ペットの臭いの消臭対策15選!少しの工夫でペットのお悩み解決

by twistdesign
ペットはあなたには無限の喜びをもたらすと同時に、悪臭ももたらします!

ペットを家族の一員と考えているなら、あなたはペットに家のほとんどの部屋に出入りすることを許しているのではないでしょうか?

そんなペットたちは、家の様々な所で汚れやニオイを残しているはずです。あなたは慣れてしまって気づいていないかもしれませんが、お客様があなたの家に来た場合は、そのニオイに気づくでしょう。

家の中のペットの臭いに対処する必要があります。多くのワンちゃんやネコちゃんは、小さな体から衝撃的な量の毛やふけを飛び散らしています。

この記事では、毎日のペットの臭いに真っ向から立ち向かうためのヒントとコツをご紹介させていただきます。 お役に立てますと幸いです。

1. ペットの毛やふけを掃除機で吸い取る

抜け毛のあるペットを飼っている場合、抜け毛全てを対処することは本当に大変です。床に掃除機をかけることが重要であることは誰でも知っていますが、実際には、床だけではまったく十分ではありません。

ペットの毛やふけが隠れている可能性がある場所ならどこでも掃除機をかけることが重要です。例えば、ソファのクッション、家具の後ろ、ペットが好きな場所とすべて隙間が含まれます。ペットの抜け毛が少ない場合でも、ペットのふけは残っているため、隅から隅まで掃除機をかけることが重要です。

2. ペットの使用する布製品をこまめに洗濯する

ペットが毎日使っている布製品を定期的に洗濯することも大切です。例えば、ペット用ベッドのシーツやカバー、リネン、毛布、クッションカバーなどは、よく洗いましょう。洗濯した後でしっかり乾燥させることも重要です。

3. ペット用品をきれいにする

ペットの臭いの消臭ために定期的に行う掃除の際に忘れがちなのが、ペットのおもちゃ、フードボウル、首輪、ハーネス、リード、マット、ケージ、キャリーバッグなどです。そのようなアイテムには臭いや細菌が簡単に付着します。そのためペットの身の回りにあるものを定期的に拭いたり洗ったりすることも重要です。

4.ペットを定期的に入浴させる

ペットも生き物ですので、皮脂やフケ、毛の絡まりなどの汚れは避けられません。それを放置すると臭いやアレルギー、汚れの付着のような原因になります。とはいえ、人間のように頻繁にシャンプーする必要はありません。成犬で月1〜2回が適切な頻度、猫ですと半年に1~2回くらいと言われています。

ペットの入浴は、自宅でお風呂に入れるか、トリミングサロンに頼んでいるかどちらかだと思います。スマホでリマインダーを設定するか、カレンダーでイベントを設定して、忘れないようにしましょう。

ただし、ペットの中には、水が大嫌いで、入浴を嫌がるワンちゃん、ネコちゃんも多くいます。無理やりシャワーをかけてシャンプーするのはやめましょう。まず、蒸しタオルで体を覆い、汚れが浮き上がるまで待ってからふき取ることで、ある程度の臭いや汚れを取ることができます。

5.重曹を使う

あなたの家の悪臭に取り組むという点では、重曹は素晴らしい消臭剤です(私たちのほとんどは、冷蔵庫や冷凍庫で重曹を使用していることからすでに知っています). ペットのベッドやソファのクッションに重曹をふりかけ(ラベルを確認し、最初に小さな領域でテストしてください)、数分間放置してから掃除機をかけます.

重曹は、悪臭に対処するための素晴らしい消臭剤です。近年、多くの人が冷蔵庫や冷凍庫の消臭に重曹を使用しています。食品用のベーキングパウダーは、焼き菓子を作る際に使用したり、コンニャクの凝固剤として使われたりするため、もちろん口に入れてももんだいありません。ペットのベッドやソファのクッションに重曹をふりかけ、数分間放置してから掃除機をかけたり、ペットの体の脂汚れをふき取る際に重曹水を使ったりすると、臭いを防ぐことができます。

6. 酢を使う

酢の使用は、より深刻なペットの臭いに対する非常にナチュラルな洗浄方法です。

まだ完全に躾がされていない子犬、子猫などは、カーペットの上などでおしっこをしてしまう傾向があります。そのうえ、なぜか柔らかい布にしてしまうので、きれいにするのが大変です。しかも、汚れ以上に、臭いのほうがなかなか落ちず問題です。

特に猫の尿はアンモニアが濃縮されているため、洗濯機に入れても臭いが取れにくいです。その臭いを消すことができるのが「酢」です。酢を少量の水で薄めたものをスプレーボトルに入れて、カーペットや床にスプレーしてみてください。

さらに、酢を重曹と組み合わせてクッションや寝具に使用すると、もっと強力な消臭効果が得られます。

7. ペット用脱臭機

脱臭機はアンモニア臭などの悪臭除去を目的とした機能がついているため、消臭効果にすぐれています。そのうえ、ペット用脱臭機は、動物ならではの独特な臭いのもとであるアンモニアの除去に特化して作られています。ペットの臭いを軽減させつためには、空気清浄機より脱臭機、さらにはペット用脱臭機のほうが、効果がありおすすめです。

