「インテリアが生活に影響する」と聞くと驚く人もいるでしょう。生活の質を今よりもっと向上させたい人に、ぜひ注目していただきたいのがインテリアです。この記事では、単に飾りつけだけでない、インテリアの魅力を深掘りしていきます。10の事例を見ながらインテリアデザインのコツをつかんでいきましょう。
インテリアデザインをするメリットやポイント
インテリアをデザインすると得られるメリットとはどんなことでしょうか?またインテリアデザインのポイントについても見ていきましょう。
・インテリアデザインのメリットとは
インテリアをデザインすることのメリットを3つ紹介します。
- 居心地のよい空間になる
自分が好きなものに囲まれた、心地のよい空間はリラックスできますよね。そんなくつろぎの空間が自宅にあれば、仕事から疲れて帰ってきても癒されるでしょう。 - 生活の活力が湧く
部屋がおしゃれだと人を呼びたくなりませんか?アクティブで外交的な気持ちになるのも、インテリアデザインのメリットです。生活にハリが出て、毎日の暮らしが楽しくなると感じるでしょう。 - 作業に集中できる
オフィスやワークスペースのインテリアにもこだわると、仕事に集中しやすい環境を作ることができます。
このように、目的に応じたインテリアを取り入れることで、生活に多くのメリットがあるのです。
・インテリアだけでなく空間デザインを心掛ける
インテリアをデザインするというと、家具などのレイアウトや飾りつけをイメージする人もいるかもしれません。しかし、部屋全体の空間をデザインするイメージで作り上げると、バランスのよい部屋が作れます。
部屋が狭いのなら、背の低い家具を選んで広い空間に見せたり、落ち着いた雰囲気にしたいのなら、暖色系の照明を選んだり……など、そのテクニックは豊富です。ぜひ空間にも目を向けておしゃれなインテリアにしてみましょう。
インテリアデザインの事例10選
ここからは実際のインテリアを見ながら、デザインのコツを紹介していきます。
・インテリアデザイン事例①「北欧風キッチン&ダイニング」
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北欧風インテリアにしたいなら、ホワイトとナチュラルをベースにまとめるのがおすすめです。ホワイトの面積が大きいので、明るく清潔感のある空間になっています。窓が大きいと部屋がまぶしく感じることもありますが、ブラインドで光を調節すると心地よい、優しい明るさをキープすることが可能です。開放感のある高い天井からつるされたペンダントライトが、シンプルな空間にスタイリッシュさをプラスしていますね。
・インテリアデザイン事例②「小物でシンプルな空間にオリジナリティを」
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ナチュラルな木の色とグレーを基調としたインテリアは、リラックスするのにぴったりの落ち着いた印象です。温かみや個性を感じる、アート作品やグリーンといった小物をうまくインテリアに生かすのも、インテリアデザインのポイント。小物はインテリアにオリジナリティをプラスするのにも一役買うアイテムです。上手に小物を使ってインテリアを楽しみましょう。
・インテリアデザイン事例③「ウッド調アイテムでナチュラルインテリア」
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ウッドテイストのナチュラルインテリアは、リラックスしたリビングにぴったりです。ナチュラルな雰囲気にしたいなら、ドライフラワーやウッド調のアイテムを取り入れてみましょう。そのほかのものもベージュやブラウンといったナチュラルカラーで統一すれば、まとまりのある空間が作れます。ナチュラルインテリアと相性がよい暖色系の照明は、心を落ち着かせる効果があるので、リラックスしたい空間で使ってみてくださいね。
・インテリアデザイン事例④「観葉植物を使ってインテリアにメリハリを」
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窓が大きい部屋のインテリアにお悩みの人もいるのではないでしょうか?マンションに多い、一面が窓というデザインの空間には、大きな家具を置かないのがおすすめです。とは言っても、家具やものが少ないと殺風景になりがち……。そんなときには観葉植物を使いましょう。窓際に観葉植物を置けば、シンプルな空間にメリハリがつきます。
・インテリアデザイン事例⑤「落ち着きのあるヴィンテージテイスト」
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アメカジ風のヴィンテージインテリアは、茶系や黒系の渋めなカラーがベースです。重厚感のあるカラーなので、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出せます。ダークトーンのカラーに相性のよいポップカラーを小物で取り入れると、オリジナリティのある、こだわりのインテリアが作りやすいでしょう。
