本棚の選び方とおすすめのおしゃれ商品

by twistdesign
おしゃれな本棚

読書好きなひとにとって大切な本を整理整頓しホコリから守ってくれる本棚は欠かせない家具のひとつですよね。せっかくなら大切な本をおしゃれに収納したいという人も多いのではないでしょうか。ひとことに本棚といっても、蔵書スペースや収納方法によってその種類は様々です。今回は本棚の種類と選び方、おしゃれなおすすめ商品についてご紹介します。

●本棚の種類

オープンラック

オープンラックは最も一般的な、扉がない本棚です。本の出し入れがしやすく、ひと目で棚全体が見渡せるため、何の本を収納しているかすぐにわかります。本以外にも、お気に入りの雑貨をディスプレイするなどおしゃれなインテリアとしての自由度が高いのもポイント。背板がないタイプなら前後どちらからも取り出せ、空間の仕切りとしても使えます。オープンラックなら、木製だけでなくスチールなど素材の異なる本棚も種類が豊富です。扉がないのでホコリがたまったり、日当たりによっては本が日焼けしてしまうリスクもあります。ホコリ払いや、貴重な本は別に保存するなどの対策が必要です。

扉付き

大事な本をホコリや日焼けから守りたい方は扉付きの本棚がおすすめです。リビングなど人目のつくところに置いても中を隠せるので雑多な印象を与えませんし、高級感のあるおしゃれな商品もあります。すっきりとしたインテリアが好みの方にもおすすめの本棚です。

スライド式

たくさんの本を収納したい方におすすめなのがスライド式本棚です。収納部分が前後2重になっているため、通常の本棚より多くの本が収納できます。コンパクトながらも収納力のある本棚を探している方にぴったりです。また、スライド式本棚は前面がスライドするため奥に収納した本も取り出しやすく、使い勝手に優れています。奥行きが浅いので、コミックや文庫本などの蔵書が多い方におすすめです。

ディスプレイラック

開閉できるフラップ式の扉が特徴のディスプレイラック。扉部分におしゃれな雑誌やレコードなどを飾ればインテリアのポイントになるので、見せるインテリアにこだわる方に人気の本棚です。フラップ扉を上部に格納できるタイプならオープンラックのようにも使える上、扉を閉めればすっきりと見せられるので、おしゃれなインテリアや使い勝手に合わせてさまざまな使い方ができるのもメリットです。

文庫本ラック

文庫本のサイズに合わせて作られた、奥行きが浅めの本棚が文庫本ラックです。通常の本棚だと文庫本には奥行きが深すぎてスペースが無駄になりますが、文庫本ラックなら効率的に収納できます。大判の本には奥行きが足りず収納できないので注意が必要ですが、圧迫感が少なく部屋が広く使えます。

壁面本棚

読書家の人なら壁一面の本棚に一度は憧れるのではないでしょうか。壁面本棚なら、ご自宅のスペースを最大限にいかして容量を取れるので、蔵書が沢山あっても安心です。さまざまな判の書籍を収納するなら、棚板が動かしやすいかどうかも気をつけて選びましょう。壁面本棚は高さがあるため万が一倒れてくると危険です。転倒防止の工夫(突っ張り式など)がされているかどうか必ずチェックするとともに、正しく設置し安全な使用を心がけましょう。

●本棚の選び方

本のサイズ

どのようなサイズの本を収納するかも、本棚を選ぶ際に重要なポイントです。文庫本のような高さ・奥行きともに小さいサイズの本を収納するなら、奥行きが浅くスリムなタイプの本棚がおすすめです。雑誌や図鑑などの大きなサイズの本を収納するなら高さ・奥行きともに余裕のあるサイズで、本を傷めないようにしましょう。さまざまなサイズの本を収納したいなら本のサイズに合わせて棚板が細かく動かせるタイプを選び、スペースの無駄なく収納しましょう。

材質

本棚を選ぶときには材質にもこだわりたいですよね。置く場所のインテリアにマッチするような材質を選ぶと、おしゃれで読書にも集中しやすい部屋作りができます。ナチュラルや北欧風、カントリーが好みの方は、あたたかみが感じられる木製がおすすめです。落ち着きが欲しい場合はダークな色合い、明るくさわやかな雰囲気が好きならライトブラウンの商品がぴったりです。モダンでクールなインテリアが好みの方にはスチール製もおすすめ。金属のすっきりした質感なら、インダストリアルな雰囲気のインテリアにもよく合います。スチール製の本棚は強度が高く本の重みで棚板がたわみにくいという特徴もありますので、本がたくさんある人や重みのある本を収納したい人にもおすすめです。

