぐらいあげましょう。冬は生長が弱まるので、乾燥気味にして、土の表面が乾いてから数日(3日ぐらい)たって、水やりをしましょう。 冬は室内の暖房などで部屋が乾き、葉が乾燥してしまうため、根元への水やりよりも葉水のほうを重点的にやることをおすすめします。

〇肥料
与えなくてもある程度生長しますが、与える場合は春~夏にかけて緩効性の固形肥料を2か月に1回か液体肥料(園芸用)を10日に1回与えましょう。与えすぎると大きくなるので調整してください。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物⑥:サンスベリア


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マイナスイオンの発生、有害化学物質を除去、金運アップ効果もあるとして人気のあるサンスベリア。品種もたくさんあるのですが、ここでは手に入りやすいサンスベリア・ローレンティーをご紹介します。ローレンティーは葉に縞模様や黄色い外斑がありるため「トラノオ」とも呼ばれています。

ー育て方ー
サンスベリア全般ですが過度な湿気には弱いので、素焼きの植木鉢や、木製の植木鉢など通気性の良い素材の植木鉢で育てることをおすすめします。
置き場所ですが、耐陰性はありますが、なるべく日光が当たる場所で育てたほうが元気に育ちます。直射日光には弱いので、夏場など日差しの強い時はレースカーテン越しで日光が当たるようにしてください。暑さには強いですが寒さには弱いので、冬場は日中は窓辺で、夜になったら室内の暖かいところへ移動してあげましょう。

〇水やり
気温が10℃以上の春、秋は土が乾いてから2、3日後ぐらいに鉢のそこから水が少しもれるぐらい水やりをしましょう。梅雨時や夏は湿度が高くなるので5日に1回程度、1月の終わり~5月上旬の10~15℃ぐらいの気温の時は10日に1回程度、10℃以下になるとサンスベリアは休眠するので水やりはしなくてもよいぐらいですが、暖房を常につけている室内であれば、温度にあわせた水遣りをしてあげましょう。

〇肥料
基本的には肥料なしでも生長します。与える場合は春~秋にかけて緩効性の固形肥料を2か月に1回か液体肥料を10日に1回、いずれも少なめに与えましょう。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物⑦:アガベ・アテナータ

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アガベというと、アメリカの西海岸ではガーデニングに欠かせないもので多くの種類がありますが、なかでもアガベ・アテナータは他のアガベと違ってトゲがなく、縦に生長し、耐陰性もあるので室内で育てることが可能です。アガベ・アテナータはメキシコ東部が原産国で、リュウゼツラン科のアガベ属で多肉植物となります。

ー育て方ー
日光を好むので、室内でも日光にあたる場所で育てましょう。夏の直射日光は強いので、短時間だけ当てるか、レースカーテン越しで日光があたるようにするとよいです。下葉は枯れていくので、枯れた葉は取り除いてあげましょう。

〇水やり
アガベは乾燥地帯で育つ植物で、湿気が苦手なので水のやりすぎには注意です。春から秋にかけては土が白っぽく乾いたら鉢の底から水が少しでるぐらい水やりをしましょう。
夏は午前中~昼間は気温が高くて株が蒸れたりするので、気温が下がる夕方以降にあげることをおすすめします。冬は気温が5°C以上あれば、1ヶ月に一回程度土が乾いている場合、暖かい昼間にあげてよいでしょう。0℃以下は断水を行ってよいです。

〇肥料
基本的にはあまり与える必要はありませんが、与える場合はアガベ・アテナータの生育期の春~秋にかけて緩効性の固形肥料を2か月に1回か、薄めた液体肥料を10日に1回ぐらいでよいでしょう。いずれも根を痛めてしまうので、少なめに与えましょう。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物⑧:サボテン


出典:Pinterest

サボテンも西海岸インテリアには欠かせないアイテムです。種類も豊富で、サイズも卓上サイズから1mをこえるものまで。お部屋の置き場所や雰囲気に合わせて選びましょう。
その中でも、西海岸インテリアに比較的よくとりいれられている種類は柱サボテン・ウチワサボテン・キンシャチサボテンです。
柱サボテン・・・南北アメリカが原産。柱のように縦に長くのびるサボテンです。
ウチワサボテン・・・南北アメリカが原産。小判型でへらべったい形のサボテンです。縦に生長していきます。
キンシャチサボテン・・・・メキシコが原産です。丸い形のサボテンです。刺が黄色で、1m以上に成長することもあります。

ー育て方ー
サボテンは日当たりの良い乾燥した場所を好むので、日の当たる風通しのよいところで育てましょう。直射日光は葉焼けを起こすので当てないようにしましょう。気温が0度下回る場合は断水してもよいです。