・インテリアデザイン事例⑥「集中できるワークスペース」
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集中力を高めるブルーは、ワークスペースに取り入れたいカラーです。壁紙をブルーにすると広い面積で取り入れることができますね。壁紙は難しいという人は、カーテンやデスク周りの小物なら、ブルーにしやすいでしょう。また、ワークスペースには、作業に必要なものをまとめて置ける、広めのデスクがあると便利です。手の届く範囲に必要なものが揃っていると、作業効率がアップします。
・インテリアデザイン事例⑦「センスあるおしゃれなディスプレイ」
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おしゃれなディスプレイにはセンスが必要です。ネットや雑誌のディスプレイ事例などを参考に、センスの良い飾りつけにチャレンジしてみてはいかがでしょう。空間が広く開いたスペースには、飾り棚を設置したり壁をうまく利用したりすることで立体的に使うことができます。光の加減によって異なる表情を見せるような、おしゃれで高級感のあるオブジェは、大人のインテリアに取り入れたいアイテムですね。
・インテリアデザイン事例⑧「小屋裏にもインテリアデザインを」
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一軒家ならではの醍醐味が小屋裏です。小屋裏をひとつの部屋として活用するには、壁紙にこだわってみましょう。爽やかなイメージに仕上げたいなら、寒色系でコントラストを効かせた壁紙がおすすめです。また、隠れ家的な空間にデザインしたいなら、レンガ調の壁紙もよく合います。いずれにせよ、光が入りにくい小屋裏には、明るめカラーの壁紙をメインにするのがおすすめです。
・インテリアデザイン事例⑨「開放感のある空間インテリア」
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グレートとホワイトで統一されたオフィスインテリアは、スタイリッシュな印象を受けます。無駄なものが一切なく、仕事に集中するにはぴったりです。デスクが窓に面しており、仕事をしながら時折外を眺められるので、開放感があり心地よく働けます。圧迫感のない仕事空間を作りたいなら、透明な間仕切りもおすすめです。フロアが見渡せるだけでなく、明るい雰囲気作りにも役立ちます。
・インテリアデザイン事例⑩「お手入れ不要!人工樹木でグリーンをプラス」
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オフィスの休憩スペースには、ぜひグリーンを取り入れたいもの。こちらはお手入れ不要の人工樹木だそうです。プランター部分が薄く、木目調なのもスタイリッシュな雰囲気によく合います。フロアにも卓上にも設置できるので、さまざまなシーンで活躍できそうですね。グリーンを置きたいけれど、お手入れは面倒……という人にもおすすめします。
インテリアデザインはどうすればうまくいく?
部屋をおしゃれな空間にしたいときの方法をご紹介します。
・インテリア事例を探す
インターネットや雑誌などで、好みのインテリア事例を探してみてはいかがでしょうか?SNSなどでもたくさんのインテリアデザインの事例がアップされています。
メディアを使って事例を探すことには、いろいろなテイストのインテリア写真を見られるというメリットがあります。まず、たくさんのインテリアを見て、自分好みの雰囲気を探してみてください。そして、好きなテイストのインテリアにしぼって、さらに調べてみます。このとき、自分の家に取り入れられるかに注目してみるとよいでしょう。
・インテリアコーディネートを頼む
プロのインテリアコーディネーターに依頼して、自宅のインテリアを考えてもらうこともできます。好きなイメージやライフスタイルを伝えると、家具や照明のレイアウトからカーテンや小物の選定まで、インテリアをまるごとアドバイスしてもらえます。
インテリアコーディネーターに依頼するメリットは、自分で時間をかけて探し回らなくてもよいということでしょう。少ない労力でおしゃれなインテリアにしたい人にはおすすめです。
インテリアデザイン事例を参考におしゃれな部屋へアップデート
インテリアに使う色やアイテムによって、私たちは知らず知らずのうちに心理的に影響を受けています。利用目的に応じてインテリアをデザインすることは、生活をよくするという意味においてもとても重要なのです。生活の質を向上させるためにも、インテリアにこだわってみませんか?まずは、部屋をどのように使いたいか考えてみましょう。お気に入りの空間で時間を過ごすことができれば、きっと今より生活が楽しくなりますよ。