ペット用脱臭機には様々なタイプがあり、効果を発揮する臭いの種類も脱臭方法によって変わってきます。そのため、ペット用脱臭機を選ぶ際は、脱臭力だけでなく、設置スペース、臭いの性質などもチェックする必要があります。

8.HEPAフィルター

アレルギーがある人なら、ペットの臭いや、毛、ふけなどの問題を解決するためにHEPAフィルター付きの空気清浄機と掃除機がお勧めです。

HEPAフィルターは、空気中からゴミ、塵埃などを取り除き、空気をきれいにする目的で空気清浄機などに使用されている高性能なエアフィルターの一種です。空気中の0.3μm以上の粒子を捕集できると言われています。そのためペットのフケなどの有害な粒子を捕捉することができます。

9.ペットが好きな場所は入念に掃除する

家の消臭対策のためには、ワンちゃんやネコちゃんが好きな場所を忘れずしっかりと掃除してください。たとえば、ネコちゃんは棚の上や狭い所が好だったり、クローゼットの中で居眠りするのが大好きな子犬がいたりします。ペットの臭いを完全になくすためには、ペットの好きな場所をしょっちゅう掃除してください。

10.消臭効果のあるトイレを使う

ペットのニオイ対策には消臭効果のあるトイレシートが効果的です。猫の場合は猫砂を敷いて対策するのが一般的です。

しかし他にも、ふた付きトイレや消臭スプレー、トイレの近くに設置する小型の脱臭機など、トイレ用の消臭グッズはたくさんあります。外から家に入った時に臭いと思ったら、そのようなアイテムも併せて使用することをお勧めします。

11.消臭効果のあるカーテンにする

消臭効果のあるカーテンもおすすめです。基本的に、カーテンは一年中掛けたままにしておくため、ペットのニオイが吸着しやすく、部屋全体が臭う原因となりえます。消臭効果のあるカーテンを使用し、定期的に選択するようにしましょう。

12.消臭機能付きの壁紙やコーティングされた床にする

人が不快に感じる臭いの原因は雑菌の繁殖ですが、これは排泄物そのもののせいというより、壁や床に飛び散ったペットの汗や汚れが原因となっていることが多いです。そのため、ペットの臭いは、トイレではなく床や壁などから強くします。

ペットの臭いを防ぐために、ペット用の壁紙やコーティングされた床を使用することをお勧めします。水拭きが簡単な壁紙や、さっと張替ができるペット用シートを使うと、消臭対策に役立ちます。

また、ペットがフローリングにおしっこをすると、アンモニアが浸透して臭いが残る場合があります。消臭対策としてあらかじめコーティング剤を塗布しておけば、汚れても簡単に拭き取れます。

13.室内の空気の流れを作る

ペットの悪臭がする家では、空気の流れがちゃんと作られていない可能性があります。

消臭剤を使いさえすればニオイが無くなるわけではありません。臭いそのものを部屋の外に出すためには、換気扇を使って臭い空気を外に出す必要があります。空気の流れに沿ってペットのニオイを誘導することで、部屋に嫌な臭いがこもらないのです。

逆に、給気口は外から新鮮な空気を取り入れるための小さな窓です。リビングや寝室などほとんどの部屋に設置されており、外気を取り入れて室内の空気を循環させる役割を持っています。そのため、給気口の近くにペット用のケージやトイレを置くと、部屋の中にペットの臭いが入り込んでしまいます。

家の換気扇と給気口の場所を確認し、ペット用品の置き場所を考慮しましょう。

14.お茶の葉や淹れた後のコーヒーの粉で消臭剤を作る

賞味期限が切れてしまった紅茶や緑茶、淹れた後の紅茶や緑茶の葉を使って、お手軽消臭剤が作れます。

賞味期限切れの紅茶や緑茶、淹れたての紅茶や緑茶の残り葉で簡単に消臭剤が作れます。お茶の場合は茶葉を乾燥させ、コーヒーの粉がこぼれないように、フィルターのままテープを巻いて排水溝カバーに入れて口をしばります。臭いの気になる部分の近くに吊るしてください。

15.ブラックライトでペットが汚した場所を特定する

臭いのある場所を特定して処理したにもかかわらず、悪臭が続く場合は、ハイテクを使用する必要があるかもしれません。ブラックライトを当てると尿や唾液などの体液が光るので、今まで気がつかなかった気になるところを見つけてくれます。

部屋の電気を消してUVブラックライトをカーペットに近づけたり遠ざけたりして、汚れを見つけます。家具や壁の下部もスキャンして、問題のある場所をすべて見つけてください。

ブラックライトは、こぼれた飲み物や洗浄剤の残留物など、体液以外にもさまざまなものを光らせることに注意してください。ただし、これらのほとんどは真っ白に光りますが、尿と唾液は淡い黄色から緑に光る傾向があります。

おわりに

家が動物園のような臭いがしないようにするためのペットのニオイの消臭対策を紹介させていただきました。

世の中には多くの臭い対策グッズがありますが、消臭剤は自分で作っても十分な効果があります。とにかく掃除機をかけ、よく拭き、換気により嫌な臭いを外に排出させることが重要です。多くの家では24時間換気システムがあり、それがない家の場合も、換気扇を使うことで空気の流れを作ることができます。

ペットの臭いは放っておいても消えないので、場所を特定して、元から取り除くことが大切です。今回ご紹介した方法やアイテムを是非試してみてください!

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