置き場所

本棚を選ぶ際、どこに設置するかは非常に大事なポイントです。一人暮らしや狭い部屋に置くなら、圧迫感を感じさせないために低い本棚やスリムタイプを選ぶとよいでしょう。リビングなど人目につきやすい場所に置く場合は、インテリアになじむデザインや、アクセントになるデザインを選ぶとおしゃれな空間を演出できます。すっきり見える扉付き本棚や、ディスプレイラックなどはリビングに置いても素敵なインテリアになるのでおすすめです。また、設置場所の日当たりによっては本が日焼けしてしまうこともあります。光がどれくらい差し込む場所に置くか考慮して、本棚を選びましょう。

インテリア

部屋の中でも大きな位置を占める本棚は、インテリア全体のバランスを考えて選びたいですよね。ナチュラルで落ち着いたインテリアや和室で使うなら、あたたかみが感じられる木製が馴染みやすくおすすめです。色合いも木材によって幅広く選べるので、お部屋のインテリアと合わせてコーディネートがしやすいです。インテリアのアクセントとして、ディスプレイラックのある本棚でおしゃれな表紙を見せたり、本棚の一部に置物を飾って強弱をつけるのもおすすめです。モダン、スタイリッシュな印象にしたければ、金属製の本棚もおすすめです。スチールなどの金属の質感が、スタイリッシュな雰囲気のインテリアによく合い、おしゃれな空間を演出してくれます。

●おすすめのおしゃれな本棚

オープンラックのおすすめ商品

<MK40880 ブックケース/カール・ハンセン&サン>

モーエンス・コッホの<MK40880 ブックケース>は、モダン住宅を考慮して開発された収納システムです。多様な用途、耐久性、そして美しいフォルムと収納に求められるニーズを見事に解決したブックケースシステムです。単体で使うのも良いですし、画像のように複数を組み合わせて大きなオープンラックとしてコーディネートするのも素敵です。

MK40880 ブックケース

出典:カール・ハンセン&サン

扉付きのおすすめ商品

<ヘムネス/IKEA>

扉付きなら、自然な風合いの無垢材を使用している<ヘムネス>はいかがでしょうか。可動棚付き。収納するものに合わせて棚の位置を調節できます。両側のガラス扉の中はインテリアや大切な本を収納し、中央のオープンラック部分には、よく使う本や書類を入れておくと便利そうです。

ヘムネス

出典:IKEA

ディスプレイラックのおすすめ商品

<ストリング・システム/String Furniture>

「ストリング・システム」はスウェーデンの建築家・デザイナーであるニルス・ストリングがデザインしたシェルフシリーズです。規格化されたパーツを組み合わせて作る方式のシェルフで、用途やスペースに合わせて自由に設置できる優れもの。棚板を斜めに設置するタイプの組み合わせを採用すれば、画像のようなお洒落なディスプレイラックとして活用できます。印象を変えたくなったら、パーツの組み合わせ変更や買い足しで新しいスタイルを楽しめるのも魅力です。

ストリング・システム

出典:String Furniture

文庫本用のおすすめ商品

<ブックエンドスライド式 漫画専用収納ラック/LOWYA>

幅120x奥行18x高さ121cmのスライド式ブックエンド付きの本棚です。文庫や漫画に丁度いい浅めの奥行きで無駄なスペースができることがありません。スライド式のブックエンドを仕切りとしても使い分けられるので、テーマ別の分類がしやすく空きスペースに本が倒れてしまうのを防いでくれるのも嬉しいです。

ブックエンドスライド式 漫画専用収納ラック

出典:LOWYA

壁面収納のおすすめ商品

<シェルフ 壁一面の本棚/マルゲリータ>

壁面本棚は多くのニーズがあるもののオーダーメイドではコスト的に見合わなく、一方既製品では大きなサイズのものがなかなかなく、結果、DIYで壁面本棚を作る人も多いようです。こちらの「Shelf 壁一面の本棚」は自作で壁面本棚を作成するケースと比較しても遜色のないコストパフォーマンスを保つシンプルな構成で成り立っており、かつスタイリッシュな空間の演出に一役買ってくれそうです・

シェルフ 壁一面の本棚

出典:マルゲリータ

スライド式のおすすめ商品

<書棚 「OF-90」 スライドオープン/小島工芸社>

おしゃれなスライド式の本棚をお探しなら、こちらの<書棚 「OF-90」 スライドオープン/小島工芸社>がおすすめです。創業130年をむかえる小島工芸社製の書棚で、グラつきのないしっかりとした構造、手間や材料に妥協しない確かな品質からは、メーカーのこだわりが感じられます。幅902奥行410高さ952で本棚としては大きくないサイズですが、文庫本やコミック、DVDケースをスマートに整理できるスライドタイプなので蔵書が多い方にもおすすめ。また、オープンタイプなので、ダイレクトに出し入れができます。大容量の機能性とおしゃれさを兼ね備えた、おすすめ商品です。

書棚 「OF-90」 スライドオープン

出典:iDC大塚家具

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