〇水やり
基本的には土の表面が乾いてから2、3日後に鉢の底から水が少しでてくるぐらいあげましょう。水やりをしすぎると根腐れしてかれてしまうので注意してください。
春・秋は午前中、夏は気温が高いと株が蒸れるので、気温が下がった夕方以降がよいでしょう。冬は15°C以下から回数を減らし、10°C以下になたら、断水を行ってもよいです。暖房して暖かい部屋に置いている場合は1ヶ月に一度土が乾いていればあげてもよいでしょう。気温が上がってきたら少しずつ水やりを増やしていきましょう。

〇肥料
基本的にはあまり与える必要はありませんが、生育期の春~秋にかけて緩行性の固形肥料を2か月に1回か、薄めた液体肥料を10日に1回ぐらいでよいでしょう。いずれも根を痛めてしまうので、少なめに与えましょう。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物⑨:エケベリア


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メキシコ・中米西海岸インテリアではサボテンなどと一緒に用いられることが多い多肉植物で、葉がロゼット型をしていて花のように見えるのが特徴です。原産国はメキシコ・中米になります。こちらも、5cmぐらいの小さなものから40cmほどの大きさになるものもあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。

ー育て方ー
年中、日向で育てるのがよいですが、夏の直射日光は当たらないようにし、半日陰ぐらいで育てましょう。
〇水やり
育生期の春・秋は土が乾いたら鉢の底から水が少しでるくらいあげましょう。そして、夏と冬は休眠するので、水やりを控え、葉にシワがよっているようなら乾燥しているので水をやる程度にしておきましょう。冬は断水でもよいぐらいかもしれません。

〇肥料
肥料をあげる必要は特にありません。与える場合は育生期の春と秋に液肥料をあげるぐらいでよいでしょう。

〇肥料
5月~10月に2ヶ月に1度緩効性化成肥料をやります。液体肥料を与える場合は2週間に1度ぐらいです。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物⑩:エアプランツ


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西海岸インテリアの小物アイテムで人気の流木に着生させて育てることができるエアプランツ。その種類は700以上あります。葉で空気中の水分を吸収するため、土や根は必要としない植物です。どのエアプランツでも西海岸インテリアにおすすめですが、その中でここではチランジア・ウスネオイデスをご紹介します。チランジア・ウスネオイデスが中南米が原産地。一節一節が株でできており、長く垂れ下がるように成長します。

ー育て方ー
直射日光のあたらない日向(レースカーテン越しなど)で風通しのよい場所育で育てましょう。適温は20℃~30℃となり、10℃以下の場合は部屋を暖めるようにしましょう。
流木に着生させる場合は拾ってきたものは煮沸消毒などが必要なので、販売されている流木を使う方がよいでしょう。

〇水やり
霧吹きを使って週に2~3回たっぷりと水を吹きかけます。その後は風通しのよい場所においておきます。気温が10℃以上の時は2~3日に一回水やりをし、夏場などは乾燥するので、回数を増やしましょう。気温が10℃以下になってきたら週に1回暖かい時間帯に水やりをします。また、冬場は乾燥するので、加湿器など使って湿度をあげておきましょう。
一ヶ月に1回は数時間水につける「ソーキング」を行うと元気になります。

〇肥料
ティランジアは葉で肥料を吸収するので、液体肥料を使います。濃いと肥料焼けを起こすので、1000倍希釈の液体肥料を使用することをおすすめします。肥料をあげるのは春と秋で、夏や冬は肥料はあげなくてよいです。

 

西海岸インテリアにマッチする観葉植物と合わせたい植木鉢ってどんなものがよい?


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観葉植物をオシャレに見せるには、鉢とのコーディネートも重要になってきます。自然の素材を使ったものを使用すれば、西海岸インテリアテイスト感がぐっとアップしますよ!

〇天然素材で素材の質感を生かした、自然の風合いを感じる鉢選びがポイント!


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例えば、釉薬をかけない素焼きの鉢。光沢系のものではなく、土そのものの質感がでるナチュラルなものがよく合います。色は土のナチュラルな色もよいですが、白が爽やかで部屋を明るくみせてくれ、ワンポイントにもなりおすすめです。また、木製のものなどもよいですね。

〇鉢カバーでおしゃれに


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もし、気に入る鉢が見当たらなければ、天然素材でつくられた鉢カバーやブリキポットを鉢に重ねるとよいですよ。

〇その他自然素材をアレンジしてオシャレ度アップ


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エアプランツのチランジア・ウスネオイデスやつる性の観葉植物などのように垂れ下がって育つものは、ハンギングポットにいれて吊り下げるのもおすすめです。また、卓上サイズなど小さな観葉植物にはマリンブルーやターコイズ色の鉢やブリキ缶、バケツ、麻袋、流木、カゴ、ガラスポットなどのアイテムを使ってみるとオシャレ感が増すので、チャレンジしてみてくださいね。

 

まとめ

観葉植物は西海岸インテリアの爽やかでリラックスできるリゾート感や、海辺の自然を表現するのにマストなアイテムです。いくつか取り入れるとより西海岸テイストを感じられるようになるのでおすすめです。あなたのお部屋にあった緑をチョイスして、自然あふれるカルフォルニアの雰囲気を楽しんでみましょう。

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