●ミッドセンチュリー家具１５選！
ミッドセンチュリー家具
先の章までは、デザイナーや歴史的背景をご紹介してきました。
ここからは、そんな彼らがデザインしたものや、それ以外のオススメのミッドセンチュリー家具をピックアップしてご紹介します。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選①:チューリップチェア／Knoll
出典：Knoll
チューリップチェアは、アメリカ20 世紀モダンデザインを代表する家具メーカーのKnoll（ノール）のためにデザインしたチェア。
床から伸びる一本脚と花びらのような美しい曲線を描くシェルが、一輪のチューリップになぞらえて名付けられました。
一本脚で自立するデザインは世界初のデザインで、それまでの椅子の概念を覆す革新的な構造。美しい佇まいでスペースをスッキリと見せてくれます。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選②:オーバルダイニングテーブル／Knoll
出典：Knoll
テーブル下が椅子やテーブルの脚で煩雑になることを解決するため、研究を重ねて設計された一本脚で自立するテーブル。
同じ構造のチューリップチェアと合わせるとミッドセンチュリースタイルのコーディネートとしてパーフェクトで美しいインテリアに。
椅子を自由に配置できるので、想像以上の使いやすさです。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選③:スワッググループワークテーブル／Herman Miller
出典：ROOM STYLE
1958年に発表されたスワッグレッググループ。
機械で成型された、優雅なカーブを描く金属製の美しい脚（Swag Leg = ぶらりと揺れる脚）が特徴的です。
「美しい彫刻のような脚」をテーマにデザインされました。
脚をウォールナットの横板でつなげることで、強度と安定性を持たせてあります。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選④:スワッグレッグチェア／Herman Miller
美しいカーブと高い強度を兼ね備えたSwag Legを用いたチェア。
オフィスやダイニングルームで、ネルソンスワッグレッググループのデスクやテーブルにぴったりです。
流線形のフォルムは軽やかな外観ながら、頑丈で耐久性があります。
別のパーツで作られた座面と背もたれにより、適度にチェアがたわみ、快適な座り心地です。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑤:イームズテーブル コントラクトベース 丸テーブル／Herman Miller
1958年にデザインされた洗練された印象の丸テーブル。
実用性が高く、家庭やカフェ、ディナースペースまで幅広いニーズに対応します。
コーヒーテーブル、カクテルテーブル、ダイニングテーブルとしても。
自宅がカフェのようなおしゃれな空間に。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑥:ラウンジチェア オットマン／Herman Miller
イームズラウンジチェアは、19世紀のイギリスのクラブチェアをモダンに生まれ変わらせた作品と評され、イームズデザインのアイコン的存在です。
何よりも座り心地にこだわって設計され、座面の傾斜、腰部のクッション、背もたれの角度など快適性を重視し細部にまで最新の注意を払って作られています。
年月を重ねていくにつれ円熟味が増していくチェアは、部屋をゴージャスで特別な空間へと変えてくれるでしょう。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑦:イームズプライウッドラウンジチェア ウッドレッグ／Herman Miller
出典：hermanmiller
イームズ夫妻デザインの、米『タイム』誌から”20世紀最高のデザイン”に選ばれたチェアです。
木調の落ち着いたデザインで、頑丈な構造で機能性も抜群です。
色々な家具と併せやすいのも良いですね。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑧:Eames Molded Fiberglass Chairs
出典：hermanmiller
1950年代のファイバーグラスチェア。
どこかクラシカルな印象を受けるチェアです。
美しい光沢の表面仕上げで、室内にあるだけで明るい印象付けを行います。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑨:Kチェア1シーター/カリモク60
出典：カリモク60
ジャパニーズミッドセンチュリーとしても有名なメーカーカリモク60。
1962年に初めて自社製品として作られた、Kチェア1シーターはミッドセンチュリーらしいシェイプとフォルムを持ったチェアです。
日本住宅向けに開発された家具で、フィット感抜群の家具になっています。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑩:ロビーチェア1シーター/カリモク60
出典：カリモク60
ジャパニーズミッドセンチュリーとして有名なメーカーカリモク60からもう一品。
このロビーチェア1シーターは1968年に開発。
欧米式の生活が輸入され始めた当時のデザインは、「座る」ということを純粋に考えたデザイン、機能性を追求していきました。
そんな中でできたこのチェアは、公官庁等でも採用。
日本人なら「見たことある」と感じるのは不思議なものです。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑪:バタフライスツール/天童木工
出典：sempre.jp
1954年に発表された柳宗理の代表作と言われている、バタフライスツール。
海外からも評価の高いこちらの家具は、国際的な美術館であるルーブル美術館等でもピックアップされているほど。
ジャパニーズミッドセンチュリー家具としては最高峰の知名度、そして抜群の存在感のあるフォルムではないでしょうか。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑫:CH25 LOUNGE CHAIR/Carl Hansen＆Søn
椅子の巨匠と呼ばれるハンス J. ウェグナーによるミッドセンチュリー家具。
最初期に開発された逸品で、1950年に発表され話題を呼びました。
当時のCarl Hansen＆Sønの社長宅で開発したとのことです。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑬:CH24 WISHBONE CHAIR/Carl Hansen＆Søn
ハンス J. ウェグナーによる代表作として知られている、CH24 WISHBONE CHAIR。
通称Yチェアとして知られているこのミッドセンチュリー家具は1950年発売当初より、今日に至るまで様々な人々愛される名作になっています。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑭:Tabouret Solvay/Vitra.
出典：Vitra.
ジャン・プルーヴェによるデザインのミッドセンチュリー家具、Tabouret Solvay。
1941年の作品で、圧倒的な美しいデザインのスツールになっています。
シンプルながらも丈夫な構造でどんな家具とも併せやすい家具になっています。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選⑮:Marshmallow Sofa/HermanMiller
出典：hermanmiller
圧倒的な存在感を放つミッドセンチュリー家具、Marshmallow Sofa。
マシュマロクッションを18個使ってデザインされたソファは、一度見たら忘れることができないほどのインパクトを放ちます。
見た目に反し、座り心地は抜群という評価も得ている屈指の名作です。
オススメのミッドセンチュリー家具１５選:まとめ
以上、ミッドセンチュリー家具のデザイナーと家具についてでした。
家具の作られた歴史背景や、デザイナーを知っていくことで、普段使っている家具にも愛着が湧いてくるのではないでしょうか。
是非あなたの生活に彩りを与える家具にミッドセンチュリー家具を導入してみてはいかがでしょうか。
